1. オーシャンズ13
前作ほど酷くは無い。アル・パチーノが好きなんで、それだけで観ていられたってのもありますが。しかし秘書があんまり有能そうでもないし、あんまりセクシーでもない、ただのおばちゃんに見えるってのはどうにかならなかったものだろうか。 [DVD(字幕)] 4点(2008-07-04 06:06:25) |
2. オールウェイズ
以前観たときもそうだが、やはり期待値に対して内容があまり良いとは言えない。悪くはないのだけど。キャラ付けがややフラつき気味。行動動機の描き方も肝心なところで半端だったり適当だったりする。こういうところからか、いまいち締まりの無い印象。やはりそこはしっかり描いてくれないと、と思うところがおざなりだと不満も高まってしまいます。ヘプバーンの出演シーンは本当に短いが役どころも良く、とても印象に残る。ホリー・ハンターも可愛らしく美しく撮られていて、その点は満足。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-04 05:29:46) |
3. オリエント急行殺人事件(1974)
《ネタバレ》 ポワロ役はアルバート・フィニー。化ける事で有名な彼も、今回はやややりすぎに思える。なんか鞭打ち症になった人みたいにほとんど首を動かさない(動かせない?)のはどうも。トリックもちょっとね。犯人の中には、殺人に加担するほど犯人に恨みをもっているとは思えない人物も含まれている点が強引に思える。まあそんなこと言うより、ミステリーの掟破り的斬新さを楽しむべきなんでしょう。原作を読んだのは相当前なので比較は出来ないが、映画として作りはしっかりしている。出演陣も豪華。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-09 17:27:16) |
4. オリバー!
《ネタバレ》 結構暗い話なので、真面目に映像化するよりもこんな風にミュージカルで華やかに味付けしてしまった方が楽しみやすい。原作未読なためどのくらい原作通りなのかは判らないが、ポランスキー版よりもこちらの方が深刻度自体も低め。群舞は凝っているし、オリバーが金持ちの家に連れて来られた翌朝の群舞の晴れやかさは、その時のオリバーの心そのままを表したようでいいシーンだなぁと。スリの頭目のキャラがコミカルで最後も暗くならずに良い。主役の子は見るからに甘ったれなビジュアルがいまひとつ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-07 20:12:37) |
5. 俺たちは天使じゃない(1989)
リメイクなのかと思ったら、タイトル同じなだけでほぼ別物。それにしてもコメディなのに全然笑えない。笑いどころと思しきところは、演出も間も悪くてまったく面白味が生まれてこない。何がしたいんだか中途半端だ。あの結末の付け方もそれはやっぱり違うだろう。 [DVD(字幕)] 4点(2008-02-09 18:02:35) |
6. 俺たちは天使じゃない(1955)
《ネタバレ》 以前観たときもそうだったが今回観てもやはりピンと来ない。ゆったりした作りで、良くも悪くも昔のコメディだなと。善人が報われるストーリーなものの、嫌な奴は殺して万歳というのはどうなんざんしょ。殺されて当然というほど悪い奴でもないから、痛快とも言えないし。ちょっとしたブラックコメディ要素なんだろうけど、その点も含めてやっぱりピンと来ない。とはいえ、あのラストシーンだけは好き。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-09 17:38:00) |
7. オズの魔法使
《ネタバレ》 セピアの現実からカラフルな夢の世界に変わる切り替えが実に効果的で素晴らしい。花畑の広々としたセットには圧倒されます。カカシ、ブリキの騎士、ライオンという登場人物が自分の農場で働く人達になぞらえているのも面白く、この時代にしてメイクもここまで出来るんだなぁと感心します。音楽は始めのオーバーザレインボウが図抜けてますが、他も悪くない。しかし肝心のストーリーは微妙。魔女のやっつけられ方とかオズの魔法使いの正体とかそう思われた理由とか、随分適当が満載。飽くまで子供向けに書かれたものでしょうからこれでいいんですかね。しかし彼等の問題の解決が証書や勲章がその違いだという説明は気が抜ける。シンプルに既に君はその勇気を持っているとかの方が余程納得出来るんですが。もっと困難を越えてオズに辿り着くのかと思ったらそうでもなくあっさり到達で、冒険感が薄めなのは悲しいところ。原作未読なので判らないけど、ここらは尺の都合上端寄られたんでしょうかね。一番気になったのが住人がお馬鹿すぎること。思考も意思も感じられない、右に倣えの没主体性。魔女の部下ですら、魔女が死んだ途端に今までのことがなかったように寝返る様は逆に恐ろしくもあります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-13 18:38:52) |
8. 王と鳥
意外とストーリーはちゃちゃく、それほどまとまりもなし。個々のアイディアやイマジネーションは当時としては斬新だったのでしょうが、メッセージ性含めて、今となってはどれも新鮮味もなく、特別感じるものはありません。結局、歴史的な原点を観るということの価値しか感じられない。例えば「カリオストロの城」や「未来少年コナン」を彷彿とさせる要素を作中に見つけて「あー、なるほどねぇ」と言うような、アイディアの源流探しの楽しさの方が、映画の楽しさに遥かに勝ってしまうんですな。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-25 23:17:10) |
9. オレゴン魂
