1. 男はつらいよ 噂の寅次郎
《ネタバレ》 寅さんシリーズは、全作見ていますが大原麗子が出演しているので、この作品を見直してみる気になりました。彼女の出演作品は、その後の人妻役の時のほうが強烈な印象でこんな作品あったんだっけという感じでした。店の出口で彼女が「とらさん、すきよ」と言ったあと。とらやの家族がその後の成り行きを予感しての微妙な表情が、面白かった。さすがに山田洋二の名人芸です。久しぶりの寅さんでしたけど、やっぱりかっこいいわね。 [レーザーディスク(邦画)] 6点(2009-09-21 20:58:37) |
2. オリヲン座からの招待状
《ネタバレ》 宮沢りえは、どんどんよくなっていくように思います。最期の老け役はいい俳優を使っているんだけど、そのままでよかったんじゃないかな。自分の想像力のなさを棚に上げて言うと、なんか、つながらなくなってしまった。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2009-02-23 22:20:08) |
3. 俺は、君のためにこそ死ににいく
《ネタバレ》 作者は、タイトルに思いを込めているのだろうけど、なんか覚え難くありませんか。それだけ、どうでもよい作品でしたね。やはり、岸恵子はどうかな。田舎町の食堂のおばちゃんにはスマート過ぎて見えません。それから徳重君。印象の薄い人ですよね。まあ、あまり俳優のインパクトが強すぎると岸恵子みたいに嘘っぽくなるから、その意味では適役なのかも。筒井君の隼が離陸直後に失速して墜落するんだけど、あれは事故か、それとも覚悟の自殺なのか。この作品からの収穫は、特攻機は海軍のゼロ戦というイメージが変りました。特攻は陸軍もしていたんだ。だから、軍服も階級の呼び方も違うし、乗ってる飛行機は隼なんだ。もっとも、隼っていわれなければ、ゼロ戦と思ってみていたと思うんだけど。 [DVD(邦画)] 5点(2007-10-30 12:33:06) |
4. 男たちの大和 YAMATO
泣けると聞いて、映画館まで足を運んだのだが、主人公たちにあまり共感することが出来ませんでした。多くの書き込みでも指摘されているように、現在のシーンは違和感を覚えました。むしろ、東宝映画「連合艦隊」における大和の最後のほうが、胸にしむものがありました。 [映画館(邦画)] 7点(2006-03-05 17:22:16) |
5. 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
男はつらいよシリーズは、全作品ビデオで見たのだが、この作品の前後が一番脂が乗り切っているような気がします。特に、この作品のいしだあゆみははかなげでとても色気がある。寅さんならずとも、ほれますね。浅丘るり子との「ハイビスカスの花」もいいのだが、私は個人的にこの作品のほうが好きです。この両作品の寅さんは、女にほれられるほどかっこいいです。ラストシーンで、彦根城下で陶芸の先生と再会して「ビールでも飲むか」と声をかける寅さん。いいですね。渥美清には、もっと寅さんを演じ続けてもらいたかったですね。(梅雨時のアジサイの花を見て、思い出しました) 10点(2003-06-18 19:51:38) |
6. オーロラの彼方へ
よく考えたら、ハチャメチャな展開なのだがこれは、いい映画です。メッツがワールドシリーズで初優勝した年は、日本の野球ファンの間でもかなり話題になったのでよく覚えています。 8点(2003-03-01 00:15:56) |