1. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
5回ほど、涙腺決壊。いい映画でした。過去の作品へのオマージュもあり、1、2を 見ている人にはにやりとする場面もありました。 1では大感動。2では超がっかり。なので3は映画館では見なかったんですが、 この内容の出来なら映画館で見ればよかった。ちょっとだけ後悔してます。 脚本の練りこみは1に近い。 2で、小ネタを盛り込みすぎて浅くなった脚本の反省が、今回は生きていました。 1の畳み掛けるようなラストにはかなわないけど、それなりに良い出来でした。 続きが見たいような見たくないような微妙な作品に仕上がっています。 三丁目の夕日の原作自身は64年までの時間軸が守備範囲なので、 普通ならこれでおわり。 ちょっとだけエキスポ70編も見てみたいような気がしますが、すでに三丁目では なくなってしまっているかも。時代の空気が違うんですよね。 [DVD(邦画)] 8点(2013-03-31 03:40:33) |
2. ALLDAYS 二丁目の朝日
《ネタバレ》 三丁目の夕日のコバンザメ企画映画ということで、以前から気になっていました。舞台が赤線で、主人公がホモ。昭和33年ころの雰囲気をどう再現しているか、それだけが興味のポイント。 しかし、普通にいい映画でした。低予算映画のハンデを逆手にとって、イベントの映像をうまく処理してたのは評価ポイント。それから低予算映画のため無名俳優なのですが、逆に映像がリアルに感じられる。これも評価ポイントです。 無名若手なだけに、演技は多少大根(というか舞台っぽいというか)ですが、それも味になるかのような不思議な雰囲気が全体を流れています。 オカマとストリップ劇場という、個人的にはちょっと回避したい設定の作品ですが、そこで演じられているのは、まぎれもなく「人間」の姿でした。 一言で言うならば、「意外な拾い物」です。そこはかとない笑いと、哀しみと、あたたかみと、情けなさがまざりあって、そこそこいい作品に仕上がってました。 ・・・左翼活動家の部分は不要でしたが(汗) 時代の日陰にスポットを当てたこの作品は、もともとは洒落で企画した作品だとは思いますが、それらを抜きにしてもひとつの作品として、十分に成立しているし、楽しめました。 あと、ところどころ微妙に元ネタをパロッってます。ちょっとにやりとします。 ふりかえるに、社会的弱者に対して、一貫してふりそそぐ製作者の温かいまなざしが、作品を心地よいものにしているのかもしれません。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 11:34:11) |
3. おっぱいバレー
タイトルで損してるような気がするけど、 内容から見ると、まさにどんぴしゃなタイトルだから困る。 いかにも邦画的な青春コメディ それにしても、この映画の綾瀬はるかは超光り輝いている。 彼女の人生の代表作になる可能性アリ。 素直に見てよかったって思える作品。 見て損はないです。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-21 11:10:33)(良:1票) |
4. おくりびと
邦画では、今年最高だろうと思う。まだ3ヶ月近くあるけど。 笑って、泣いて、生きること、死を迎えること、人生の意味、いろんなことを 考えさせられて余韻が残る。 映画館を出たときには心が浄化されたようなさわやかさを味わいました。 地味だけど、いい映画です。 [映画館(邦画)] 8点(2008-10-14 23:52:21) |
5. ALWAYS 続・三丁目の夕日
続編のハンデを乗り越えて、見事作品として形になっているのは評価。 でも前作の方がよかった。今作は、少しあざとく、わざとらしすぎる。 それから、中途半端にストーリーを詰め込みすぎで消化不良。 でも、DVDが売り出されたら、きっと特別編集版を買っちゃうんだろうなあ。 「あれ」のメイキングは、すごく興味があります。 ※後日追記。買っちゃいました。 損はしなかったけど、前作の特別版ほどの感動はありませんでした。 監督のインタビューは画像が劣悪だし、おまけの色鉛筆なんかいらないって。 [映画館(邦画)] 6点(2007-12-15 08:04:58) |
6. ALWAYS 三丁目の夕日
最高でした。あらためて再確認。 実は2年前の封切りのときに5回ほど見て、そのあとDVDで何回となく見て、 さすがにもう見飽きたろうと、自分で思い込んでおりました。 先日、テレビで放映するというので、久々に見たんですが、まあ、なんと、 涙腺やられっぱなし。あれぇ、まだこんなにジンとこさせる映画だったんかよって、 みなおしました。 なお、DVDはスペシャルエディションがお勧めです。本編並みに力が入った内容でした。 [地上波(邦画)] 9点(2007-11-06 12:02:26) |