1. オーメン(1976)
雰囲気とか話の内容がどことなくエクソシストに似てますね。ただエクソシストにあったような崇高な人間ドラマを廃して、ショッキングシーンや宗教性をより強めた作品という印象です。あちらはホラー映画史に残る大傑作でしたが、こちらはまずまずといった所。ラスト、エクソシストとの違いをあえて出すための、あのラストだと思いますが、その事だけに意識が向きすぎて取って付けたような感じで練り込まれていないと感じました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-30 17:46:42) |
2. 狼/男たちの挽歌・最終章
うーんなんなんでしょう、他の挽歌作品は全て楽しめたのですが、これはイマイチに感じます。自らの過ちで視力を失ってしまった女性への贖罪の物語とドラマ性はバッチリですが、どうも合いません。アクションもカッコいいというよりも、過剰にカッコつけてるだけな感じがしちゃってどうものめり込めませんでした。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-27 23:14:19) |
3. 男たちの挽歌II
《ネタバレ》 前作で死んだはずのチョウ・ユンファが、別人役で出てくるというトンデモ設定にまずビックリ、2転3転するルン役のディーン・セキのあまりの力の入りっぷりに爆笑、ラストの銃撃戦で滅茶苦茶撃たれてるはずなのに死なない主人公達のHPの高さに驚愕(の割には弟1発で死んでますけど)突っ込み所満載の愛すべき映画ですな。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-27 22:23:34) |
4. 男たちの挽歌
何度見たか分からないほど見ています。その後の挽歌シリーズと比べると人間ドラマに重きを置いてますよね。ホーとマークの友情や兄弟の確執など一級のアクションと絡めて描いている点はお見事。鬱陶しい程垂れ流されている音楽も(笑)凄く良いしこの熱さにやられる人は多いはず。傑作です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-27 22:04:01)(良:1票) |
5. 狼たちの午後
《ネタバレ》 冒頭の銀行強盗のシーンでのソニーらの要領の悪さ、手際の悪さがコメディ映画に思えてきて爆笑してしまいました。なんか人間味を感じさせるというか、憎めない奴らだなーと思ってましたが、その段階からもうストックホルム症候群に掛かっていたのかもしれません。話が進むにつれ、感情移入してしまいどうにか生き延びてほしいとさえ思ってしまいました。ソニーしろサルにしろ根っからの悪党というわけではなくて、取り巻く環境や当時の社会情勢がそうさせたと言えます。娯楽的要素を交えながら、これだけ重い社会派の映画を撮ってしまうルメット監督の手腕はお見事ですね。 [DVD(字幕)] 9点(2013-01-27 00:35:55) |
6. 狼の死刑宣告
テンポがよく見応えのある映画でしたが脚本の出来が若干荒いと思います。ケビンベーコンはとても良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-23 01:07:18) |
7. オールド・ボーイ(2003)
韓国映画恐るべし!役者陣の強力な演技に隙のない脚本、あっぱれですね。 [DVD(字幕)] 9点(2012-12-18 02:42:50) |