1. オリエント急行殺人事件(2017)
《ネタバレ》 ○結末があまりに有名なため、その結末までをどう運ぶかに期待がかかるが、残念ながらその期待を上回ることはなかった。至って普通 ○原作に近いとはいえ、あの髭に慣れるのに時間がかかった。○古典の名作なのに、CG満載で、俯瞰ショットからセット感丸出しなのは醒めてしまう。 [映画館(字幕)] 5点(2017-12-18 13:57:18) |
2. 大いなる陰謀
《ネタバレ》 ○主に三者の立場(正確には若者という枠を入れると四者かな)から語られる戦争。何かを考える契機にはなるが、提案はしていない、あくまで現状を伝える、そんな作品であった。○レッドフォードは老いて顔が皺くちゃになってしまったが、こういう教授役ならいい具合にはまるな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-17 22:13:55) |
3. オデッサ・ファイル
《ネタバレ》 ○主人公が執拗に追い続ける理由は本当に最後に分かるが、そこに大勝負をかけすぎな気もする。小説版なら違うかもしれないが。○もうちょっと緊張感の持続する展開にしてほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-05-29 20:35:10) |
4. お早よう
《ネタバレ》 ○小津監督のコメディの傑作。○子供たちのだんまり作戦と町内会費の問題が交錯する脚本の妙。杉村春子のすばらしさも再認識。○雑談はできても、肝心なことは言えないというテーマもベタだが子供をうまく使いながらしっかり起承転結させている。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-05-29 09:30:57) |
5. オリエント急行殺人事件(1974)
《ネタバレ》 ○恥ずかしながらオチは知らなかったので驚いたが、それに至る推理が事件解決にあまり繋がっていないような。○名優たちの豪華共演を楽しむには良いか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-29 09:18:58) |
6. 男はつらいよ 寅次郎真実一路
《ネタバレ》 ○大原麗子二度目のマドンナ。人妻役ですが、家庭に居ても美人で溢れる色気に、寅さんも眠気が吹っ飛んだことでしょう。○米倉斉加年の準主役を味わえる寅さん作品でも外せない作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 23:44:11) |
7. 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
《ネタバレ》 ○木の実ナナも昔はきれいだったんだなと。どうも役柄的にリリーと被る感じもあったが、今までのマドンナとは一味違う雰囲気だった。○また、武田鉄矢の役がまんま前年の山田洋次映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 23:39:34) |
8. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 ○嫌というほど流された予告編を何とか避けつつ鑑賞。○リドリー・スコット×SFでのイメージで見ると面食らうが、SF×サバイバルとして観れば面白い。多少コメディタッチでワトニーと一喜一憂できる感じだ。○近年のSF作品でいざという時に中国登場があったが、これもかと少しげんなり。映画の終わらせ方もどこか古臭い印象だった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-22 22:10:55) |
9. OK牧場の決斗
《ネタバレ》 ○タイトル通り最後に決闘シーンがあるとはいえ、それまでのストーリーが退屈。まとまっているが、ふわふわした感じ。○ケイトはもう少し魅力あるキャラにできなかったのかね。○またラストの決闘シーンもいまいち。どうやってやっつけるかというところにストーリーがない。正面から突っ込んだらそりゃやられるだろうに。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-11-07 20:08:54) |
10. オーシャンズ13
《ネタバレ》 ○入れ代わり立ち代わり画面に映る豪華キャストを見る以外に見どころがないな。○騙す騙されるのアイデアもないし、普通のコメディ映画としてみるべきか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-17 23:51:13) |
11. 狼の挽歌
《ネタバレ》 ○ラストシーンこそ印象的だが、アクションも色恋も中途半端な印象。○ブロンソンの渋さにジル・アイアランドの見事な美貌。当時30代半ばとは驚かされた。○カーチェイスも当時の流行をなぞったような出来。○脱ぎっぷりもアクションももっと大胆にしてほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-27 00:45:44) |
12. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>
