1. ハケンアニメ!
後半に向かっていくにつれてこみ上げてくるものがあった。何かを1から作り上げるのは物凄くエネルギーがいることなのだろう。そして、それを生み出す者、それをさらに多くの人の力で完成させるには大変だと思い知らされる。アニメや映画の監督、作家、漫画家などはとんでもない苦しみの中で、さらに様々な人間の思惑との葛藤もあってやっと作品が完成し、それは時には自分の理想とは異なるものだったりもするだろう。主人公の姿を見て仕事によっては痛いほど共感した人もいるかも。そんな苦悩しながらも奮闘する主人公を演じた吉岡里帆が素晴らしすぎた。ここまで演技が出来るとは失礼ながら思っていなかった。アッパレ。アニメの制作現場を描いた作品としてはTVアニメの「SHIROBAKO」とかがあるが、この作品のことも頭に思い浮かべながら見ていた。ホント、アニメを作るのは大変なんだ。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-08-25 17:13:46) |
2. ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey
マーゴット・ロビーは完全にはまり役。しかし、本作はアクションの連続の割には単調に感じてしまう。格闘シーンにしても変化が少なく同じような動きが多いように思えてしまった。テンポが良くなるような演出で作っているのにそう感じない。もう少し爆発力が欲しかったし、ユーモアさも欲しかったかも。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-02-26 11:16:18) |
3. バクマン。
うーん、良く言えば、上手いこと2時間で納めて映画にしたなと言うところ。だが、逆に言えば、全体的に薄っぺらく感じた。まぁこの手の漫画の実写化には、どうしてもそうなりがちなのは仕方がないのかもしれないけど。ただ、その分をなんとかいろんな演出手法で見せているという点は評価したい。EDの見せ方は面白いと思ったし、お~こういうのは凝ってて良いなと思った。主役の二人の頑張りには悪いが、どうしても高校生には見えないのが引っかかって仕方がなかった。出演者ではクドカンやリリーさんがいい味を出していた。あと、桐谷健太が原作イメージにぴったし合っていて良かった。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-05-15 09:58:12) |
4. はじまりのうた
《ネタバレ》 いい映画だった。こういう構成の映画は好きだ。もちろん音楽も良いし、NYの風景を背景にいい感じの映像にもなっていた。音楽っていいねと改めて思わせる作品でもあった。普段そんなに歌を聴くときに歌詞を考えてたりしない方なのだが、きっと歌詞にはそれぞれに想いが込められているはず、そういうものを考えながら聴いてみようかなと思ったりもした。主役の二人も好演していた。M・ラファロはいい味出していたし、K・ナイトレイは歌声も素晴らしかった。ストーリー的には邪魔にならない程度に上手く家族の話も入れているし、逆に恋愛的要素は上手い具合に抑えられていたようにも感じた。 [インターネット(字幕)] 8点(2015-12-31 10:59:28)(良:1票) |
5. パシフィック・リム
《ネタバレ》 巨大なロボットと怪獣が激しい戦いを何度も繰り広げていて、その点は見応え抜群だ。それに流石ハリウッドと言うクオリティで圧倒してくる。3Dで見たので迫力を増して見ることが出来た。また、日本の特撮やアニメの要素も多く入っており、その辺も面白いし、日本人受けはいいと思う。スーパーロボットもの的なバトルにゴジラのような要素も・・・と色々と感じるものがあった。だが、ストーリー自体は薄っぺらいし、この手ではお馴染みの演説や犠牲があるのだが、そういうものを見てもグッと感極まるような感じが少なかった。あと、日本人俳優がヒロインとして出ているのは誇らしいが、残念ながら菊池凜子のシーンはもっと少なくても良かったように思えてしまった。 [映画館(吹替)] 5点(2013-08-10 22:33:00)(良:1票) |
6. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 最初の方を見ていると、何が起こるのかと少しドキドキだが、結果的にはほのぼのとした方向へ進んでいってなんだかホッとした。ブレンダは、前半ヒステリックな面が多くてあまり好きにはなれなかったが、次第にジャスミンを認めるようになっていくと、そうでもなくなった。一人の異質な人物がやってくることによって、元々いた人たちが影響されていくという内容は、決して珍しくはないだけに、物語に大きな意外性はない。物語の面白さよりかは、映像や音楽、登場人物の雰囲気を楽しむ作品かもしれない。なんで急に手品?オバハンのポロリ?!ミュージカル?とかいろいろ思うところはあるが、まぁ良しとしたい。多くの人が既に触れてはいるが、主題歌の「コーリング・ユー」は、印象的で、この作品での重要なファクターでもあったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-16 23:15:50) |
7. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
《ネタバレ》 ハチャメチャバカ騒ぎの記録。余計なことは考えずに軽い気持ちで見るとそれなりに面白い。笑える部分もわりとあったし、登場人物も憎めないやつらばかりだった。アランの存在が面白くさせていて良かった。それにしても、酒やドラッグで記憶をなくして自分が何をしたか覚えてないってのは恐いな。ドラッグは無いにしても、記憶をなくすほど酒を飲んで、その間にとんでもないことをして迷惑をかける人がたまにいるので、やはり自己管理はちゃんとして欲しいな、とも思ったのであった。最後にひとつ。タイソンが出てきて吃驚した。わりと長い時間出てたし。現在はタイソンって何やっているんだろうかなぁ~と思ったのであった。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-03-04 10:58:54) |
8. ハルフウェイ
どこにでもありそうな青春映画と言う感じ。内容は無いようなと。これならもっとコンパクトにしてショートフィルムにしても問題が無いと思う。この内容で約90分は長いと感じた。主役二人の自然な演技や映像の雰囲気は良かったと思う。いちゃつく二人に羨ましくも、微笑ましくも思う映画だった。こんな青春時代を送りたかったなぁ~と。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-01-24 01:08:59) |
9. パイレーツ・ロック
《ネタバレ》 音楽(洋楽)をよく聴く人、又は、音楽を愛している人にはもってこいの作品だと思う。この映画に登場する人々はそんな音楽を愛している人々ばかりだからだ。数々の名曲が流れながら進む展開はなかなかいい。小さなドラマがいろいろと散りばめられ、笑いがあったり、切なくなったり、少しホロリとさせられたりと悪くない内容だった。個性的な登場人物、映画全体のノリと言う点では好きなタイプの作品だったけれど、全体的な面白さと言う点では及第点と言うところだっただろうか。船が沈没しそうになる終盤にかけて、何だか逆に盛り下がっていたように感じた。これならもう少し、取り締まる側との攻防があった方が面白かったのではと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-30 23:16:19) |
10. ハンサム★スーツ
《ネタバレ》 コミカルで笑いどころもあって気軽に楽しめる作品だった。TVで放映されて見る分には十分に楽しめた。ただ、終盤にかけて盛り上がりに欠ける部分があったのがマイナス点。特に、あのガールズコレクションでのシーンはいまいちであった。そこを異なるもににすれば、やりようによってはもう少しホロリとさせられるシーンが作れたのではと思った。キャストでは谷原章介の好演ぶりが光っていた。文字通りのハンサムだが三枚目を演じるとこれがまたかなり良かった。あと、ヒロインの北川景子はかなり可愛かった。そんなヒロインも実は・・・と言うオチは途中でわかってしまったが、これはまぁこの手の作品では問題ないかなと。この作品では終始一昔前の楽曲をBGMに使っていて、これはなかなか良かった。 [地上波(邦画)] 6点(2010-02-13 23:28:02) |
11. ハッピーフライト(2008)
