1. ハッピーフライト(2008)
《ネタバレ》 コメディだからなのか、登場人物を紹介するパートで緊張感がなさすぎで軽薄な描き方に不快感はありました。ギャグも古臭くて笑えません。トラブルに対する対処にプロの仕事のすごさを見ることはできましたが、どこかで見たようなシーンが多かったような気がします。 TVの2時間ドラマなら十分すぎますが映画ではちょっと物足りないです。 [地上波(邦画)] 5点(2010-02-14 16:50:46) |
2. バンク・ジョブ
《ネタバレ》 社会的地位のある人が持つ秘密。それを色々な立場の者が奪い合う。これがこの映画の面白さの中心。秘密に近づくための金庫破り、偶然の結果、裏社会を敵に回して次々に仲間が襲われていく後半の展開も緊張感たっぷり。あれだけ登場人物が出てきてもすっきりと頭に入るのは脚本がうまいから。それに、装飾過剰にならずあっさりとしたところも良かったです。主役のキャラにぴったり。70年代を再現しようとしてかなり丁寧に作られているところもいい。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-21 22:22:03) |
3. 初恋のきた道
《ネタバレ》 チャン・ツィーが可愛い。ただそれを愛でる為の映画。 プロモーションビデオのような印象だ。 お父さんが生徒に慕われるところが全くといっていいほど描かれていないので ラストを感動的なエピソードとして捉えることが全くできなかった。 [地上波(字幕)] 5点(2009-02-01 09:59:50)(良:1票) |
4. 犯人に告ぐ
《ネタバレ》 テレビで失敗した刑事が汚名返上のためにテレビを利用するというのが面白いです。 前半に散りばめだれた過去の失敗を経緯とした嫌な出来事の数々が 後半で犯人を追い詰めるとともに一気に終結に向かっていくというサイドストーリーの使い方がよかったと思います。 踏みつけた周りと立場が逆転していくところにカタルシスがあります。 メインストーリーは普通の青年である犯人の追跡であり、強敵と対決するという形 でないので、そこに期待を置くとちょっと物足りなくなるかもしれませんね。 映画としてどうかというとかなり地味ですが、なかなか楽しめました。 [地上波(邦画)] 7点(2008-11-20 22:30:22)(良:1票) |
5. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 様々な角度から同じ事象を見せる手法の映画ははまれば面白いが、これはダメだった。 情報をわざと隠しているのが見えてしまうのはテレビドラマ的な安さが感じられてしまい興ざめしてしまった。出きればうまく処理して欲しかったところ。それに、登場人物の背景を必要としているのかいないのかよく分からない使い方も観客を意味深に期待させておいて、無視しているような気がしてしまう。最終的にはカーチェイスで解決したってのは本来目指した映画の方向性と一致していないのではないだろうか。と思う。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-19 14:37:49)(良:1票) |
6. ハウルの動く城
《ネタバレ》 キャラクターや設定は魅力的でした。魔法使いの話というのは夢のある話を作ることができるので、前半はどうなるかわくわくしてたのですが・・・後半の城にいる人たちの行動は全く意味不明で終わり方も消化不良でした。もったいないですね。オズの魔法使いのようにもっと明確な目的を持ったストーリーになっていればよかったのですが、場当たり的な話の展開にがっかりしました。 [地上波(邦画)] 4点(2008-10-05 11:07:16) |
7. パコと魔法の絵本
《ネタバレ》 監督の前作の嫌われ松子の一生に衝撃を受け、本作を見に来ました。前半はブラックな雰囲気と変な登場人物や背景のポップさに松子や下妻の臭いもしましたが後半はかなり素直な子供も大人も安心して楽しめる展開。みんなが一丸になって行く様、パコが見た世界である劇中劇を盛り上げるスピード感あふれる3DCGにわくわくします。 「誰の記憶にも残りたくない」という偏屈ジジイの大貫、一日しか記憶が残らないパコ、大切な人や思いとの悩みを抱えているその他の面々。パコのために変わったことで、パコの心には残れなかったとしても大貫はいいヤツとしてみんなの心に残ってしまった。照れくさいベタで純粋なテーマだけどそんな照れも吹っ飛ばす迫力が本作にもあったと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2008-09-27 14:11:09) |
8. バウンド(1996)
《ネタバレ》 レズビアンがマフィアに対抗するという視点が面白かった。プロとアマチュアで 絶望的なまでに力の差があるのにそれに立ち向かっていくというさまがスリリングで爽快。 素人ゆえにミスも多くてはらはらすることしきり。 背景が狭い部屋を中心したこともあって盛り上げていました。低予算ながらもアイディアがある映画は面白い。 [DVD(字幕)] 8点(2008-09-21 17:39:18) |
9. バッファロー'66
