1. バーニー/みんなが愛した殺人者
《ネタバレ》 もっとコメディ寄りかと思いきや、実話の殺人事件を基にしたこともあり、結構シリアスなドキュメンタリー仕立てといった作品。結末はああなるしか仕方がなかったって感じもしますが、衝動殺人を犯してから九ヶ月も世間を欺き、奉仕活動とはいえ殺した彼女のお金を使いまくっていた…という描写もあり、バーニーが完全に善人だとは言い切れないところが妙にリアルでもありました。 [DVD(字幕)] 6点(2016-05-21 13:11:07) |
2. ハンコック
ウィル・スミス主演のヒーローアクションということで観てみました。嫌われ者のスーパーヒーローが徐々に更生していく前半は結構面白いです。しかし後半になると、隠されていた設定が登場して一転夫婦の話に…?「アイ・アム・レジェンド」もそうでしたが前半、後半でくっきり分かれてしまう話です。どっちかに統一すれば見応えがあったのになぁ。 [地上波(吹替)] 6点(2011-01-15 21:31:52) |
3. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
シリーズ5作目。ここまで来ていきなりこのシリーズ観る人はいないとは思いますが、前作までの続きの簡単な紹介(スパイダーマンシリーズみたいに)すらなくいきなり本編に突入するので、最初はもう1~4作目までの固有名詞とか人名とかほとんど忘れていて思い出すのに苦労しました(苦笑)。そういう意味ではやや不親切な映画ではありますね。原作は読んでいないですが相変わらずの端折りっぷりらしいですが、まあ150分で収めるにはこれぐらいのボリュームになるのは仕方がないのでは。それにしても、長い年月をかけてシリーズを続けているためか、ハリー達が10代中盤の少年少女達にはもう全然見えないです(ネビルとかドラコとか特に)。果たして完結を迎えた頃にはどんな彼らに会えるのか・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-09 20:32:15) |
4. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
バブルの時代は小学生だった私にとっては、バブル経済全盛の17年前ってのは本当にこんなんだったのか?と驚きつつ観てました。音楽は少しは聴いてたんでプリプリとかリンドバーグの曲は純粋に懐かしかったですけど。しかし札ビラでタクシー止めたりビンゴの賞金が200万円とかっていうのは・・・さすがにネタですよね?(違うのか?)いわゆるドタバタコメディですが、タイムマシンもの好きとしては楽しめました。薬師丸ひろ子はバブル時代の姿よりも今のほうが魅力的かな(笑)。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-09 20:22:15) |
5. 8月のクリスマス(2005)
ある意味、最初からラストが分かってしまう映画な上に、物語は特に大きな起伏もなく淡々と展開していくので、退屈な点がないわけでもないです。「オジサン」と呼ばれてしまってもどこか少年っぽい山崎まさよしの透明感のある演技が画面を引っ張っている感じ・・・でしょうか。私もまさよしファンなので点数は甘めで(笑)。 [DVD(邦画)] 6点(2006-10-02 22:29:26) |
6. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 白黒映画なんて観たのは何年ぶりなんでしょうか?冷戦を皮肉ったブラックユーモアがバシバシ炸裂するこの作品。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は結構楽しめました。オチのキノコ雲連発に「また会いましょう」とかいうエンディングテーマ(?)のセンスにも脱帽。ちなみにピーター・セラーズの一人三役は観終わった後に知ってビックリ。言われなければ分からなかった・・・というレベルの高い演じ分けでした。 [地上波(字幕)] 7点(2006-10-02 21:13:57) |
7. 博士の愛した数式
《ネタバレ》 博士の記憶が80分しかもたない、というのは数式以外に何か意味があったのでしょうかね。例えば、ルートの所属する野球チームの試合、あれは絶対80分では終わらないと思うのですが、不意に記憶が途切れたらどうなるか・・・というところも描写するべきだったと思います。とはいえ、冬から春にかけての優しくも柔らかい映像、ただ穏やかに流れるだけではない未亡人と博士との含みを持たせた描写、健気な家政婦親子など、結構私のツボにはまりました。野暮なことを聞くようですが、ラストシーンのモノクロのアレは、先生になったルート君が思い描いていた幻想なんでしょうね・・・。 [DVD(邦画)] 7点(2006-09-09 17:51:52) |
8. ハードロック・ハイジャック
売れないロックバンドがラジオ局内をジャックしてあれこれやらかすコメディ。でも肝心のバンドのオリジナル曲はフルコーラスじゃ一度も流れていないんですよね(笑)。音楽コメディというよりもドタバタコメディでしょうか。銃を突きつけられているのにあまり緊張感のないあの空気が何ともツボです。ブレンダン・フレイザーはやっぱりアイドル顔でロッカーとしては微妙?ブシェーミはこんなにカッコ良かったっけ?と思うほどのハマリ役でした。個人的にはラジオ局リストラでヤケクソになってたDJのおっさんが面白かったです。 [地上波(字幕)] 6点(2006-04-23 14:39:01) |
9. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 タイムトリップ物やサスペンスというより、切ないラブストーリーですかね。すべてはあのラストに収束されている気がします。彼女の本当の幸せは自分と出会わないことなんだ・・・だなんて、そんな決断、私だったらできません(苦笑)。エヴァンはきっと今までの記憶をこれからも持ち続けるのでしょう。例の能力で人生は変えることができても、それまでの記憶は消し去れないというのは結構残酷なことなのかも。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-12 22:25:21) |
10. ハート・オブ・ウーマン
