1. 陰陽師0
《ネタバレ》 思ったよりも楽しめました。登場人物それぞれが何をしたいのかが悪役を含めて明確で、感情移入しやすかったです。晴明と博雅の友情も自然で、原作の雰囲気が出ていました。呪いの映像化も見事で、冒頭のヒキガエルのシーンであっと言わされました。きれいなシーンが多くて見ていて心地よかったです。ただし最後の方、呪いが現実化するところあたりは理屈が通っていなくて、適当さを感じてマイナスな印象でした。総じて、見てよかったと思える映画でした。 [地上波(邦画)] 7点(2024-08-30 22:58:41) |
2. おっぱいバレー
《ネタバレ》 「奇抜なタイトルにも関わらず実は感動のさわやかストーリー」という先入観をもって観てしまった私としては、期待はずれな印象の映画でした。バレー部員たちのモチベーションは最後までおっぱい絡みでしかなかったような描き方には疑問を覚えました。綾瀬はるかがクビになった責任を部員たちが全く感じていなさそうなところも気になりました。何であんなやつらの思い出づくりのために先生があそこまでやらなきゃならんの?なんて真面目に観てしまう映画ではないのかもしれませんが、それならもっとお笑いに梶を取ってほしかったなあ。おっぱいネタを面白がれなかったのが敗因か。 綾瀬はるかと亡き先生とのエピソードのところだけは泣けました。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-09-09 21:43:11) |
3. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 大海原に置き去り、ってのはそれだけで十二分に恐ろしいシチュエーションなのに、それを伝えきれていないです。結局はサメ出して煽るし。そりゃサメも怖いだろうけど、サメ出して煽るなら舞台はどこでもいいじゃん。ダイビング中流されて3日漂流してから奇跡的に救助された男の手記を読んだことがあるけど、この映画とは比べ物にならないほど迫力がありました。人の力では抗えない圧倒的な海流、夜の海の恐怖、波の轟き、陸の見えない孤独、飢餓...そこには人の棲めない世界に迷い込んだ男のリアルな恐怖が満載されていました。でもこの映画からはジョーズの2番煎じみたいな印象しか受けません。 [DVD(吹替)] 2点(2008-03-23 22:02:51) |
4. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 1作目はドラマシリーズのネタの集大成だったから面白味も盛りだくさんだったけど、2作目は貯金ゼロから作ったからなのか、ネタがどれもつまらないしリアルさもない。安易な悪役作ってみんなで倒して...って、少年ジャンプじゃないんだからやめてくれ。組織に問題があるからこそ踊る~の主人公たちの悩みは深かったわけで。相変わらず犯人像はデタラメ極まりないし、深津絵里は唐突に撃たれるしいかりやは安っぽく怒るし、1作目の劣化コピーみたいでもう最悪。 [映画館(邦画)] 3点(2008-02-23 10:11:12) |
5. 踊る大捜査線 THE MOVIE
《ネタバレ》 この映画、ドラマシリーズのネタをつなぎ合わせて出来上がっている感じなんだよね。ドラマにハマった自分としては、踊る~のエッセンスの詰まったこの映画を映画館で観られただけで幸せです。でも、一つの映画として観ると突っ込みどころは多いんだよなー、特に犯人像はひどい。あと、ラストがくどい。敬礼シーンはまあ良かったけど、青島リハビリシーンはさすがにいらなかった。 [映画館(邦画)] 7点(2008-02-23 09:44:16) |