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 > 亜流派 十五郎 さん
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プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



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1.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 
今までのハリー・ポッターの中で一番面白かったです。アズカバンでも思ったけどチョッとダークなトーンで大人向けな感じに仕上げた方がこの映画は面白いですね。少年から青年となり自我が芽生えていく中、出生の秘密やヴォルデモートへの恐怖、善と悪に苦悩する姿、そんなハリーを支える友情と愛情。ヴォルデモートとハリーの親父、そしてハリーこの辺りの関係性が今後の物語の核になっていくんでしょうかね。根底にキリスト教的価値観があるからなのか、スターウォーズやロードオブザリングと似てきている気もちょっとする。
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-25 09:29:11)
2.  バベル 《ネタバレ》 
たった一発の銃弾から始まる悲劇、テロへの異常な反応を見せるモロッコ、一般人がライフル持ってること自体が異常な日本、不法入国に過剰な反応を見せるメキシコ。モロッコ、日本、メキシコ、他国を通して透けて見える米国の異常さこそがこの映画でしょうか。一つ一つの点が繋がり線にはなるのだが、これがさらに円となればもっと深みが増し面白かったのではないでしょうか。
[映画館(字幕)] 5点(2007-06-18 20:56:21)
3.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
おさらいする時間もなく見てしまったために最初の1,2時間が眠たかったなあ~。チョウユンファが使い捨てされてるし、前作でかなりがんばってたノリントンなんか前作なんだったの?って感じだし、海賊VS東インド会社の一大決戦はタイマン勝負だし??見てる内に”これってパイレーツじゃなくスターウォーズちゃうの???”って思ったよ。キースとジャック・スパロウの絡みも、もう少し欲しかったしなァ。まあディズニーランドに海賊船がぐるぐる回るアトラクションでも作っといたらええんちゃうの。
[映画館(字幕)] 4点(2007-06-01 17:42:48)
4.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
少々甘いかもしれないが満点、この監督には良いツボ、好みのツボを突かれるのでどうも点が甘くなる。オープニングのグロな映像から引き込まれ、パリの雰囲気、衣装、映像、音楽とすっかりハマリ込みました。生まれた時から人間らしい扱いを受けずに育った香りを持たない主人公、この彼が自らの持つ特殊な技能、自らの存在証明のため、究極の香りを探求するあまり殺人を繰り返してゆく。明確なポリシーを持った犯罪者によって生み出された究極の香りは人々を官能と幸福の世界へと誘う。彼の殺人は、究極の香りの効能を知った上での計画的な完全犯罪であり、その目的を達成した彼は、自らの存在価値を失い、自らの生まれた地に還ってゆく。最後の女性との間に愛が生まれれば何かが変わるのでは?という淡い期待すら打ち砕く犯人は、香りの求道者であり、この見事な犯罪者と共に、香りという映画で表現しづらい表現を見事に映像で香りを表現しきっていることに感服。
[映画館(字幕)] 10点(2007-03-18 23:13:15)
5.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
ホイチョイ流バブル総括レクイエム。バブルを知らない世代には面白いのか?私には全然面白くなかったのだが。。。バブルの表現が小ネタエピソードで現すばかりで、バブル時代の世紀末的な雰囲気がまるで出ていない。バブル世代を自認している私としてはこんなもんじゃウワベで笑うのみで何も伝わらんし何もわからんだろ、と思っちゃう。
[映画館(邦画)] 3点(2007-02-17 09:56:54)
6.  初恋(2006)
昭和43年12月10日は私個人にとって大切な日でして、三億円事件に対する思い入れが人よりちょっと強いです。だからといって描き方がどうとか拘る訳でないですが、もう少し60年代の空気を感じたかった。主役2人以外の人物も関わりが薄く、その人物自体の存在すら希薄になってしまっているのが残念。
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-12 22:53:27)
7.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 
