1. ハンター(2011)
《ネタバレ》 平均点が良かったハンター(2003)と間違えて視聴。 終始、イヤーな気分で観ていた。絶滅危惧種を狩るハンターに感情移入しろというのがまず無理筋。 「毒を持っていた」っていう記述も見つからないし、持っていたとしても他にいくらでも研究対象はあるだろうに、最後の一頭だけからサンプル採取しても量産して実用化できないだろうし、意味不明。挙げ句は、火葬して「悪共から地球を救った」的に悦に入ってる始末。 ジャックが言った「お前が来なければ、家族が死ぬことはなかった」に同意しちゃう。 久々にひどい映画を観た。 [地上波(吹替)] 4点(2021-09-01 11:01:23) |
2. バンディッツ(2001)
これほど長髪に違和感を覚える役者がかつていただろうか。 内容が結構 雑なのを、演技でカバーしてる感じで最後まで楽しく観られました。 [地上波(吹替)] 7点(2021-06-03 18:44:04) |
3. パラサイト 半地下の家族
《ネタバレ》 いやはや、すごい映画だ。同じ韓国映画の「アジョシ」を観たときも感じたけれど、韓国の監督はこういう貧困の描写がうまいなあと思う。 貧者が富豪に一泡吹かせるっていうのはカタルシスを感じる人も多いだろうから、貧富の差が激しい韓国のみならず 海外でも評価されたのがうなづける。 ソン・ガンホは「タクシー運転手 約束は海を越えて」の時もいい演技だなと思っていたけれど、本作でも感情を押し込めたような表情がすごかった。 (蛇足だけれど、あの後地下に住むのは無理だわ。ドイツ人一家の家政婦は味方じゃないんだから、冷蔵庫の中身が減ってりゃ気づくでしょ。) [地上波(吹替)] 9点(2021-01-09 15:47:02) |
4. パディントン2
《ネタバレ》 色々アンバランスなようで、意外とバランスをうまく取った映画だったのかなという印象。 子供向けかと思ったけど、大人も一応観られる感じ。途中アクション映画?のような変調もあるけど、飽きさせないという面ではアリかと思えた。 一番印象的だったのはクマの造形。原作が漫画だった場合、邦画なんかだと可愛い方に寄せちゃう気がする。本作は逆にリアルの方に寄せていて、「人間のような言動をするクマが、人間社会に普通に受け入れられている」という設定に合っていると思う。 クマが監獄のボスを慇懃無礼に煽るような場面も面白かった。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-12-30 07:08:00) |
5. 半世界
つまらなくはないけど、特に感動もしなかったし、面白みもなかったかな。前の方もおっしゃってますが、深そうで深くなさそう。思わせぶりなだけ、みたいな。 出演者の中にお目当ての人がいないような場合は、あまりオススメできない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-25 20:58:01) |
6. 運び屋
《ネタバレ》 自分が見たイーストウッド作品の中では最低かな。運び屋前も運び屋になってからも ただのクズにしか見えない。なので家族と和解して、刑務所でも案外幸せに過ごしていそうなラストにかなり違和感がある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-27 17:31:45) |
7. バニー・レークは行方不明
出てくる登場人物全員が怪しいっていうか、言動がおかしい。謎解きをするって感じではなく、一体何がテーマになっているのか分からなくて 霧の中にいるような心境になる。 結末は今となっては それほど珍しいものでもなかったが、この物語展開は当時は斬新だったのかも知れない。色々後世の映画にも影響を与えていそう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-12 08:54:03) |
8. 遥かなる大地へ
ガンマンたちのドンパチは散々見たけど、「母国から移民が渡り土地を持つまで」みたいな西部劇?は あまり観たことがなかったので、新鮮だった。 荒くれ者やおてんば娘が多く 海を渡ったんだから、好戦的な国・一攫千金が大好きな国民になるのも当たり前だよなあと改めて思った。 比較的長尺で進んできた来た割に、エンディングはちょっとあっさりしすぎだったかなという気はする。 ニコール・キッドマンの若い頃の演技は あまり観たことがなかったので、その面でも見ごたえがあった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-30 17:31:53) |
9. ハドソン川の奇跡
事故の報道はかすかに覚えているが、美談としての内容しか覚えていない。 裏で事故調査委員会がこういう動きをしていたのは初耳だったので、それが知れただけでも収穫だった。 まあでも この映画も脚色はしてあるんだろうし、事故や事件の真相なんて 当事者達にしか分からないんだろうなあと再認識。(場合によっては当事者にさえ不明なこともあるだろうし) [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-16 18:11:22) |
10. バード・オン・ワイヤー
