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プロフィール
コメント数 447
性別
年齢 39歳
自己紹介 10点映画に出会うのを楽しみにして今日も映画を見る。

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1.  おみおくりの作法 《ネタバレ》 
死をテーマとしているからか、丁寧で真面目な雰囲気が終始に感じられ主人公の個性と重なる。真摯な目線で死と向き合える映画だと感じる。さらに時折のユーモアが人物の人間味と合わさって、温かな何かも感じられる。 解雇を通告された後、故人の知人の話やその話す様子を見ていると何とか皆がビリーの葬式に来てほしいという気持ちになってくるし、最後のその時は感動しました。 しかし終盤のありふれたドラマは受け入れられないし、無ければ地味な仕上がりになるだろうけど、やっぱり見終わった後に不要だと思った。 彼は仕事に思い入れがある様子だったし、今まで仕事の中で溜めこんでいたものを吐き出すように働いているように見えたので、主人公の最後の仕事が彼にとって最も印象的で一番の仕事だったというのが見たかった。  死や死者への考え方は人それぞれあるのが当然だけれど、主人公に解雇通告した上司の言動には嫌悪感を覚えた。それは主人公との死への認識の差異ということではなく、死者への生前の認識であり、それを愚弄しているように見えたからだと思う。 でも、思えば自分自身も彼とそれほど変わらなく、墓参りだとか見知らぬ人の葬式など私もその人の生を全く見ていない言動は考えればいくらか思い浮かぶ。 合理性みたいな現実的なものを優先して考えがちだが、改めて大事なことを深く考えるきっかけを与えてもらった気がします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-19 12:14:09)
2.  黄金の七人
軽くてくだらないけど、なんか気持ちが良く楽しい感覚になって見れる。 90分通して飽きさせない要素があり、時間つぶしには最適!金塊を変な機械で車に入れるところなんか最高でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-27 22:23:08)
3.  おかあさん(1952)
良い映画ってこういう作品のことを言うんでしょうね。強さに加え寂しさを感じさせる母という存在は私にとっては映画ならではで、母が時折見せるそういった仕草や表情に強く心を揺さぶられます。母への視線を取り上げている作品ですが、家族は家族それぞれの思いやりの気持ちで成り立っているんだなということが心に残りました。全体として寂しいストーリーですが、クスッと笑える部分や母親の強さがそれを和らげて絶妙な趣を作り出しているように感じました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-10-20 16:10:56)(良:1票)
4.  お引越し 《ネタバレ》 
ありそうな家族修復の映画と思いきやこれは裏切られました。両親の離婚に対して意識し抵抗し、そして受け入れるというストーリーは全く見事で、少女の成長をひしひしと感じられるものでした。また演出も多様で、子役の個性も相まって非常に魅せられました。 終盤の彼女の成長を具現したようなシーンはとにかく見入ってしまったし、何より「おめでとうございます」のインパクトは凄かった。独りになり山を越えた彼女が両親と離れた自分に対し言ったその言葉は励ましか祝福か。その時流れている悲しげな音楽に子供時代との決別を感じさせるとともに彼女がひとつ大人になったことを確かめさせ、また彼女はそれを自覚しているように見え逞しく感じました。そしてその後の離婚届を渡す、作文発表、エンドロールの流れが良く、前向きな思いが強く残る作品で素晴らしいです。 最後に両親役の二人の関西弁は完璧ではないが上手だったなあと思った関西人の私の印象を付記させてもらいます。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-10-10 22:47:10)
5.  おとうと(1960)
岸恵子が本当に綺麗だと思った。演じた姉も優しくて健気で頼りになるようなならないような人物で魅力があった。弟との仲の良さも確かに感じます。ただそんな姉のがいるからこそ弟は馬鹿なことばかりするのかなと。映画全体としては、面白い割にそれほど胸を打つようなところはなかったように思いました。姉弟の話より継母の方が面白そうな存在でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-22 01:15:17)
6.  想い出の微笑 《ネタバレ》 
変人に囲まれながらも立派に自己を確立していく少年の姿は良いですね。ただ母親が亡くなってしまったので少々将来に不安を感じてしまいます。少年も父方の血をひいてるだけあって少し飛んでるところがあるのも良いですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-21 01:27:04)
