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プロフィール
コメント数 147
性別 男性
年齢 64歳
自己紹介 映画はできる限り映画館で映画館で見たいと思っています。ミュージカルが好きで、基本的に明るく楽しい映画、ちょっとほろっとさせてくれる映画が好きですが、しっかりとした重厚な作品も好みです。スプラッタ、バイオレンス、エロ・グロ、悲恋ものなどは苦手で、はなから見ないこともあり、どうしても評価するのは好きな作品が多くなるので、全体に点数は高めになってしまいます。

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1.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
このシリーズはあくまでもアトラクションの映画化なので、ストーリー云々を言うのは野暮だってことは判ってますが、それにしても今回は・・・。 前作までは、それなりに楽しめる出し物を、それなりに繋いでいたのに、本作は、各出し物がいまひとつな上に、それを無理矢理繋ぐ説明不足かつあまりにいい加減でダラダラした展開に加え、回収不十分な伏線ばかりで、見ていて何度肩すかしを喰らったことか!! このシリーズ恒例のエンド・ロール後の映像も今回は本編に入れておいても良かったのにと思うもの。 映画としては正直0点ですが、劇場版アトラクションとしてみれば約3時間を苦痛に感じずに過ごせたことに可も無し不可も無しの5点献上です。なお、これは、音響効果が良くて座り心地の良いシートの映画館で見たときの感想です。自宅でDVD鑑賞をする気はまったくしません。 
[映画館(字幕)] 5点(2007-05-31 22:15:11)
2.  ハッピー フィート 《ネタバレ》 
前半のインド映画を彷彿とされるようなノリと、後半の妙に環境問題に偏った作りのアンバランスのせいで見終わったときの感想は複雑なものがあります。とくにあれだけ強引な終盤の展開は無理があるでしょう。変なメッセージ性は抜きにして、お気楽映画に徹した方が良かったのではと思いますね。人間の議論の場面も取って付けたようだし。それとアデリーペンギンのコロニーで教祖様みたいなのが、イワトビペンギンなのも変な感じでした。 内容的には、いまひとつですが、映像的には素晴らしいものがあります。とくに若いペンギンたちが初めて海に入って泳ぎ回るシーンはダイナミックで良かったでし、それ以外でもCGの進歩を感じさせてくれます。映画館の大画面で見たので、映像面の素晴らしさに1点プラスの6点です。これ、小さなテレビの画面で見たらつまんないでしょうね。
[映画館(字幕)] 6点(2007-05-11 23:40:41)
3.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
もっと、おちゃらけた映画かと思って見たら、意外にまともな作りでした。阿部寛と広末涼子の持ち味を生かした演出と、テンポ良いストーリー展開に判りやすい伏線も手伝って、バブル当時を知らない人でもそれなりに楽しめるかもしれません。タイムパラドックスの扱いも過去を変えれば現代も変わるという基準で徹底しているので、タイムトラベルした二人に言及しなければ、納得のいくものです。 ところで、バブル時代を経験した世代は、映画で描かれる浮かれた世界を実体験した人と、私のように報道で知っているだけでとくに関係のなかったもの、バブルの弊害をもろに被った人で、この映画を見終わって抱く感想はだいぶ違ってくるでしょうが、バブルを楽しんだホイチョイがなんの反省もなく徹底して「あの頃は良かった」的作りをしたおかげで、かえって誰にとっても嫌みのない仕上がりになってます。見終わっての個人的な感想としては、もし、現実にタイムマシンがあって過去を変えられるなら「バブルの始まりを止めたかった」です。
[映画館(邦画)] 7点(2007-02-25 19:44:48)
4.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
前作もそうでしたが、主要登場人物は必ず生き残るはずと思って見ているので、ぜんぜんハラハラ・ドキドキすることなく安心して見ていられます。映画としての出来はたいして良くないんですが、ディズニーランドのアトラクションと思って見れば退屈もせずそこそこ楽しめますね。エンドロールの最後の落ちもたいしたことはないですが、前作から一貫しているといえばいえます。3作目ではオウムなのかな。
[映画館(字幕)] 6点(2006-07-22 19:48:31)
5.  初恋(2006) 《ネタバレ》 
