1. バケモノの子
《ネタバレ》 冒頭の「少林サッカー」のようなオープニングにワクワクしたんですが、 それがMAXであとはだらだらとテンションが降下していくようでした。 バケモノの暮らす「渋天街」に迷い込んだ孤独な主人公が、 熊徹の弟子になって修行していくくだりは、お約束と思いつつもワクワク。 しかし、強くなった主人公の戦う姿が、いまいち描かれていない。 意図的に隠すシーンもあって、アクションシーンが少ない。 ラスボスもぽっと出のような印象の一郎彦で、戦闘シーンに燃えなかった。 剣のつばぜり合いや拳をつき合わせて戦えば、スピードも迫力もあっただろうに、 クジラという擬態で襲い掛かってくるので、主人公達は逃げる一方。 ドラマを見せたいのか、アクションを見せたいのか、中途半端な感じ。 エンターテイメント映画を目指すなら、かっこいいシーンはきっちり見せてよと言いたい。 [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2015-07-13 15:24:19)(良:1票) |