飛行機を飛ばすために携わっている様々な人々の活躍と苦労がよくわかる作品だった。まるで職業紹介映像みたいでもあったけれど、これは映画とあって、ちゃんと起伏ある展開になっていて面白く見られた。微笑ましいところもあり、ハラハラドキドキもありで予想以上に良かったという感じだった。ただ、全体的に軽い印象や、頼りなくも見えて、こんなんでいいのかなとも思った。本当にこんな風なノリで危機を脱しているとすればやや心配にも思える。まぁ、映画なので、あえてコミカルに描いている部分があるとは思うが。クレーマーと言うのは必ずどこにでもいるのだが、そんなクレーマーを見ているとイライラして仕方がなかった。リアルにするために入れる必要がある描写ではあるが、その辺が見ていて胸糞が悪かった。 [地上波(邦画)] 8点(2010-01-30 23:20:45)(良:1票) |
12. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 内容としては大して面白くはないが、全体的にシュールでこれはこれで悪くなかった。最初の30分ぐらいが無駄に長かったように感じたので、もう少し早めに物語を動かしても良かったのではと思う。出演者ではやたらと若く見えたブラピのアホさ加減が面白くって良かったし、ジョージ・クルーニーの情緒不安定ぶりもグッドだった。ブラピに関しては、突然の退場だったのでもう少し見たかったというところ。あと、エンドロールで流れる「CIAマン」とか言う歌が印象的で良かったのでプラス1点。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-12 12:09:57) |
13. ハンコック
《ネタバレ》 最初の方は思っていたいた範疇の内容だったけれど、途中からは想像を超える怒涛の展開であって、そう言う予想外の内容であったと言う点では面白かったと思う。でも、この作品の長さの割にはいろいろと話が込み入り過ぎていたように思った。いろんな物語の要素を入れたいのなら何作かにわけて構成するべきだと思う。面白いと思えるような要素がいろいろとあっただけに惜しさを感じた。ハンコックのハチャメチャ感のある行動には笑わされるところがあったりでヒーローものとしては珍しく思えて良かった。メアリーも不死身だったと言うことにはかなり驚いた。これは完全に予想外だった。多少伏線があったとは言え、唐突にさえ思える展開だった。でも、こういう展開もこの作品ではアリかなと思わせられた。あと、主人公ハンコックのキャラがこれまでのアメリカのヒーローものの主人公とは異なる印象だったので、何か新鮮さを感じて、これはこれで映画としても良かったと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-01-31 15:17:43) |
14. 初体験/リッジモント・ハイ
《ネタバレ》 ちょっとエッチな青春コメディという感じでわりと面白かった。あの2人の女の子(ステイシーとリンダ)が可愛くって良かったし、2人ともに思わぬシーンがあってちょっとドキドキしてしまった。男性のキャラもそれぞれに面白かったりして良かった。ラリッているショーン・ペンとお堅い雰囲気のハンド先生のやり取りが面白かった。あと先生で言えば生物の先生のキャラも面白かった。全体的に軽い雰囲気でアメリカの高校生の青春を面白く見せていて、気軽に見れる内容になっていたので良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-30 16:46:31) |
15. ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き
《ネタバレ》 あまりにもゲリーが子供ぽくってブルックが気の毒で仕方なかったし、ブルックの最後の誘いも無駄にしてしまうとはなんてゲリーはダメな奴なんだと思った。それに、ブルックが行った作戦も逆効果で、マイナスに働いてばかりで、気持のすれ違いを生んでいたのがもどかしかった。最終的には改心したゲリーだったけれど、その頃には遅かったというのがなんとも切なささえ感じさせたし、人間関係というのは難しいなとも感じた。しかし、結末に至るまでは、あんな男でもブルックは愛していたわけで、それだけに、ゲリーはなんて惜しいことをしたんだと思った。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-11 14:58:59) |
16. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