この映画、「子供から大人へ」をメインテーマに三億円事件をひとつのエピソードとして挿入した、昭和40年代の青春群像劇としてみるべき作品です。当時のちょっと背伸びした青臭い青年像が出演者たちの演技も含めうまく描かれていて、子供ながらリアルタイムであの当時を知るものとしてはある種の郷愁と感慨があります。が、各エピソードの設定が甘く、空想の世界の絵空事のような印象を受け、特に三億円事件の準備からその後の顛末に関してはその感が強いため、ストーリー全体が散漫になっているのが残念です。結局、大人になれたのは「大人になりたくない」と言った主人公だけで、その他は子供のまま命を失なったり消息不明になったりと、なんともやりきれない結末のはずがリアリティの無さがそのやりきれなさと大人になった主人公にたいする感慨を薄めてしまっています。さらにこの作品の評価をややこしくしているのが主演の宮崎あおいです。演技力には定評のある彼女のこと、演技にはなんの不満もなく、主人公の心情、成長?の過程を実に良く表現しているのですが、彼女独特の無邪気な可愛らしさが現れるシーン(当然、演出で狙ったはずですが)を見ていて、こういう娘だからこそ実行犯になれたと受け止めるべきか、こんな娘が実行犯になれるはずがないと受け止めるべきか映画鑑賞中に困惑してしまいました。見ている最中にこんなことを考えさせる映画なので、作品の出来としてけっしてほめられたものではないのですが、あの時代の雰囲気を思い出させてくれたことに対して6点献上です。
[映画館(邦画)] 6点(2006-07-08 23:00:38)
6.  巴里のアメリカ人
ガーシュインの名曲がちりばめられ、ジーン・ケリーとレスリー・キャロンのダンスが素晴らしくて、なかなか楽しめるミュージカル映画です。パリの町中でくりひろげられる'アイ・ガット・リズム'や'ス・ワンダフル'の場面は楽しく、ロートレックの絵画の中で'パリのアメリカ人'にのせてくりひろげられるバレー・シーンも、駄目な人が少なからずいるようですが、私はかなり好きです。「雨に唄えば」の'ブロードウェー・ストーリー'、「バンドワゴン」の'ガール・ハント’などどうも冗長に感じられてあまり好きになれないのですが、’パリのアメリカ人'は曲に乗せた映像と映画のストーリーとの関わりもはっきりしていて退屈することなく見ることが出来ます。脳天気ミュージカルに芸術性を取り入れようとしたミュージカルは楽しめない物が多いのですが、これはうまくいった数少ない(唯一?)の作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2005-12-02 23:27:40)
7.  パリの恋人
オードリー・ヘップバーンのミュージカルとして貴重な作品。オードリー自身の歌や踊りがこれだけ見聞きできる映画は他にないでしょう。ガーシュインの曲もマッチしていてミュージカルファンとしては楽しめる作品です。 どうでもよい話ですが、この映画の中ではモデルになったオードリーより本屋の店員のときのオードリーのほうがずっと好みです。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-02 22:57:49)
8.  パリで一緒に
この映画、どうしてこんなにつまんないんでしょうか。オードリー・ヘップバーンは可愛いし、ストーリー的にも面白そうなのに、観てるとただただつまらなくて、だんだん腹立たしくさえなってしまいました。演出が悪いのかなぁ・・・。 なんかとっても残念映画です。 
[地上波(字幕)] 2点(2005-12-02 22:38:14)
9.  バンド・ワゴン(1953)
この映画、ここでは高く評価されている方が多いですが、私は駄目でした。初めて見たのは学生時代に名画座で、その後観る機会が無く、最近DVDを購入してあらためてみましたが、見終わった後の印象は同じです。ストーリー展開はこの手のミュージカルとしてはこんなものかなという程度ですが、ミュージカル・シーンがどうにもこうにも物足りません。曲として見終わって思わず口ずさみたくなるのが That's Entertainment だけですが、これもミュージカル・シーンとしてはいまいち収まりがよくありません。「三つ子」は印象には残りましたがそれほど楽しくも面白くもないし、おそらく最大の見せ場としているだろうガール・ハントもアステアとチャリシーが一緒に踊るシーンがまあまあ良いものの、全体としてみれば冗長なだけです。結局、最初から最後まで楽しめないまま終わってしまう映画です。ただ、まったくつまらないというほどでもないので5点です。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 22:27:43)
10.  パール・ハーバー
事前にさんざん酷評を聞いていたのに、本物の零戦の飛行が見られる戦闘シーンに期待を寄せて見に行きましたが・・・、これほど見に行ったことことを後悔した映画は後にも先にもないです。ストーリーは日本軍の滅茶苦茶な描き方が気にならくなるほど酷いものだし、唯一楽しみにしていた戦闘シーンもCGの使い方を間違えたのか、まるでID4の宇宙船vs戦闘機のような不自然さで、ただ腹立たしい思いで映画館を後にしました。  零戦が真珠湾攻撃に参加した21型でなく22型なのは現存機の関係でしょうがないとして、せめて塗装ぐらいは何とかして欲しかった。 
[映画館(字幕)] 0点(2005-11-17 20:43:33)
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