1. 大いなる陰謀
まず、邦題に騙されたなと。そして今更観てもしょうがないとか、日本人の私が観てどうなるのかと思ったのでした。 これが日本で劇場公開されたっていうのも信じられないくらいです。 あからさまに批判しているし、何が言いたいのかすごくわかりやすいんですが、これを映画にしたっていうのがイマイチよくわかりませんでした。そしてなぜ、トム・クルーズとメリル・ストリープなのか?このキャスティングにもなんか違和感。 問題提起はわかるけど全く面白くない映画でした。テーマがあれなんでそこまで低評価ってわけでもないんですが、映画を観た気がしなかったです、はい。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-02-03 22:31:40) |
2. 俺たちフィギュアスケーター
この徹底したおバカぶりはいいんですけど、ベン・スティラーほどの格はないですね。 あそこまで理屈抜きで愉しめない、面白くないんです。 センスの差なのかなあ、でも「ミス・ア・シング」は恐ろしいほど合ってます、これはサイコー。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-09 01:40:56) |
3. 終わりで始まりの4日間
久しぶりに清々しくクスっと笑える自分探しモノを観ました。ザック・ブラフ、どっかで見たことあるような感じの人ね。トラヴォルタとマイク・マイヤーズを足して割ったみたいだ。ピーター・サースガードをじっくり見たのは初めて、若い頃のキーファー・サザーランドみたいで胸キュンでした。なんていうんだろう、会話やちょっとしたショット、シーンがシュールなのに自然だし、間がいいのね。背景もキレイ、好みの雰囲気です。そして音楽もいい、ビン回しゲームの時の曲はなんていうの?あの曲すごく良かったです。監督・脚本も手がけたザック・ブラフのセンスの良さを感じました。早回しとかスローモーションとか「あーあの監督のアレかな?」なんてのもあったっけ。全体的にはキャメロン・クロウを思い出させる感じかな。小品だけどこれは良いです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-09 20:42:39) |
4. オーシャンズ11
オリジナルは未見なのが幸いしたのか、楽しく拝見いたしました。オールスターキャストといっていいこれは、主役クラスの大スターが同じ画面に一斉に出てくるというのが素直に嬉しい。ただジョージ・クルーニーとジュリアのエピソードは余分。この時お二人はプライベートでもデキていたみたいだけど、仕事に私的なことは持ち込まないでいただきたい。ジュリアの悪口はあんまり言いたかないけど、彼女ははっきりいって顔も演技も大味な女優なので、動きの多い「ガハハ」と笑うキャラは魅力全開なのだが、知的で品のいい大人の女を演じようとするとコケる。カジノの階段を降りてマットとブラピの前を通り過ぎるシーンのジュリアの歩き方は猫背で傾いてるみたいで美しくない。あとは、それぞれ自分の役割をきっちり演じていたと思う。マットが一番よかった。あのおじいちゃんソールでしたよね、すっかり騙されました。アンディ・ガルシアだけじゃなく観客も騙してやろうというところね。ジトジト、ギトギトしたヘンな暑っ苦しさがないのがよいです。俳優に演技指導としてカードを教えるシーンで「テレビから映画に変わるのって大変だろ?」とその俳優に聞くクルーニー。ニヤリ、クスっとしました。 7点(2003-12-09 09:17:47) |
5. おいしい生活
昔のコメディみたいで楽しく観ました。トレーシー・ウルマンの衣装がいいわ。成り上がってからのウルマンが滑稽でもあり可愛らしくもありました。トリュフのことを「ブタにしか探せない高級食材よ」と言ったのには笑った。アレンの泥棒仲間もひょうひょうとしてていい感じ。アレンはお金持ちにはなりたいけど、それよりもスリルが好きなドジでケチなギャンブラーでした。 8点(2003-12-01 12:55:36) |