《ネタバレ》 ジョン・ウェインとキャサリン・ヘプバーンの競演。そのためなのかとにかく二人が良く喋る。この辺を楽しむ映画であって、それ以外のことにとやかく言ってはいけなさそうな雰囲気。ニトロの扱いがかなりぞんざい過ぎるし、撃ち合いも拳銃やライフルというよりガトリング砲でバリバリ撃つのでなんか違う。ゆったりのんびり、やっぱり二人の会話を楽しむ映画なのだ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-09-25 22:39:36) |
10. 俺は待ってるぜ
《ネタバレ》 初っ端から浮世離れというか、気障というか、妙に背伸びしたような会話が続く。大人びて見えない裕次郎のビジュアルでこういう会話をされると違和感に拍車がかかってどうしても冷める。ハードボイルドなのか西部劇なのか良く判らん見せ掛けの要素を匂わせつつ、実はやってることは時代劇にも思える。しかも物憂い。大した根拠のない無駄な厭世観みたいなものが支配していてついていけません。それにしても、どいつもこいつもよくもまあこう心情をべらべらと言葉にするもんだ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-08-21 22:39:25) |
11. 踊る結婚式
ストーリーはかなりいい加減。詰めが緩いし、ヒロインは計算高くて冷静に見ると魅力に欠けるし、ご都合合わせも目立ちます。しかし映画自体はとても楽しく観ていられる。細かい欠点をそれほど気にさせないというのはある意味立派なことです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-23 20:17:16) |
12. オスカーとルシンダ
《ネタバレ》 前半は楽しく観ていられたが、後半、教会を届けると言い出したあたりから雲行きが怪しくなり、旅立ってからは案の定ドロついた世界へ突入してがっかり。良い御伽話的映画になれそうだったのに、着地に失敗して成りきれず、不恰好なまがい物になってしまいました。惜しいですねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-23 20:01:38) |
13. オールド・ルーキー
《ネタバレ》 実話であればこそな映画。話の事実自体は感動的なのだが、特別心を揺り動かされるものは無かった。最後辺りの作為的な演出は明らかに余計だったように思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-06-19 21:32:09) |
14. 奥さまは魔女(2005)
驚くほど笑える部分がない。きっと外人ならここは爆笑だろうと思えるシーンがいくつかあったし、これは外人でないと楽しめないタイプのコメディのようだ。残念ながら私は日本人。やはり笑えません。クララおばさんやエンドラなど、TV版のイメージに結構あっているのに、ダーリン役が何故にあのおっさん。似なさ過ぎ、魅力がなさ過ぎでしょ。 [映画館(字幕)] 1点(2007-06-11 20:22:06) |
15. オーシャンと十一人の仲間
《ネタバレ》 全体にふざけた感じが漂う内輪で楽しむような会話やシーンなどが、リメイク版に通じるものを感じる。随分と簡単に盗めてしまうので拍子抜け。尺も長めで、観ていてだらけてしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-09 22:35:40) |
16. 女は女である
《ネタバレ》 喧嘩しながらもなんだかんだ言って楽しそうな二人。わざわざ本を持ち出して表紙の文字で会話するとかは面白くはあったが、全体に奇を衒ったような演出が、これっておしゃれでしょう、面白いでしょうといわれているようで、なんだか嫌だ。時代の映像技術が監督の発想に追いつけていない感じもする。ヒロインのアンナ・カリーナがとてもキュートにも見えるが、アップのシーンを見ると化粧がケバ過ぎていまひとつ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-04-08 21:35:30) |
17. オリバー・ツイスト(2005)
悪い評判ばかり聞いて観たためか、思ったよりも楽しめました。まあ可もなく不可もなく。主人公は受動的でなくてはならないような話なので、これはこれで正解なのでしょう。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-20 18:51:44) |
18. おばあちゃんの家
《ネタバレ》 これでもかという程のクソガキ振り。この手の映画としては珍しく、明確な成長も無く、少し成長したように見えても直ぐに我が儘がぶり返して元通り。まあ、人間、そうそう簡単に成長するもんじゃありませんが。当然、我が儘ぶりにはイライラするものの、口の利けないばあちゃんに味わいがあったりで、意外に最期まで飽きずに観られてしまう。誇張したキャラ設定による極端な対照性は、映画として成功した部類なんじゃないだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-12 23:27:55) |
19. おしゃれ泥棒
オードリー・ヘプバーンの魅力でもってる感じはするけど、小細工も結構楽しいし、作りは軽快。ラブコメとしては十分楽しめます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-21 20:21:53) |
20. オール・アバウト・マイ・マザー
重い要素をごった煮にして、なんでもありの設定と展開で押し切った感じの映画。 [DVD(字幕)] 4点(2006-07-30 17:55:34) |