第1作は面白かったけれど、前作はあんまり面白くなかったので、今作は全然期待せずに見たけれど、そこそこ面白くて良かったと思う。東インド会社との決戦というわかりやすい最後があるだけに前作のようなつまらない展開にはならなかったのが良かったのかもと思う。登場人物それぞれの思惑が交差し、物語的にもどのように最後へもっていくのかと思いながら見ることができて飽きることがなかった。が、しかし、その物語の中にいろんな事を詰め込みすぎているような気もして、正直言って様々な事柄をちゃんと理解して見る事が出来なかったりしてわかりにくいと思える部分があった。入念に予習して見るかどうかしないとわかりずらい部分があると思った。とにもかくにも、映像やアクションは良かったし、様々な特徴的な登場人物に、小ネタ的な事や、笑えるような部分もあって娯楽作的には良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-09 01:44:08) |
17. パローレ
不思議な雰囲気の映画で、それに面白いかと言えばそんなに面白い映画ではなかった。でも、長い映画ではないのでそれでなんとか最後までそんなに飽きずに見る事ができた。くりぃむしちゅーの2人は当然ながら真面目に演じているわけだけど、それが意外に良くて悪くなかったと思った。特に有田はすごいキザな役をやらされてるなぁと思った。最後の方の上田らのあの変な服装はいったい何だと思った。 [地上波(邦画)] 3点(2007-03-14 16:15:07) |
18. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
前作はかなり面白くて良かったけど、今回は大きく期待を裏切られたといった感じだった。とにかく、長く感じた。物語としては大して進展がないし、同じようなものを何回も見てるような感じがした。でかい蛸みたいな怪獣と気持ち悪い海賊ばっかで、ジャック達も海をさまよってるだけな感じでだめだめだった。しかも、最後を見てるとパート3を見なくちゃならん終わり方でなんかしっくりこないと思った。この作品は単なる中継ぎ的なものだったのかもしれない。しかし、コミカルな所とかもあってその辺は面白い部分もあった。それにしても、この映画、そこらで人がかなりあっさりと死んでると思う。それを考えるとちょっと残酷さを感じる映画だと思った。エンドロール後の犬のは良かったと思った。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-06 16:37:39)(良:1票) |
19. 花とアリス〈劇場版〉
そこそこ良かったと思った。ハナのやってる事はほとんどストーカーだと思った。付きまとわれつつ自分が記憶喪失だと思い込んで付き合っている少年がなんともいえないキャラで印象的だった。普通は多分嘘だとすぐわかってくるとは思うけど。この映画はちょっとコメディぽさも感じた部分があって笑えた部分があった。それにしてもアリス(蒼井優)が良かった。アリスを好きになってしまうのは良くわかると思った。父親とのシーンも何か良かった。それに、蒼井優自身も良かった。可愛かったし、役柄も良かったし、バレーも良かったし好印象が持てた。映画全体としては、少し長く感じた部分があったので、あと少しカットしてまとめてもよかったと思った。映像の撮り方や映像の雰囲気、音楽が良かった。あと思った事は、それにしてもいろんな俳優がちょい役で出てるなあと思った。 [DVD(邦画)] 7点(2006-07-06 13:10:34) |
20. ハートブルー
《ネタバレ》 ちょっと期待して見たけどあんまり面白くなかった。はじめの方は良かったがサーフィンをやり始めてからどんどんつまらなくなっていった。でも、サーフィンの場面は結構きれいに上手く撮れてると思った。キアヌが演じてた警官はだめなやつだと思った。犯人が誰かわかっているのになんで捕まえにいかなかったのか疑問に思えたし、そんな事気にせず女の事の方がきになってるし、しかも一緒にスカイダイビングやって喜んでいるし。子供みたいなやつだと思った。最後には手錠は離してしまうし。罪は償わなさせなければならいだろと思った。捜査に私情は禁物だと思うのだが。この映画は青春映画的要素がマイナスに働いてしまっていると思った。あと、ゲイリー・ビジーが良かったと思った。彼は撃たれて死んだみたいだが最後まで生きていてほしいと思っていたので残念だった。 [地上波(吹替)] 3点(2006-06-29 18:57:33) |