1. ALWAYS 三丁目の夕日
うーん、CGの技術だけに頼って作ると綺麗なゲームと変わらないな。 肝心のCGも昔の日本を再現したフードアミューズメントパークをCGで作り込ん だって感じです。 僕は夕日を演出した横浜のラーメン博物館を思い出しました。 50年前の当時、ちょうど東京タワーの下に僕の親父が住んでいました。 しかし、公害で空は見通しが悪く川も汚水で臭かった。と良く話しています。 たしかに当時の親父の白黒写真を見るとどれも砂埃りっぽいという感じで、 町並みも本作品とは何かズレています。 公害なんて夢を売る映画ではもちろんカットしたい所でしょうが、ソコをカットする と映画の中から生活臭もポッカリ抜けて魂が入らないんですね。 町工場のモクモクとした煙なんて別に夢を壊すとも思えません。 ストーリー内容も酔っ払って昔話をする年寄りのような懐古主義の極み。 駄菓子屋や大雑把な父ちゃん、昔は良くいたとされているもろもろのキャラクターを 配置しただけで「良かった頃の日本を懐かしめ!そしてお泣き」と言われてもなぁ。 CGは見ていて楽しかったのでプラス1点 [DVD(邦画)] 1点(2008-01-24 13:22:30)(良:3票) |