1. バタリアン
《ネタバレ》 小学生の頃これを見てかなりビビってました。見直すまでは「ストリップシーンがあってエロかった」ことと「気持ち悪くて怖い」っていう漠然とした印象しか残っておりませんでした。で、見直したところこの映画の完成度の高さに驚きました~。ホラーなのにしっかり笑える要素を盛り込んでいるし、ゾンビの造型や美術も秀逸。そして、一番印象深かったのはフランク役のジェームズ・カレンとフレディ役のトム・マシューズの演技ですね。映画の冒頭でのコミカルなやり取りをはじめ、2人がゾンビになって憔悴していく過程も見事でした。また、フレディが生きたまま死後硬直してしまい、痛みのあまり「Easy! Easy!」と泣き叫ぶシーンがこの映画で一番ゾクゾクしました。 7点(2004-09-14 17:44:11)(良:1票) |
2. バッドボーイズ2バッド
《ネタバレ》 頭の悪いキャラクターばかり登場する前作を「頭がバッド・ボーズ」と揶揄した僕ですが、どうやら本当の「頭がバッド・ボーイズ」は監督のマイケル・ベイ、脚本のロン・シェルトン、編集のマーク・ゴールドブラット達だったようです。マーカスの妹を助けにキューバに潜入する際には、都合良く仲間の弟が反カストロ組織の一員で、その組織が都合良く麻薬の売人タピアの豪邸のすぐ近くにアジトを構え、都合良くトンネルを二つも掘っていたりするところにはある意味脱帽でした。しかし、今回日本の配給会社は粋な邦題を付けてくれました。「バッドボーイズ2バッド」の「2バッド」って「too bad」ってことでしょう? 3点(2004-09-14 17:42:36) |
3. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 アクション、ストーリー、CG、露出度等全て前作を大きく上回る出来でした。1作目は前振りもいいところで今作からやっと本番かと思わせるくらいの違いがありました。この映画に出てきたS.T.A.R.S.のジル・バレンタインという女性はバイオハザードシリーズでは御馴染みのキャラクターなのですが、衣装から容姿までゲームのキャラとそっくりだたし、ネメシスもよく再現できたな~と思うほど似ていたのでびっくりしました。さてさて、この映画はアクションが本当に見応えありました。一般市民や武装した警官隊がゾンビにやられ、ゾンビが次々に襲いかかってくるという緊迫した中、ミラ・ジョヴォヴィッチとシエンナ・ギロリーが銃や体術でばったばったとゾンビをやっつけていくのがなんとも爽快でした。しかし、一部の戦闘シーンではスピード感を出したかったのでしょうか、アップを多用しすぎていて一体誰がどうなっているのか非常に分かり辛かったです。ストーリーは最後のオチの方で前作と上手くリンクさせている以外は特に凝ったところはありませんでした。でも生き残るための命題がはっきりしていて分かりやすい展開だったので、序盤から終盤まで十二分にアクションを堪能できたので良かったと思います。次の作品も是非見てみたいですね。 8点(2004-09-05 07:39:35)(良:2票) |
4. ハンテッド(2003)
《ネタバレ》 ワイヤーアクション、CGが主流の時代において、派手な銃撃戦でもなくナイフとナイフの一見地味で昔ながらの男と男の勝負に真正面から取り組んだチャレンジ精神には、それだけでまず1票上げたくなる。戦う2人の間にあるのは不幸な運命が招いた不条理であり、その不条理に悲しみを覚えながらも殺しのエキスパート達の一瞬も気の抜けないギリギリの戦いにスリルを覚える。そして、2人にしか分からないこの不条理こそがドラマチックであり、周りの者には手出しの出来ない運命的な戦いをトミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デル・トロが見事に演じきっている。そんな中、2人の戦いに水を差すのがFBIの女性捜査官である。ハラム(デル・トロ)が彼女の尊敬する捜査官2人を殺害したことで、彼女は生死を問わずハラムを捕獲しようと多くの捜査員を動員する。ハラムの力を持ってすれば、これからあと何人犠牲者が出るか分からないことを確信しているL.T.(トミー・リー・ジョーンズ)は、自分の手でハラムを何とかしなくてはならなくなってしまった。こうして2人の戦いは運命付けられてしまうのだが、そんな理由付けはむしろ蛇足であったように思う。周りが余計なお膳立てをしたために、ハラムを救えなかったというL.T,の悲壮感が最後まで生きてこなないのだ。2人が戦う理由はハラムの悲惨な戦争体験によって受けた心の傷と、L.T.に裏切られたという誤解で十分なのだ。誰の邪魔も無い、L.T.とハラムの死闘を見てみたかった。 6点(2004-02-21 14:21:28) |
