1. ハウルの動く城
《ネタバレ》 弱さゆえに悪魔に心臓を売り渡したハウル、帽子屋の一長女から飛び立てないソフィー、若い力を求めるが故に新鮮な心臓にすがる荒地の魔女、本当は強い力を持っているのにハウルとの契約に縛られているカルシファー、呪いを掛けられた案山子の王子カブ、摂政の魔女の元から逃げ出した飼い犬ヒン、マルクルはまだ子供だから特に縛りはないみたいだけど、登場人物みんなが何がしかの制約を受けている中で、ソフィーを中心にその呪縛を自ら解き解こうとする姿に、随所に涙誘われるシーンがありました。個人的には単なる老婆になってしまった荒地の魔女が心臓を欲するシーンに特に涙腺が緩みました。しかし、ソフィーは逆に老いてこそ人生の如く、ハウルの傍らで生き生きと輝き出す、この荒地の魔女との対比。老いって本当に切ないですよね。若い頃は考えもしなかったけど、家族が出来て、年を重ねるにつれて、全人類にのしかかる大きな呪いなのかも知れません。しかし考えようによって若い頃より素敵に生きることができるのかも。確かに全体的に説明不足の感は否めませんが、僕はこの種の鑑賞者の想像力に委ねる作品が大好きです。因果関係が不明なので、???な気持ちも分かります。しかし、話の流れから帰納的に自らサブストーリーを組み立てれば良いのではないかと思います。 僕には、皆さんが言うほど悪い作品には思えませんでした。この映画のひとつひとつのシーンを思い出しながら、その意味を深く考えても良いのではないでしょうか。映画館を後に、妻と二人、互いに感動した場面を語りあいながらのドライブ。映画の後でこんなに映画の話をするのも久しぶりでした。 8点(2004-12-15 01:35:24)(良:2票) |
2. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
《ネタバレ》 原作を読んでいないからか、あまり話がよくわかりませんでした。シリウスがいい奴なのはわかったが、ねずみはどこに行ったんだ?続編に続く? 4点(2004-07-20 00:55:59) |
3. 花とアリス〈劇場版〉
《ネタバレ》 アリスと父親のシーンが好きです。別れ際の「我愛弥」、気づかない父、切ない。家族で過ごした日のアリスの記憶が宮本とのデートの中で再生されていて、2人じゃできない大縄跳びやハートのエースの逸話で、切なさも絶頂。つい涙させられました。相変わらず非常にノスタルジックに撮られており、温かく爽やかな感じがしました。また随所に笑える要素がちりばめられているし、有名漫画家やその作品のキャラクターも登場し、非常にリラックスして見れました。ゆったりした気分になれる良作です。 9点(2004-03-27 21:49:21)(良:1票) |
4. バトル・ロワイアル
《ネタバレ》 まさに社会の縮図じゃないすか。せっかく築き上げてきたものを邪魔者にめちゃくちゃにされたり、みんなで仲良くやっていこうと思っていたら仲間割れして全滅とか。灯台のシーンはレザボアですね。なかなか良かったと思う。 6点(2004-01-18 15:01:52) |
5. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 全員死亡は意外でした。普通、こういう映画って、的確な判断をした誰かが生き残るのですが・・・。海をなめるな、ということでしょうか。うーむ。 6点(2004-01-15 00:11:33) |
6. ハリー・ポッターと賢者の石
音楽は印象的でよく耳に残ります。え?作品は?・・・それは。。。 6点(2004-01-12 14:31:43) |
7. ハリー・ポッターと秘密の部屋
やべぇ。記憶にない。 6点(2004-01-12 14:15:40) |
8. パルプ・フィクション
初めて見たときは衝撃だった。僕が見た映画館はオンボロで音響も満足でなかった。妙に音が割れてたし(笑)。でも、そこが作品にマッチしてた。ちなみに、常陸多賀(茨城)の映画館だ。まだあるかな? 9点(2004-01-12 01:15:45) |
9. 遥かなる大地へ
ロンハワードは技術や仕草の伝承を見せることで個人の成長を表現するシーンをうまく使うと思う。例えば、お嬢様のキッドマンが、洗濯などの家事を覚えていくのもそうだと思う。そういうシーンを見ると僕は素直に感動してしまう。タイトルどおりとても壮大な映画。音楽もとてもすばらしい。 9点(2004-01-11 02:14:12) |
10. バックドラフト
《ネタバレ》 ロンハワードは技術や仕草の伝承を見せることで個人の成長を表現するシーンをうまく使うと思う。例えば、兄に消防服の着方を注意されていた弟が、今度は新人にそれを教えるところとか。こういうシーンを見ると僕は素直に感動してしまう。多少長いのが欠点だが、補ってあまりある映画ではないだろうか。 8点(2004-01-11 02:05:13) |