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プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

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1.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
大好きな寅さんがスクリーンに帰ってくる。お帰り寅さんだけど、なんだかお帰りというよりもさよなら寅さんて気がしてならないのはスマホを扱うさくらやら、満男の仕事の環境を始めとするインターネット社会を見せられると、もう寅さんはこの世に居ない現実と仮に居ても寅さんの居場所が無い様な違和感を感じてしまい寂しくてなりません。冒頭の主題歌にしても渥美清しか考えら無い。誰が何と言おうと男はつらいよは渥美清のものなのだ。満男と泉のストーリーに関しては寅さんは亡くなってるから仕方ないけど、せめて主題歌ぐらいは渥美清が歌うのを見たかったと思ったがラストで渥美清の歌う主題歌が流れて来て涙が出て来て参りました。寅さんの元気な頃の姿とマドンナとのやり取り、そして何よりも寅さんへの愛に満ち溢れた山田洋次監督からのメッセージと取れる満男の乗ってた車のナンバーが1969という拘り、1969が意味するもの、映画男はつらいよの 1作目の公開された年が1969年である。そんな拘りを感じさせる山田洋次監督の演出に感動しました。話的にはある程度予想していた通りの結果、渥美清不在だから、渥美清の居ない男はつらいよは男はつらいよというより編集編、寅さんを一度も見た事の無い今の若い人達に少しでも寅さんに興味を持って貰えたらという山田洋次監督を始めとするこの映画に関わって来た全ての願いを感じることもできた。一人でも沢山の方に渥美清の素晴らしさ、映画男はつらいよの素晴らしさを知って欲しいと思うし、この作品を見て寅さんに興味を持った方は一度で良いから 1作目だけでも見て欲しいと思う。山田洋次監督もきっとそういう願いで撮ったはずです。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-09 20:22:24)(良:4票)
2.  大鹿村騒動記 《ネタバレ》 
この映画、同じ県に住む者として劇場で観たかったが観に行けなかったのだが、やっと観れた。はっきり言って原田芳雄の遺作としては何か物足りなさが残るし、タイトルに騒動とある割にはそんなにも騒動が起こるのか?どんちゃん騒ぎ的な要素もない。そういう意味では物足りない。しかし、観ているとそれとは別にあの美しい山、美しい空の色、景色の美しさ、同じ信州に住む者として自慢出来るほど美しい。そんな美しい景色の中でそれぞれ色んな人間の持っている人間的な匂い、感覚、そういうものが見える。都合の良いように記憶を忘れ、同じように都合良く記憶を感じとる貴子(大楠道代)という女、そんな貴子に対しても他の人たちと同じく接しようとする原田芳雄をはじめとする岸部一徳他、男達の人間的な芝居と優しさ、勿論、松たか子演じる女性的な雰囲気、匂いとでも言うべきか?も印象に残る。大勢の観客の前で影清という名の歌舞伎の芝居を披露する場面、それを観て拍手し、楽しんでいる観客との見せる側と観る側とのコミュニケーションこそが人間が持つべき真の姿であるように感じるし、色んな意味で人と人との繋がりの素晴らしさをこの映画は俳優達の素晴らしい演技によって感じさせてくれる作品になっている。この映画が最後の作品となってしまった原田芳雄のご冥福をお祈りすると共に三國連太郎と佐藤浩市との親子共演も見所の1つであり、三國連太郎の出番こそ少ないけど印象的な優しい顔つきは一度観たらいつまでも忘れることなど出来ないぐらい本当に優しくて良い表情している。日本映画を長い間支えてきた名優三國連太郎さん、いつまでも長生きしてください。
[DVD(邦画)] 7点(2012-01-19 23:07:51)
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