7.  オズの魔法使 《ネタバレ》 
一見チープだなあと思いましたが、見るにつれそんな思いは吹っ飛びました。単純だけど意外と深みのあるストーリーに調子が良く気持ちの良い歌、さらに愉快な脇役たちが楽しませてくれました。特に犬のトトがカーテン開けちゃってオズの正体がおっさんと分かるところが好きです。ファンタジー全開で行くと思いきや意表を突かれ笑わせられました。しかもおっさんに言いくるめられてるし(笑)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-18 17:53:54)
8.  おしゃれ泥棒
泥棒をする動機が一捻りあって面白いし、泥棒のところも出来すぎ感はあるが巧くやっていてドキドキ感もあって良い。特に鍵開けのシーンが好きです。オードリーも親父も目がデカいね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-22 00:41:47)
9.  オペラ座の怪人(2004)
有名な作品ですが初めて見ました。吹替えですが歌が上手かった。物語も見るほど楽しめそう。また字幕や舞台で見たいです。
[地上波(吹替)] 5点(2011-04-25 11:07:23)
10.  折り梅 《ネタバレ》 
痴呆の祖母が家にいた時を思い出しました。家族が痴呆を理解し受け入れるまでの様子は私の家で起こったことと近かったです。この映画のように介護する側もされる側も辛い気持ちになりました。家の外ではしっかりしたりお金無くなったと騒いだり、そして家の中が殺伐とした感じになったり…映画では状況の進展が速いですが実際は辛い時間は長いですし、家族が受け入れてからも厳しいことは続きますよね。今では懐かしいですが、もっと何かしてあげられたのではと思うこともあります。この映画を見たことでそういう思いを小さくすることがあれば良いなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-17 23:43:32)
11.  オリエント急行殺人事件(1974)
後味は良いものではなかったけど、これぞ名作というような衝撃的なオチで原作を知らずに見た私にはインパクトは絶大だった。もう少し犯人たちのドラマをしっかり見せてほしかったとも思ったが、ともあれ見て損は無い作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-13 02:16:12)
12.  黄金(1948) 《ネタバレ》 
非常によくできたストーリーで最後まで目が離せない。欲が過ぎるとロクなことがないですね。私も気をつけます…  追記 6年ぶりに視聴しましたが、全く見たことを忘れていました。自分がレビューしているのに驚きました。 今回はボギーの人物描写と演出が気に入りました。カサブランカのボギーと黄金のボギーが同じ人だなんて感服してしまいます。この役はアクセントになっていて良いです。 また、演出で良かったのは、フラフラのボギーが水たまりで休んでるところの水たまりの反射。 完全に見たことあるけど何の人だっけ…良い者?悪者?あっ、悪者だ!山賊だ!そうだ印象的な顔の奴だ!やっぱり味方を出し抜いたりするからこうなるんだ!でも山賊が得するのはダメじゃん。あっ、山賊やっぱりバカじゃん! となって、最後は締めで綺麗にまとめてくれたので、気持ちよく見終われました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-15 18:48:08)
13.  お熱いのがお好き
ジャックレモンのなりきりぶりは秀逸で、オズグッドを受け入れてるところは特に笑えました。細かいことに目を瞑れば笑いありスリルありで凄く楽しめる映画。マリリンモンローの映画は初めて見ましたが、有名な歌と船の中のシーン以外はモンローは印象に残らなかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-31 18:18:15)
14.  大いなる西部
時間ほどの長さは感じない面白い作品だった。西部劇であって銃撃戦がメインでないことも個人的には新鮮だった。 東部と西部の人の考え方の違いは興味深く見れたが、とにかく西部の人は思慮が浅すぎる。次から次へと誤解しまくりだし、パットのアホさ加減には腹が立った。とはいえ、リーチやヘネシーの親父、ジュリーは人間味のある人物でストーリーに惹きつけさせるのに役立った。唯一の東部人である主人公も、男らしさの中に慎ましさがあって非常に魅力的だ。 不満があるとすれば、ヘネシーの親父が息子を撃ったシーンで感情的にピークになってしまい、ラストの親父同士の決闘の場面が微妙な感じになった。両方死んで終わるというのもなんだかスッキリしなかった。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-18 15:57:45)
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