1. 女ガンマン・皆殺しのメロディ
《ネタバレ》 女が主人公の西部劇が珍しかったので見て見ました。ストーリーはよくある復讐ものですが雑な作りが多々有りスッキリしませんでした。スティーブンボイド扮する黒ずくめの男も結局何者だったのだろう。それにしても主演のラクウェルウェルチはやっぱし色っぽい。それだけでプラス1点。海が出てくる西部劇も珍しい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-08 23:29:13) |
2. 大いなる決闘
《ネタバレ》 復讐の念でギラギラのジェームズコバーンと迎え撃つチャールトンへストンという図式だけどチャールトンへストンの影が薄い。老体に鞭打つ役処のせいか、あるいは似合わないもしゃもしゃのヒゲのせいか。 また、前半は自動車やオートマチックの登場で文明の色を見せていましたが終盤はしっかりと西部劇になっており安心しました。緊迫した追跡劇と決闘場面は二人の大スターが見事に盛り上げていてさすが。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-10 23:18:11) |
3. 大いなる西部
《ネタバレ》 こちらは何度も視聴している私の好きな作品の一つです。今回久々の視聴でした。 原題「The Big Country」の示す通り、日本ではとても味わえない雄大な景色と壮大なオーケストラによる音楽の中で繰り広げられる人間ドラマとしての西部劇。 二家族、二人の男、二人の女、これら全く違うキャラクター同士の確執を、雄大な大自然の中でちっぽけな人間同士の争いと言う、ある意味極端なコントラストを持って表現しています。 ただ、主人公のグレゴリーペック、あまりの優等生ぶりに嫌味すら感じ、とても共感できません。荒くれ牧童のチャールトンへストンとの殴り合いにしても互角に渡り合ってしまうところなど嫌味の極致といったところですな。 ま、それにしても私の好きな作品である事には違いありませんが。 Jin [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-07 18:26:04) |
4. 大人は判ってくれない
《ネタバレ》 誰氏も子供の頃にこのような「大人は判ってくれない」という感情はあるものです。私も同様の思いはありますので子ども目線に帰ってみればドワネルの気持ちはいたいほどわかります。逆に大人になった自分の目線で観てもこの母親は最低だと思います。特に鑑別所での最後の言葉は酷い。そしてラストシーンへとつながるわけですが。普通で言えばドワネルのその後は不良への道へまっしぐらとなるのでしょうが、最後のカメラ目線は驚きと同時に今に見てろと言ってるように感じました。しっとりとした映像の中で乾いた人間の感情がむきだしているのはそのコントラストを狙ったのでしょうか。久々にマイベストに入れたい程にその余韻に浸れた映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-02-09 09:53:55) |
5. お熱いのがお好き
なんと言ってもジャックレモンの表情が滑稽でもあり魅力的です。女装してのどたばた喜劇とも言える作品ですが、映画全体に上品さを感じるのは役者の力ももちろんあるでしょうが、監督のセンスなのでしょうか。スピード感のあるストーリー展開もビリーワイルダーらしさ全開で、文句なしに楽しめました。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-07-04 00:41:22) |