観る前はこういう話とは全然知らなかったので、メルギブの頭の中に女性の声が聞こえてくるあたりで「意外だ!こりゃ面白くなるかも?」と思った。実際、前半はコメディでぐいぐい押してきてかなり面白かったのだが、後半は普通のラブストーリーになってしまってちょっとトーンダウン。ちょっと残念。 [地上波(吹替)] 6点(2006-02-12 21:38:39) |
11. バーバーショップ
ある街角のバーバーショップの買収問題のゴタゴタを描いた作品ですが、実は本筋よりも従業員達の悪ノリな会話や、随所に流れるヒップホップのほうが楽しめてしまいます。それでもあの最長老(?)の「お前の親父さんは人間に投資してきたんだ!」というシーンはちょっと泣きそうになってしまいました。2も早く日本上陸しないかな。 [DVD(吹替)] 7点(2006-02-12 21:35:04) |
12. ハービー/機械じかけのキューピッド
ハービーに意志があるのは過去、この車に乗ったレーサーの無念が乗り移って・・・とかいうのを密かに期待していたのですが見事にハズれました(笑)。一本調子の話ながら分かりやすいストーリーなので安心して楽しめるのはさすがディズニー作品。ただ、もうちょっと話に深みが欲しい(カットされたドラマー志望の兄貴の話とか)のと、リンジーがあまり可愛く撮れていなかったのが無念。マイケル・キートンは久々に観ましたが渋いオッサンになりましたね。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-04 00:01:33) |
13. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
三部作の完結編。今度は西部開拓時代のお話なので、「1」「2」で観られた同一人物の今昔リンクが少ないのが残念。あと、「2」で伏線があったとはいえ、ドクの恋愛模様を主軸に置いていて、自由人ドクを愛する身としては何だか一抹の寂しさも感じた。とはいえ、最後まで面白さのレベルを落とすことなく着地を決めたシリーズでしょう。ありがとう、マーティ、ドク。そして、お疲れ様、デロリアン。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 22:56:35) |
14. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
相変わらずストーリーは面白いし、今回はサスペンスの要素も含めて高いクォリティを保持しています。ただ、2015年の世界が近づいてきつつある今、ちょっとあの未来描写を観るのはキツいかも・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 22:50:35) |
15. バック・トゥ・ザ・フューチャー
何度観ても飽きないし、観るたびに新しい発見があって楽しめる、アドベンチャームービーの傑作。他に言葉が見つかりません。最高。 [DVD(字幕)] 9点(2005-12-25 22:47:13) |
16. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
またも今回監督が変わり(クリス・コロンバスは今作からもう関わってないのかな?)どんどん物語も映像もダークなものになっていきます。腕から出血シーンもあるし、だんだん子供が親しみにくい感じなっていくような気がしますが、ファンをふるいにかけているんでしょうか。まあそれでも私は見続けますが(笑)。ストーリーは前作「アズカバンの囚人」よりも一本道で分かり易かったですね。ハリーの災難から始まり、緊張感が持続して、2時間半ダレることなく観続けることができました。ただ、皆様も書かれている通り、あの海の中の大切なもの救出ミッションの人質(?)は・・・どういう学校だここは、とツッコミたくなりました。それにしてもハリー達の成長は止まりませんね。14歳だなんて嘘でしょハリー(禁句)。 [映画館(字幕)] 8点(2005-12-25 20:16:35) |
17. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ディズニーランドのアトラクションで遊んだことはありませんが、映像から「あ~、こういうアトラクションきっとあるんだろうなぁ~」と思いながら鑑賞。143分という上映時間は一見長いようですが、次々とストーリーが展開するのでそれほど長くは感じませんでした。ジョニー・デップの演技も面白い。それにしても海賊モノなのに独特のギラギラ感がないのは、これがディズニー映画だからでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2005-12-18 22:43:39) |
18. バッドサンタ
クリスマスもの、サンタものなのに相変わらずのブラック感満載。コーエン兄弟の作品って私の肌には合わないのかな・・・と、彼らの作品を観るたびにいつも思ってしまうのですが、この作品に関しては後半どんどん良くなっていくし、最後はちょっとホロリと来てしまいました。また何だかんだ言いながら、次回作が出たらきっとまたチェックしてしまうことでしょう。これってコーエン中毒なんでしょうか? [DVD(吹替)] 6点(2005-12-18 22:37:58) |
19. バットマン(1989)
予想以上にダークな世界観でした。背景もほとんど薄暗かった気がします。ストーリーとしてはあまりに王道すぎて、意外性やドラマ性がないな~という感じですが、ニコルソンの主役を食う演技に1点プラス。同じアメコミ発映画としては「スパイダーマン」シリーズのほうが私の性に合っているかな。 [地上波(吹替)] 6点(2005-06-12 21:25:32) |
20. バティニョールおじさん
《ネタバレ》 「何で俺がこんなことを・・・」と言いながらも、子供たちの世話を最後まで焼いてしまうバティニョールおじさん。彼だって子供達にイライラしたり、妻子ある身でありながら、逃亡中に匿ってくれた女主人となぜかいい感じになったり・・・と、根っからの善人ではない、そこら辺にいるようなしょぼくれたオッサン(失礼!)なのがリアルでポイント高いです。それだけに、ラストで「俺も一緒に行く!」と、子供達と旅を続けることを選択した場面では彼の心の変化を感じ取ることができて、観ているこっちも優しい気分になりました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 20:36:38)(良:1票) |