1. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
《ネタバレ》 米映画界のみならず、映画界のなかでのアカデミー賞はどこをどうやっても避けられないアウォードなわけです。 ましてやそのなかで作品賞を受賞したとなれば、そりゃあ注目も高くなるわけです。 ただしそれがいつも観た人の心に響く名作なのかといわれればそうでもない。 今日観たこれは、まさにそんな感じの作品だと思います。 最初に思った印象は「まあ、、アカデミー会員が好みそうな『業界の内輪ネタあるある』だわね」て感じ。 題名を『バードマン』にしたり、主演をマイケル・キートンにしたブラック・コメディと聞いたところで、まぁだいたい内容の予想はつくわけです。 かつての栄光を再び呼び戻そうとしている描写はとても良かったと思うし、演技もカメラ回しもとても良かったと思いました。 (他の方のコメントには無かったのですが、、、ドラム主体のBGMが時々やかましく思えたのは自分だけでしょうか・・・) これもあまり書かれていませんが、ぼくはエマ・ストーンの「なに考えてるか分からない感」の演技はすごく良かったと思った。 父親のことが好きだけど多少の嫌悪感もあって、一所懸命に仕事はこなすけど現実逃避したい、薬物のリハビリ中、とか非常に不安定な加減が感じとれました。 ネット社会になじめない人の、ネット社会にデビューしてしまう皮肉を謳っているのも興味深かったです。 話題になっているカメラワークはやっぱり『ロープ』のほうが上手(なんか編集の繋ぎ目を粗探ししていてしまいました)。 久々に観たエドワード・ノートンはまた主演を霞めてしまいそうな演技カマしていますな。 正直あまり好きな役者ではないけど、彼がいるのといないのでは全然印象が違ってくるのではないかと思います。 総じて、、、、思いのほか、観てて疲れました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-26 21:21:54) |
2. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 これまでのシリーズを観て来たので勢いでレンタルしてきました。映画初登場キャラのレオンが出ているのに、なんでレビューに書く人が少ないんだろう・・?と思っていたが、びっくりするくらいオーラがない。 [DVD(字幕)] 3点(2013-08-16 19:55:52) |
3. バグダッド・カフェ
素晴らしく映像がキレイな「世界の車窓から」を見てるよう。テンポが恐ろしくノロい。それにストーリーがあるんだか無いんだか、さっぱりわからない。手品セットは、どうやって手に入れたのか不明です。でも別に再見して確認しようとも思わない。『バグダッド・カフェの風景』のみの評価です。 2点(2005-01-30 21:16:37) |
4. パピヨンの贈りもの
エルザちゃん、可愛い。予告編を見る限りエルザちゃんはもっとおませで、ジュリアンじいさんはもっとガミガミ頑固じじいと思ってたんですけどね。そのへんは意外に普通でしたね。展開に決してムダはなかったんですが、あまりにも削り過ぎて遊びが無かったってゆうか。警察の捜査の様子も、途中が見えなかったし。現代人の抱える悩みとかちゃんと描かれてたし、それでも何かほんわか暖かい映画でした。自然な演技の二人と、美しい山の自然。心がじんわりとあったまる、そんな映画でした。 7点(2004-12-05 00:54:41) |
5. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 前作の雰囲気そのままに、アクション倍増。脚本もちょっと良くなってる。 何故T-ウィルスが製造されてしまったのか。のくだりが、無理なくて好きでした。 意識的にびっくりさせる演出が多かった気がします。 ちょっと残念なのは、もっとネメシスに暴れて欲しかった。あれではガトリングガンの威力ばかりが露出されて、ホントのタフさ、凶暴さがもうひとつだったところ。 アリスとの力の差をつけて、もっと暴れてほしかった。 全体を通して、ブルー系の画面もカッコ良かったし、ゾンビ系映画ではかなり好きなほうでした。 ジルさん、カッコ良い。アリスの超人ぶりよりも、断然ジルの方が際立ってた。 あのラストだと、 なんか別の映画になっちゃいそうで、かなり不安。 8点(2004-11-02 00:45:23) |
6. パットン大戦車軍団
第二次大戦のヨーロッパ戦線を知ってると、もっとこの映画を楽しめたんだろうと思うと、ちょっと残念です。学生時代、勉強嫌いだったもんで・・・。不完全な性格の、猛将の「人間臭さ」が良かった。数々の戦果を上げながら、自らの過ちによりやがて部隊を追われる。時代に取り残されたパットン将軍のラストがもの悲しげだった。戦闘シーンの迫力よりも、一人の男の人間ドラマとして見れるから、名作になるんでしょう。ジョージ・C・スコット、さすがの名演です。 7点(2004-06-28 15:57:35) |
7. 裸足の1500マイル
これを映画として見れば、申し訳ないけど点数低めです。ただこの映画で起こった事実を知ることが出来たので、この点数にしました。レビルは一体、何もんなんだ??「混血児を救う」って、あんたは神様かい?しかも救うために家族と引き離して。確かに自分の信念に疑いをもつような感じはなかったし、偽善的でないようにも思う。けど「アボリジニを守る」っていうより、結果的に白人たちの将来―白人たちのオーストラリア―を守りたいが為にやってるだけの気がする。なんという醜い世界だったのだろう。そんな中、大人でさえ難しいことを子供たちは本当によく頑張った。自分はそんな途方も無い距離を、ただひたすら歩くなんて、多分出来ない。 6点(2004-06-23 19:25:35) |
