1. おおかみこどもの雨と雪
すごくよかったです! 花、雪、雨。この3人の人物の描き方がほんとうに細やかで、生き生きと暮らしている彼らの姿を見ているだけでも、思わず涙腺が緩んできます。設定は変わってるんだけど、実はこれは、どこにでもある普通の親子の物語。あえて特殊な設定にすることで、「親子」「子育て」というものの本質が浮き彫りになるという仕掛けです。自分の母親への感謝の気持ちを思い出しました。細田守監督の作品を見るのは「時を~」「サマー~」に続いて3作目。3つともよかったけど、この「おおかみこども~」が、一番好きです。 [地上波(邦画)] 8点(2013-12-28 23:27:56)(良:1票) |
2. 大阪ハムレット
いい映画ですね。「ここで泣かすぞ!」みたいなあざといシーンはまったくないのに、ボロ泣きでした。登場人物の一人ひとりがとっても魅力的。染みるなあ。みんなよかったけど、特に母親役の松坂慶子と次男役の森田直幸の芝居にはグッと来ました。 [DVD(邦画)] 8点(2011-10-25 00:29:14) |
3. おくりびと
思っていたのと、全然違いました。もっとかったるい、説教臭い映画か、お芸術映画を想像していました。でもこれは、テンポの良い、ある種テレビドラマ的なわかりやすさを持った、人間ドラマ。配役も良かったと思います。普通に面白いです。映画のイメージから敬遠している人にも、オススメです。 [地上波(邦画)] 7点(2009-10-06 18:38:30) |
4. おろち
《ネタバレ》 ストーリー、オチは、なかなかよかった。しかし映画の出来はイマイチ。テンポは悪いし、絵の撮り方もありきたり。セリフも雑。きっと原作はおもしろいんだろうな。 [DVD(邦画)] 4点(2009-09-04 18:47:15) |
5. 音符と昆布
《ネタバレ》 池脇千鶴の演じる「かりん」のキャラが、なかなか魅力的。映画としての息遣いも感じられたし、外灯の写真やピアニカ、金魚、アイロンなど、小道具もよく生かされていたと思います。物語は、連続ドラマの第1話といった感じで、これから面白くなりそうだなあ、と思ったあたりで、映画が終わってしまいます。「続きが見たい」と思わせてくれるという意味では、いい映画とも言えますが、この映画の内容だけで評価すると、やはり6点が限度かなあ。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-16 23:30:09) |
6. 俺たちフィギュアスケーター
くだらない・・・。ばかばかしい・・・。ほんとうにくだらない・・・。でも、おもしろい! なんだかんだ言って、よくできてるんじゃないでしょうか。出来の悪い芸術映画より、よく出来たおバカ映画。そう思わせてくれる一品です。とにかくひたすらおバカな映画。徹底してます。あと、結構新しいというか、今まで見たことない感じですね。ちなみに本当は飛行機で見ましたが、選択肢になかったので映画館としました。 [映画館(吹替)] 7点(2008-09-23 01:59:12) |
7. 鬼が来た!
《ネタバレ》 設定はまあまあ面白いが、役者の芝居はガチャガチャ騒いでいるばかりだし、映画の進行にも緩急や山がなく、見ていた疲れた。戦時中の雰囲気はリアリティを持って描かれており、そこは評価できるが、人間が描かれていなくて、物語が薄っぺらかった。だから後半、誰が誰に殺されようと、あまり何も感じない。「そういう風に人から人間性を奪い、人間をみんなステレオタイプにしてしまうのが戦争だ」ということを訴えたかったのなら、ある意味成功かもしれない。でも、それは映画として面白いものではなかった。僕は、やはり生きた人間の姿が見たいのだ。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-22 23:39:04) |
8. オーディション(2000)
《ネタバレ》 途中まではなかなか面白かった。人物の描き方、物語の展開のさせ方など、すべてがいい感じで、楽しめた。先を読ませずに興味を引く語り口も絶妙。ところがラストの「キリキリキリキリ〜」の部分が拍子抜け。残酷描写が話題だそうだが、もっと残酷な映像をたくさん見てきた自分には普通のスプラッタにしか見えなかった。そうして結局何が何だかわからず映画は終了。「私だけを愛してくれるか」という審査基準で、実は女が男をオーディションしていた、ということみたいだが、スッキリしない。「言葉は信用できないが痛みは信用できる」という言葉と、あの女の行動は合致していない。要は子供がアリの足をもいで遊んでいるのと同じでしょう。残念な結末。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-16 17:06:17)(良:1票) |
9. オトシモノ
《ネタバレ》 勇気を出して4点です。コメディとしては、これくらいあげてもいいのではないでしょうか。まったく笑いどころのなかった「呪怨」なんかよりは大分面白かったです。「何でやねん!」「あんたが八重子の子供かい!」「トンネル壊せばいいんかい!」「結局何の呪いだったのかは放置かよ!」など、ツッコミどころ満載で、飽きさせません。冗談抜きで、声をあげて笑いました。下手なコメディ映画より上です。 [DVD(邦画)] 4点(2008-08-19 02:45:54)(笑:1票) |
10. 親指さがし
上手に作れば、面白くできそうなストーリーですが、出来が悪すぎます。とにかくダラダラしていて、テンポが悪い。また、登場人物の人間性が全く描かれていなくて、非常に薄っぺらい。まったくお勧めできません。 [DVD(邦画)] 0点(2008-08-06 09:57:37) |
11. おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill-
《ネタバレ》 面白い! 傑作! 全部よかったです。涙を流して笑いました。奥菜恵、こういうのうまいですね! 彼女、最近ダメな事が多かったので、驚きました。役者さんって、もらう役によって本当に違いますねえ。犬山、池谷がすばらしいのはもとより、真木よう子もよかったです。 [DVD(邦画)] 9点(2007-07-08 08:30:35) |
12. おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!
おニャン子世代としては、涙なくしては見れない。80年代フォーエバー。 [映画館(邦画)] 5点(2004-05-02 20:22:41) |
13. 踊る大捜査線 THE MOVIE
テレビのシリーズはかなり好きだったが、この映画はまったくつまらなかった。なんでヒットしたんだろう?? 0点(2004-02-20 13:26:05) |