《ネタバレ》 リアリティは全然無いけど、色んな職業経験したことが逃げるのに役立つってのは面白い仕掛け。 でもどこかで観たような場面ばかりで、新鮮味が感じられなかった。特に最後の動物園はつまらなかったなあ。 [地上波(吹替)] 6点(2020-07-17 20:59:25) |
11. バトルランナー
見る前から、つまらないんだろうなあと思いながら観たのが良かったのか、ちゃんと最後まで観られた。 プロレス要素がかなり濃い。リングじゃないので、ストリートプロレスみたいな感じ。プロレスの観客を馬鹿にしていそうで、その馬鹿にしている人を更に俯瞰しているのかも。まあ勘ぐり過ぎかな。 [地上波(吹替)] 5点(2020-07-09 18:04:42) |
12. バッド・ジーニアス 危険な天才たち
《ネタバレ》 鑑賞中 既視感があったのだが、どうも元になった実話を民放の再現番組か何かで観たような・・ 主な役者は全員素人らしいけど、いい演技になっていたと思う。 実際どうだったかは知らないけれど、回答の四択を そのまま覚えるというのは、天才達はしないと思う。四択を元に変換を行い 覚えやすい形に変えてから 暗記したのではないかと予想。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-30 21:17:19) |
13. バウンド(1996)
《ネタバレ》 最初っから、レズシーン。ああ、この時から既にそうだったのね。 マンション内で完結する話なので、非常に低予算だなあというのが分かる。それにしては最後まで普通に観られました。 [地上波(吹替)] 6点(2020-06-26 22:14:48) |
14. バファロー大隊
《ネタバレ》 主題が「肌の色で罪を決めてはいけない」という正義なので、好意的には見たくなってはしまう。 でも最初から その流れは読めてしまって、ハラハラ感が無い。ラトレッジ軍曹の悲壮感は好演されているが、脚本的にあまり生かされていないように思う。 とはいえ、この内容を快く思わない白人もまだ沢山いたアメリカ社会で、作品を世に出した功績から考えて、6点以下は付けにくい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-26 22:03:04) |
15. 張り込み(1987)
コメディ、ロマンス、アクションと色々な要素が程よく入っていて、肩の力を抜いて素直に楽しめた。 名画というジャンルではないが、エンターテイメントとしてはかなり高水準だと思った。音楽も良かった。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-07-04 07:42:32) |
16. バベットの晩餐会
《ネタバレ》 「敬虔な」という言葉とは遠い、不倫や諍いに忙しい信者たち。相手への深い思いがあるのに 親や宗教に妨げられ、結ばれない美人姉妹。最後は、あれだけ豪勢な食事をおごってもらっておいて、教えに反するからと感謝の一言も無しに去っていく。 そこまであからさまではないものの、監督の宗教への皮肉が感じられるというのが唯一の感想。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-06 23:06:36) |
17. ハイジ アルプスの物語
アニメでは52話まであるものを111分にしてはあるものの、「駆け足過ぎて初見の人に不親切」とまでは なっていないと思います。 役者は「アニメの印象を崩さない」というよりも、原作・リアリティを重んじたという感じ。ハイジやペーターは野生児っぽさが ちゃんと出ているのではないでしょうか。 もちろん時間があるなら、アニメを見たほうが満足感は高いと思います。アニメ版を知らない、ヨーロッパの大人向けという感じでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-29 22:52:56) |
18. バルカン超特急(1938)
80年も前の作品、チャップリンでいえば「モダンタイムス」と「独裁者」の間。 現在のミステリー映画にも大きな影響を与えているという意味で、偉大な作品と言えるんでしょう。 もちろんツッコミどころは各所にあれど、こんなに古い作品を 最後まで楽しんで見られるというのはすごい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-11 18:47:29) |
19. パンダフルライフ
始め少しだけアニメで、あとはドキュメンタリー。和歌山のアドベンチャーワールドの映像が少しで、後は中国の繁殖施設での撮影。 情報量も多すぎず少な過ぎず バランスが取れていて、パンダの生態について知ることもできた。 菅野美穂さんの声がいい。ナレーションとパンダ役を両方こなしているけど、両方共いい味が出ていた。 とにかく、パンダがコケるのがかわいい。本当にかわいい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-06-12 22:11:44) |
20. バリー・リンドン
映画館ならともかく TV録画で、これだけの長尺をダレずに見られるんだから、やっぱりすごい。 ストーリーは特に心に残るようなものでもなく、浮き沈みの激しい人生お疲れ様でした、って感じ。 映画見たいなーって気持ちの時に、映画堪能したなーって満足感が得られる映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-02 23:30:57) |