1. バイバイ、ママ
「母親」という重いテーマの割には、気落ちすることなく最後まで見れる面白い映画だった。 子供にとって、母親というのは宇宙レベルに「全て」です。 自我が目覚めて自分の足で歩くようになって目で見る情報を正確に処理するようなるまでは。 でも母親にとっては、いつまでたっても子供が全てで「特別」です。 その母親の、平凡な子にはさせない、常に母親の愛情が側にあるように、私のようにはさせない、という気持ちが当の子供にとっても必ずしも良いものではないのだよね・・・・ そうなってしまったキーラが徐々に狂っていく過程はゾっとします。子供を育てることはおろか、子供を産みづらくなっていっている昨今、自分は果たして子を持つ覚悟を決めることが出来るか不安になった。 しかし考えさせられる内容の割りに苦しくないのは、幼少期の回想がコメディチックに描かれているからかもしれない。 しかもその回想が適度に説明的で、ちゃんと繋がるようになっていてまとまっている。 初監督にしては上出来だったと思う。自作も期待したい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-16 01:02:20)(良:2票) |
2. ハードラックヒーロー
V6の演技が・・・ジャニーズファン向けといえば向けなんだけど、SABU監督らしいストーリーは嫌いじゃないです。寺島進さんが出てたのが良かった。 [地上波(字幕)] 5点(2005-11-09 17:33:05) |
3. パラサイト
なんでかわかんないけど、何回も見ちゃうんだよねこの映画。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-31 06:08:18) |
4. ハウルの動く城
世界観や映像は相変わらず美しくて見入ってしまうだけど、ストーリーや設定に物足りなさを感じてしまった。ハウルとカルシファーの関係もよくわからなかったし、荒地の魔女はそれほどキーパーソンでもなかったし、もう少し設定や関係を掘り下げて描いて欲しかった。結局は愛で救われたの?それで戦争も終わったの?行き着くところがよくわからないまま終わってしまった。ちょっと心配だったキムタクのハウルは棒読みがだったもののけっこうマッチしていた。少女の時の倍賞千恵子の声のほうが気になった。最後まで飽きずに見れたのは映像美のおかげだろうと思うと、ちょっと残念。 7点(2004-11-26 03:24:10) |
5. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 これ、10歳くらいの時に父親と見ていた記憶があるんです。映画なんてそう興味なかった時代なのですが、あのユマとトラボルタのダンスシーンとユマが泡吹いて瀕死のシーンがずーーーっと鮮明に記憶に残っているんです。映画に興味が出てから改めて見て、よく父親は年端もいかぬ娘にこんな犯罪オンパレード映画見せていたなと思うのですが、あのスカしたワルのやり取りや、聖書の説教、レストランでの強盗、ダンス、最後につながるストーリー、かっこいい音楽・・・・まだ正しいことや悪いことの区別もよくわからない時に見たからか、とても衝撃的でかなり引き込まれて見ていたと思います。そのせいか今はギャング映画や暴力犯罪サスペンス映画がとても好きなアングラ女になりました。今見ても、この映画は新鮮に感じることができます。それだけ少女の私に衝撃を与えたカッコイイ映画ってことです。あのダサイパジャマ着て血まみれの車の洗車に付き合わされてた人が、こんな映画作ってたなんて当時は知る由もなかったですが。 10点(2004-10-26 02:20:00) |
6. 8人の女たち
突然はじまる歌や踊りがなんとも言えず笑った。コメディじゃないのかコレ。わがままで自分勝手で華やかで個性豊かな女性たちは美しいですね。 7点(2004-08-31 17:57:17) |
7. 白痴(1999)
坂口安吾の原作自体がよくわからんけど、そのよくわからなさがよくでてる映画でした。時代背景もよくわからん。なんか凄かったんだけど、銀河の歌のシーンが衝撃的すぎて、余計にわけわからなくなってしまいました。 5点(2004-07-01 07:02:00) |
8. PARTY7
意味のあるのかないのかのストーリーが逆に良かった。 しばらく仲間内で我衆院達也の真似をするのが流行りました。 6点(2004-07-01 06:55:19) |