《ネタバレ》 ○多少の追加撮影をした特別編だが、この程度の追加で特別篇というのも違和感を感じる。後期作品の準主役は満男だが、せめてさくらの出演もあってよかったのではと。○他のレビュワーも指摘しているが、寅さんシリーズの象徴としてマドンナはリリーで良いが、ハイビスカスの花ではないんだな。自分は相合傘が一番だな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-10 19:53:30) |
13. 男はつらいよ 寅次郎紅の花
《ネタバレ》 ○いよいよ最終作。神戸を歩く寅さんを移すカメラが徐々にズームアウトしていく。これが最後だと思うと涙が出てきた。○残り2作が予定され消化不良なエピソードもあるが、結果的にこれが最終作でよかったと思える。リリーとのやり取りもすべてが素晴らしかったように感じる。これは永久保存版。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-10-10 19:47:57)(良:1票) |
14. 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
《ネタバレ》 ○後期作品では印象の薄い作品。あと一作品で終わりかと思うと寂しい思いもあるが、寅さんの元気なくして面白くなりえない作品であることを痛感した。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-10 19:37:47) |
15. 男はつらいよ 寅次郎の縁談
《ネタバレ》 ○これだけ作っているとタイトルのアイデアも尽きてくるのだろうが、いやはや縁談なんてどこにあったのか。ここ最近はそんなのばっかりだったが。○マドンナの松坂慶子はどうも健康そうなんだよな。2回目のマドンナだが、前回の方が良かったかな。印象的な場面も少なかったかな。○一方満男は前回泉ちゃんと別れて今度会ったらなんて言っていたのに、島の子と…。手編みのセーターなんて時代を感じますね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 21:24:48) |
16. 男はつらいよ 寅次郎の青春
《ネタバレ》 ○ゴクミシリーズ最終章!?ふたりのじれったい関係も新幹線ホームのキスで終わりか。そもそも泉が東京にいる理由がよくわからないままの別れであり、母の手術もすべてゴクミシリーズを終わらせるためだと思うとやりきれない気持ちになる。○一方寅さんは風吹ジュンを相手していたが、寅さんが帰ると分かると突然ブチ切れるところに少し興ざめ。○御前様の笠置衆さんが遺作だったが、確かに痛々しい演技であった。最後のセリフが「殺される」というのもブラックだった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-08 21:10:03) |
17. 男はつらいよ 寅次郎の告白
《ネタバレ》 ○前作いなかったマドンナが復活。未亡人は何度目だろうかと思いながらも、吉田日出子さんはなかなかいい味出していた。いい雰囲気のシーンも満男にぶっ壊されるのには笑った。○満男と泉の距離がなかなか縮まらないのがじれったいが、シリーズだから仕方ないか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 21:01:10) |
18. 男はつらいよ 寅次郎の休日
《ネタバレ》 ○ゴクミシリーズ2弾だが、どうも印象が薄いかな。寺尾聡、宮崎美子のところへ行くのがメインの話だが、話自体がどうも暗いかな。マドンナらしいマドンナもおらず寅さんの印象も薄い。○ただ、寅さんのしていたギャグを満男でやっているところはなかなか良い。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 20:54:34) |
19. 男はつらいよ ぼくの伯父さん
《ネタバレ》 ○いよいよゴクミシリーズ突入。まさかこんなに泣かされるとは思ってなかった。あの演出・展開なら仕方ないか。○親に黙って家出して女の子に会いに行く満男。いいじゃないですか。○寅さんの満男は間違ってなかったっていうセリフ。シリーズで一番かっこいいんじゃないか。○最後の電話のシーンもジーンとくる。当時見ていたわけでなく、彼の死ももうすぐ最後の作品であることも知っていながら見ていると本当に切ない気分にもなる。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-23 11:44:36) |
20. 男はつらいよ 寅次郎心の旅路
《ネタバレ》 ○後期作品では割と好き。○最初で最後の海外ロケということで、色々と異色な感じ。○公園でおばさんとなんとなくわかり合うシーン、ああいうのがもう少しあればなと。○あと、もうヒロインて感じじゃないけど竹下景子が空港でキスするシーン。あんな間近で見せられるのは初めてじゃないかな。淡路恵子のセリフをそのままフリにしてあそこで落とすというのはちょっと脚本甘いかな。○まぁその後の柄本明の写真でふてくされる寅さんを見てあーいつもの寅さんだと感じさせられた。○海外に来た割に日本人ばかりと絡んでいるところは多少不満だが、そこそこ面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-23 11:36:41) |