1が思っていたより面白かったので、今回は過剰に期待しすぎたのがいけなかった。他の映画の美味しいシーンをアレコレと引っ張って貼り付けただけだよねコレ。真っ先に思ったのはRPGゲームをやっているような感覚と言う程度でした。ウィルのフィチャーはともかくとして、大好きなジャック・スパロウの毒気が薄くなってしまったのが残念。続編へという流れ自体は悪くないんだけど、もう少し2としてのストーリーの完結感が欲しかったです。もっと端折れば2,3まとめられるんじゃないんだろうか。
[映画館(字幕)] 4点(2006-07-26 00:12:37)
8.  花よりもなほ
貧乏長屋の生活感と着物の質感、これだけですっかり虜になりました。時代劇となっても死から始まり生を描く是枝ワールドを遺憾なく見せ付けてくれました。仇討ちという復讐は新たな復讐を生む、復讐の連鎖の先には何もないって事ですよ。死んだ人間に忠義立てして武士としての体裁に拘るよりも、今を生きる身近な人間を守ることの方がどれだけ大変で難しいことか、活きるってそういうことなんだよね。
[映画館(字幕)] 9点(2006-06-23 22:50:54)
9.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット
前作は割と楽しめた気がしたのだがまたつまらなくなった。CMではハリーの初恋?みたいな売りをしていたが何も起きていないし(次回のお楽しみなの?)親友との友情が壊れかけた割にはアッサリ解決?ヒーロー・ハリーじゃなく人間ハリー・青春の苦悩と挫折をもっと描くべきだよ。
[DVD(字幕)] 0点(2006-04-29 20:55:12)
10.  春の雪
三島由紀夫の死生観と恋愛感、行定監督らしい光と影のコントラストの効いた映像、幼い清い恋心からプラトニックな恋愛~刹那的な大人の恋愛へ、その時々のお互いの心情に三島らしい死生観が伺え面白いのですが、私にはこの動きまくるカメラがどうにも合わずイチイチ文句を付けたくなってしまった。若尾文子は嬉しかったが、妻夫木くんでは三島の屈折感や毒っぽさがまるで出て居らずミスキャストじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-29 20:21:46)
11.  バティニョールおじさん
ユダヤ物は基本的には嫌いなんですが、バティニョールおじさんいいですね。自分がユダヤ人一家を引き止めた事により彼らの運命、そして自らの運命をも変えてしまう。連行される彼らの目、この目から逃れるため、贖罪のために行動を起こす。危険を冒してまで行動する中で、やがて単なる贖罪から子供たちの父となることを選ぶ。おじさんの贖罪意識は当時の多くのフランス人の気持ちを代弁していると共に、今生きるフランス人に対して忘れてはならない自分たちの罪を強く訴えている。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-27 23:31:51)(良:1票)
12.  バグズ・ライフ
どちらかと言うと悪役の昆虫であるカマキリやクモ、蛾にイモ虫、ダンゴ虫など子供にあまり人気の無い昆虫がアリの主人公を助け英雄となるなんてのは良いんじゃないでしょうか。他の方も仰ってますが、NGシーンを見せる事でバッタが悪いのでなく、今回はたまたまバッタが悪役になっただけであり、昆虫を一人の役者として扱うというスタイルが粋ですね。ただサーカス団の昆虫達と主人公との関わり方、結び付きが弱すぎ、ナゼそこまでするのかがイマイチ判らなかった。
[地上波(字幕)] 6点(2006-01-15 16:55:24)
13.  幕末太陽傳
高杉に裕次郎を抜擢したのは、快楽を求め刹那的に生きる当時の若者・太陽族に対して皮肉を込めたメッセージでしょうか。肺病を患っているからこそ人生を謳歌する男と対照的に高杉を筆頭に国を動かすために人生を賭ける勤皇の志士。混沌とした幕末期、先の見えない世の中で人は何を求めて生きるのか。落語の説話も上手くまとめられトータルの仕上がりもよく出来ている。ただラストがサゲとして落ちていないのが非常に残念、落語らしくしっかりオチてないともったいないです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-21 17:54:09)
14.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版
何度も人生やり直し系も近頃多いパターンの気はしますが、お気楽ハッピーエンドと違い、切なくも愛すればこその納得のいく良いラストが映画をピリッと締めています。日記というアイテムによって誰でも出来るならばドラえもんですが、あくまで個人能力が日記によって引き出されるというのも良いんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 10:54:22)
15.  パッチギ!