5. バガー・ヴァンスの伝説
《ネタバレ》 監督はあの名優ロバート・レッドフォード。主要な登場人物はマット・デイモン、ウィル・スミス、シャーリーズ・セロンとキャスティングは若手中心ながら実力のある者ばかり。そしてベテラン俳優のジャック・レモンも映画の最初と最後に登場し、映画を引き締めています。音楽、映像はとても綺麗なのですが、内容が今ひとつ…。一番の疑問は、この映画は題名のとおりバガー・ヴァンスの伝説だったの?というもの。というのもハーディ氏(ジャック・レモン)の子供の頃の視点で映画が描かれているわりに、ハーディ君とバガー・ヴァンスの絡みがあまり多くないし、どちらかと言うとジュナとアデールの恋愛の行方に重点が置かれていたような気がします。さらに、バガー・ヴァンスの凄さがいまいち伝わってこないので、主人公はマット・デイモンに思えてしまうんです。題名と内容が一致していないのは問題だと思います。 5点(2004-02-21 14:05:32)(良:1票) |
6. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 ストーリーも分かりやく、暴力もコミカルで、安心して見られるというのはディズニーならでは。ただ、ウィル(ローランド・ブルーム)の血が不死の海賊たちの呪いを解く鍵であることは後になって分かってきたり、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が不死の海賊の元船長で色々な過去があったりと、それぞれのキャラクターの置かれている状況が変化しすぎて状況把握するのが面倒。主人公たちは水面下での駆け引きや、相手の裏をかこうとしているのだが、状況が把握しずらいのでどんな駆け引きをしているのか分かりづらくなってしまっている。単純にお姫様(エリザベス)を救い出して終わりという単純すぎるストーリーにはしたくなかったのかもしれないが…。ただ、どんでん返しは小さいのをばらまくよりも、大きいの一つだけ、ド~ンと最後に持っていけば十分。妖艶な魅力を持ったベテラン俳優ジョニー・デップ、正統派で美形の若手俳優ローランド・ブル-ム、清潔感がありながら力強さをかもし出している若手女優キーラ・ナイトレイ。本編に冒険のシーンが少ないが、このキャスティングがちょっとした冒険だったのかも。 7点(2004-02-07 02:57:25) |
7. 8人の女たち
《ネタバレ》 1人でDVDを見てたんですが、「FIN」の文字が出たとき思わず拍手してしまいました。すごく楽しかったんで。ストーリーはいたって単純。しかも設定は使い古されたありきたりのサスペンス。しかし、この映画は本当に独創的で、まるで舞台を見ているかのようでした。お父さん殺しの犯人を探るために女同士で足の引っ張りあいして、だんだん皆の化けの皮がはがれて行くところが怖いな~と重いながらも楽しく見れてしまうのです。余りの暴露話の数々と衝撃的告白のオンパレードで、もう途中からは笑うしかなかったです。そしてこの映画の見所は主人公の女8人がミュージカル調に歌う歌。これが見ていて本当に楽しくて楽しくて…。僕はこの8人の歌う歌がかなり気に入ってしまった。お父さんを殺した身内の誰かを探すという設定なのに、こんなに楽しい映画にしちゃうなんて驚きです。そして、結局お父さんは最初から死んでなかった・・・っていう最初の前提を覆してしまう結末はサスペンスではよくあるって言えばよくあるんですが、その後、8人の女たちの本性を知って、絶望して自殺する展開が面白い。それでもって父親は最後まで顔を見せないんです。脇役のいないこの映画、まさに「8人の女たち」という題名そのまま。今度、他のフランソワ・オゾン監督作品を見てみたいですね。また、この映画では1人だけ妹役のリュディヴィーヌ・サニエが気に入ってしまいました。天真爛漫でボーイッシュなキャラなんですが、唄っているところなんてマジでキュート。 8点(2004-01-25 22:59:19)(良:1票) |
8. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 平気で飛行機に乗ってるけど、レクター博士は世界でトップ10に入るほどの指名手配犯だぞ。警察は何をやっとるんだ! 7点(2003-12-08 20:20:12)(笑:1票) |
9. バンデットQ
《ネタバレ》 子供の頃この映画が大好きでした。寝室から色々な時代や場所にタイムスリップして冒険するというストーリーには心躍らされました。しかし冒険が終わり、映画のラストで両親が消えて無くなってしまうのがとても恐ろしかったのを覚えています。今でもそのラストが理解できないのですが、一体何なのでしょうか。メルヘンチックなおとぎ話ではない、そんなラストが好きだったのかもしれませんけど。 7点(2003-12-08 19:34:11) |