《ネタバレ》 これは面白いといえば面白いしつまらないといえばそれまで。 ダメ男ビリーには共感しがたいが、抜け出すきっかけもなさそうなので 切り捨てることもできない。ダメなところの描写はしつこいくらいで 結構痛い。特に昔のクラスメートのシーンは辛い。 そんなぐだぐだした中でレイラがなぜか救いになってしまった。 あまりに惨めで同情されたのかな。 それに彼女のために簡単に自分の目的やこだわりを捨ててしまったところもダメでいい。 初恋ってものはこんなものなのかな。私は忘れてしまったけど初々しさは羨ましい限り。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-21 15:35:45) |
10. パリ、テキサス
《ネタバレ》 なんとなく惹かれます。人間の弱さが描かれている。彼は人とのコミュニケーションをうまくとれない人だったのだろう。鏡越しでの再会、トランシーバーでの会話にそんなところが表現されている。それでも、結果は伴わなかったとはいえ、何かを取り返そうとしていた行動に共感できた。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-29 15:23:21) |
11. パニック・ルーム
《ネタバレ》 犯人がドジをふんだおかげで、親子も反撃ができて緊迫した展開を楽しめたと思います。 ただ、2回見る必要はない映画ですね。 [地上波(吹替)] 5点(2008-04-27 23:01:16) |
12. バタフライ・エフェクト2
《ネタバレ》 私も1作目が面白かったので期待してみてしまった口です。 1作目では過去を変えると誰かが幸福になってそのかわりに誰かが不幸になっているという 姿を見て主人公は何度も過去を変えにいこうとしていたのですが、今回はあくまで自分の 人生が思い通りにならないことへの苛立ちが主になっているような気がしました。 そのせいでだんだん不幸になっていく展開にも意外感がなく、主人公の動機に共感できないので残念ながら感動のラストといえません。ある意味1作目のアイディアを練られた良さを認識させてくれた映画でした。 [DVD(字幕)] 4点(2008-04-13 00:23:03) |
13. バベル
《ネタバレ》 3つ(4つ?)の場面を織り成すという点は好きなパターンだが、 この映画ではあまり成功していないような気がします。 つながったから何?というか納得感が全くないんですよ。 一つの猟銃をめぐる悲劇という観点ではメキシコの悲劇は浮いているし、 うたれた観光客の夫の悲劇という点からは東京は関係ないというか責任はないはず。 見ている者に考えさせたい風を装っているがいやな気持ちにさせたいかのよう。 ほらお前らは不幸な人々を見てどう考えるのかって試されているようだ。 それから、あまりにも不快感を与える性的描写にうんざり。 捕らえ方しだいで面白く感じることもできるかもしれないけど、 私には嫌いなタイプの映画。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-03 00:08:44) |
14. バイオハザードIII
《ネタバレ》 2の思わせぶりな終わり方が気になっていたのですが、いきなり世界は終わっていた。 途中をもっと描いてくださいよ。 支離滅裂な話の展開の上にアリスはとうとうエスパーになってしまいました。 (次は空を飛べるかも) かっこいいアクションシーンはあったし、ミラジョボビッチが美しかったので 最後まで見ましたが、残念ながらもうこのシリーズはいいかも。 続編をにおわす終わり方だったのですが、どうやって終わらせるつもりなんだろう。 ここまで無茶苦茶になってしまったらもう何も取り戻せないです。 [映画館(字幕)] 3点(2007-11-05 22:51:34) |
15. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 1作目よりもゲームに近い雰囲気。 アリスが超人化してしまったため対ゾンビでに対する恐怖が全くなくなってしまいましたが、ネメシスの存在により緊張感はなんとか保たれています。アクションもがんばっているし満足です。1作目から続き、次回作へのつなぎという位置づけですが、3作目も見に行こうと思える作品に仕上がっていると思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-27 18:31:07) |
16. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 彼女の人生を変えてあげたいと過去に戻ったら 違う人が不幸になっていたということか。 ちょっと子どもの暴力シーンは嫌いですが、設定としては面白いです。 気になるのは、関わるのをやめた結果は単に目をふさいだだけなのかです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-30 15:22:19) |
17. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
《ネタバレ》 ひたすら能天気でおばかな映画でした。有名人が自虐ネタを次々に披露して いて、パロディとして成立するほど遠い過去になったのかと思いました。 (遠い目です) でもバブル崩壊後の深刻な題材もありましたが、あれはありなんですかね? ストーリー展開が遅くてひきつけるところがなく、小ネタ勝負になって いたのは残念ですが、阿部寛の演技にこの点数を献上します。 [DVD(邦画)] 5点(2007-09-17 11:57:25) |