1. 狼男アメリカン
名曲ブルー・ムーンで始まり、変身中も違うバージョンのブルー・ムーン、エンドクレジットでも、また違った感じのブルー・ムーン。はっきり言って、同じ内容の歌詞(曲)だと思いませんでした。ビックリしました。変身の凄さは、今のCG世代の人達に見せたいですよね。凄い!狼になった時の狂暴さは、どの狼男映画よりも最高です。あの狼、すごいです。怖いですね。目がイっていますね。最後、狼が女性に一瞬気を許す時、そのまま人間に戻ったらいいのに、と何度も思いました。海外版のビデオでも観ましたが、海外と言うのは本当に画像修正が苦手なんだなと思うシーンいっぱいありました。裸や暴力シーン、過激シーンにぼかしを入れるのが下手で、それも新鮮でしたね。あ、コメントに、この作品のパッケージで狼のアップが気に入ってるという方がいらしますが、私もそれを1度買いそこねて、探しまくりましたが、結局見つかりません。いいですね。うらやましいです。他のは、変なパッケージしかありませんよね。狼に変身する時の目をむいた表情で”あわわわ・・・”というようなシーンのとか。特殊メイクのリック・ベイカーが「狼男アメリカン」の撮影に入る為、「ハウリング」を弟子のロブ・ボッティンに譲った話は有名ですが、弟子が「ハウリング」ですごい変身を見せたので、”それなら、私は暗い部屋ではなく、明るい光の下で変身を見せてやる”と、さすが、師匠リック・ベイカー。アカデミー特殊メイクアップ賞(この年に設立され、”他の特殊視覚効果賞と一緒に戻すべきだ、の声、多く、この年でおしまい)を見事リック・ベイカーは取りましたね。しかし、とにかく最初に述べたように、ブルー・ムーンは非常によかったです。エンドクレジットのロック調ブルー・ムーンは最高ですね。 7点(2001-12-22 23:18:57) |