南北統一の理想やイムジン河の想いは同根・同胞への想いだが、日本人と朝鮮人の間の河は鴨川程度の浅瀬ではなく、愛だの恋だの言ったってパッチギ一つで解り合えるもんではない。歴史と伝統の街・京都、この街は差別の歴史でもあるわけで、在日や同和など問題を抱えている街。この映画において主人公の親が殆ど登場しないのがそもそもウソだらけなのです。舞台となる時代よりも世代は下である私ですが、朝鮮学校のある町で育った人間としてはそんなもんじゃないだろという気持ちを抱かずにはいられない。まあ「GO」なんかよりはずっとマシなんだけどね。井筒監督はケンカ物は面白いがもうワンパンチあればグッとくるんだけどなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-19 11:03:52)
16.  ハウルの動く城
ソフィーの役は少女から老女までシーンによって入り乱れ恋人であり母でありお婆さんである難しい役、倍賞さんはがんばったんでしょうが彼女がベストとは思えなかったので入り込めなかった。ハウルも純粋な少年から悪魔的なダークなハウルまでキムタクが演じ分けられてたとは思えない。逆に荒地の魔女は三輪明宏のアクが強すぎ三輪のイメージほどの存在ではなかった。良かったとすれば神木くんと我修院くらいでしょうか。ストーリーはいつも通りジブリでした。
[DVD(字幕)] 4点(2005-11-19 10:24:46)
17.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
謙さん使い捨てじゃないの!後半出てくると思ったらホントに死んじゃったのかよ。恐怖の克服はSWと一緒じゃん。バートンとは違う世界を見せてくれるんじゃないかと期待していたが、この監督の劣化の仕方がひどすぎる~もう期待するのは辞めるべきなのか?ハリウッド的なスタイルが悪いのか?
[DVD(字幕)] 1点(2005-11-11 02:36:38)
18.  バルカン超特急(1938)
サスペンス&ミステリーとしての面白さは何十年経っても色あせてはいないんですが、列車に乗り込むまでと銃撃戦が必要ない気がしてしまう。ただこの製作当時はナチスドイツがオーストリアを併合するなどヨーロッパを席巻してた頃、こういうストーリーが受けたんでしょうね。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-10 20:49:05)
19.  華岡青洲の妻
今まで息子を思うあまり自らの体を差し出す母、愛するあまり体を捧げる妻という単純な思いを描いていたが、そんな生半可なものではない本物の嫁姑バトルでした。その根底は家名を守るための保身であり、家名を上げるための名誉であり、全ては”家”のためという世間体を重んじる日本古来の封建的な一家のまさに血みどろの戦い。妹・小陸が兄・雲平を激しくなじる言葉が全てであり、男のズルさを端的に現している。見るからに気の強そうな若尾文子がぐっと堪えて耐える様、一見温和そうな高峰秀子が厳しく嫁に当たる様は身震いするほどの迫力がありました。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-04-05 22:32:40)(良:3票)
20.  パッション(2004)
カトリックの敬虔な信者であればあるほど直視することが出来ず、痛みが全身に伝わり失神しかねないのではないでしょうか。聖書を読み込んだ人達が思いを込めて作りこんだだけあり、キリストの受難を良く知らない私にも多少は伝わったんではないでしょうか。しかしこの映画が新約聖書に基づきよく出来ていればいるほど、ユダヤ人にはまるで伝わらない、ココが宗教の難しいところですね。
7点(2005-03-23 22:52:08)
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