10. パラサイト
《ネタバレ》 ボスを倒せば敵全員死んじゃうってそんな生物いるのかよ…。しかもボスがわざわざ出てきてくれるし…。手下にやらせればいいのにわざわざ一匹で勝負を挑んできてくれるバカな生き物だね~。でも、深く考えずに見れば結構楽しめるかも。 6点(2003-12-08 19:14:25)(笑:1票) |
11. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
前作よりも見ごたえがあった。恐らく前作で土台が出来ていたのが良かったのでしょう。 7点(2003-12-08 18:58:51) |
12. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
エジプトやら古代文明やらに興味があるのでなかなか面白かったです。頭をからっぽにして見られるアクション映画ですね。ムシが良かったです。 7点(2003-12-08 18:54:57) |
13. パブリック・アクセス
《ネタバレ》 僕にはこの映画の良さが全く分かりませんでした。主人公の男は市長が絶対正しいと信じているし、真実を知らされた後自己保身のために恋人すらも殺してしまいました。固定観念に縛られた頭の堅い男が街から街へ色んなトラブルを撒き散らして歩いているのかと思いましたが、で、一体何なの?って思ってしまいました。意味がありそうな気もしますが、僕には分かりませんでした。 2点(2003-12-08 18:49:12) |
14. HANA-BI
【STING大好き】さんの言うとおりでして、僕からは何も言うことはありません。↓の【STING大好き】さんのレビューを見てくだされ。 10点(2003-12-08 00:01:52) |
15. バッドボーイズ(1995)
部下を殺したボスがバカすぎる。その殺人事件で全ての足がついてしまった。そしてわざわざ自分から殺されに行くバカなヒロイン。さっさと真実を話せば済むのに話をややこしくするバカな主人公2人。僕がこの映画の邦題を付けるとしたら、「頭がバッド・ボーイズ」だね。 3点(2003-12-07 22:41:24)(笑:1票) (良:1票) |
16. パッチ・アダムス
どんな時もユーモアを持って夢をあきらめずに頑張ろうと思いました。自分の夢に挫折しそうな時、この映画を見ることをお勧めします。勇気をくれる映画です。 9点(2003-12-07 22:36:01) |
17. 裸足の1500マイル
《ネタバレ》 舞台は1920年代のオーストラリア。当時、オーストラリアはイギリスの植民地であった。支配国だったイギリスはイギリス人とアボリジニーの混血児が生まれると、その混血児を隔離するという政策を取っていた。その理由はアボリジニーを同じ人間として見ようともしない人種差別以外の何物でもない価値観に基づいて行われていた。当時は当たり前のように行われていたこの隔離政策を映画化するに当たって多少の演出や脚色はあるかもしれないが、彼女たちが1500マイルの道のりを歩いた事は紛れもない事実である。もちろんイギリスの政策は人種差別であり、その犠牲者になった人たちはたくさんいたと思われるが、怒りや憎しみといった負の感情をこの映画からは感じない。この映画で描かれているのはただ「自分の故郷に帰りたい」と思う彼女たちの純粋で真っ直ぐな強い意志だからだろう。 7点(2003-12-07 22:33:47)(良:1票) |
18. パズル(1999)
ここまで酷い出来だとは思わなかったな~。こんな雑な映画は久しぶりに見たぞ。 2点(2003-12-07 22:22:13) |
19. バイオハザード(2001)
主人公を一時的な記憶喪失にしたのはGOOD。部隊の隊長が主人公にあれこれ説明してくれるのは、同時に映画を見ている人への説明にもなったから自然にストーリーに馴染む事が出来ます。しかし肝心のストーリーは色々とパクリが多いかな~とも思いました。もうちょっとミラの戦闘シーンを期待していたのだけど、それほど見せ場も無く終わってしまいましたね。ラストは次回作があることを匂わせてますので、次回作ではもっと凄いアクションを期待しております。 6点(2003-12-07 22:13:55) |
20. π(パイ)
なんか不思議な夢を見ているような感じだったな~。意図していることは何となく分かったけど、内容よりもむしろ映像を評価するべき作品なのではないかな~。 6点(2003-12-07 22:10:30) |