8. パリ、テキサス
この手の映画の淡々としたドラマを眠らずに見れるようになった自分は、大人になったなぁと思った。きっと若い時分なら、シンドいでしょう。これは「大人」の映画ですな。 7点(2004-06-21 00:17:35) |
9. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
鑑賞後にここのレビューを見て「あぁ、そういうことか!」と思いました。僕は鈍くさい人間なんだろうか・・。キューブリックの作品を割と見てるけど、ちょっとこれは肌に合わなかったです。 5点(2004-06-21 00:06:06) |
10. バグズ・ライフ
主役のフリックのインパクトが一番薄かった気がする・・。ドット姫は大活躍で可愛かったし、他のキャラクターも個性的で魅力的だったんだけど。他のPIXER作品よりも評価は落ちますが、でもなかなか面白かったです。子供はいないけど、子供には良い教材になるかも。 6点(2004-06-19 22:07:27) |
11. バンディッツ(2001)
《ネタバレ》 『スティング』見る前は、「まぁまぁ」。『スティング』見た後は、「まんま、パクりじゃん・・」。途中までは良いんですけどね。 4点(2004-06-14 19:35:53) |
12. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
「案外面白かった」←こういう表現がとても似合う映画。イムホテップの執念たるや並々ならぬものであったし。ただエヴリンが「死者の書」を詠んでしまうあたり、あまりに淡々と描かれてて、あやうく見逃すところでした。DVDは、dtsで再生すべし! 7点(2004-06-13 19:06:44) |
13. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
前作では、相当な暴れっぷりのイムホテップに同情してしまう。キャラクターの個性をイジってしまって、奥深さを思わせるよりも微妙に空回ってる気がしないでもない。DVD特典のメイキングに出て来る、特殊効果担当のおっちゃん、キモ過ぎる・・・。得意気になってマニアックな解説してるが、キミは裏方のままで良し。 クラスにいたよ、こんなヤツ。 6点(2004-06-13 18:58:21) |
14. ハートブルー
なしてこんな邦題にしちゃったんだろう。原題のまま「ポイントブレイク」でも良かったのに。本編はストーリーに少々詰めが甘いところが見受けられますが、ダイナミックな映像がたくさんです。ポスターのキアヌー・リーブスが、どうもパトリック・スウェイジに迫力負けしてますが、本編ではツッパらかって存在をアピールしています。チョイ役ですがジョン・サイズモアで出てくれてるし。RATTの主題歌もCOOL。 7点(2004-06-13 00:32:05) |
15. ハリーの災難
ここまで主役の顔が出てこない映画もないでしょう。シャーリー・マクレーンは良い映画でデビューしました。ヒッチコックとしては、数少ないサスペンス色の薄い作品ですね。のんびりとした展開ですが、飽きずに最後まで見させてくれます。「死体」というモノを題材としながらも、とてもおかしかった。 8点(2004-06-12 18:00:14) |
16. パーフェクト ストーム
スカスカのストーリーに派手過ぎる演出。これはまさにブラッカイマー系。 2点(2004-06-12 17:36:45) |
17. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 きったないし、ウソばっかだし、船長らしからぬ飄々としたヤツ。ジャック・スパロウ。そりゃぁ部下に船を奪われるよ!って感じなんだけど、どうにも憎めない。海洋を舞台に暴れる冒険活劇ものは体験出来ないだけに、劇中の人たちが羨ましく思える。音楽もカッコ良い。ラストの続編を匂わせるラストシーン、ジョニー・デップのカッコ良さが際立つ。ふたつ疑問なんですが、エンドロール後に登場する猿の意味がわからない・・。それと、キーラ・ナイトレイの、変に力の入った小鼻と締まりのない口。 9点(2004-06-12 17:04:23) |
18. バック・トゥ・ザ・フューチャー
かのレーガンさんが亡くなって、この映画の小ネタに使われてたのを思い出しました。「副大統領はジェリー・ルイスか?」ってドクがマーティに毒づくのは、最近見直した時に爆笑しました。このサイトでの評価にビックリしましたが、年を取っても見直しても決して色褪せない傑作です。当時劇場で見ておいて良かったと思える。ラストシーンは、当時かなり衝撃的でした。もちろん、良い意味で。もうすぐ廉価版DVDが出るから、絶対に買います。そして擦り切れるまで見てやるんだ。だからこの際「かたいこと、言うな(ニコ♪)」 10点(2004-06-12 16:49:45) |
19. 花嫁の父
《ネタバレ》 見終わった後で思い返すと、冒頭のお父さんのやられっぷりがなんとも可笑しい。いやぁ~、お父さん頑張った。エリザベス・テイラーがキレイで結婚に一途だったから、余計にお父さんの狼狽っぷりが滑稽だった。家にたくさんの花を置いて、娘を送り出すなんて、ベタだけど素敵な演出だなぁ。人ごみですぐに酔う僕は、あのパーティには出席できません。 8点(2004-06-12 12:07:21) |
20. バッドボーイズ(1995)
えぇ~っと。車走らせ、拳銃バンバン撃ってて、飛行機どっかーんで・・・。あと何だっけ? 4点(2004-06-10 15:50:46) |