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コメント数 95
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1.  パシフィック・リム
途中から脇役に見せ場を奪われて主人公が空気と化していっちゃってて、そんなところまで漫画らしくせんでもと思うんですが。それに人類が滅びるかどうかの状況で、主人公とライバルがエースパイロットとしての座をめぐって確執するという人間ドラマのスケールの矮小さにも、ちとウンザリします。  しかし怪獣の生々しい肌の質感とロボットの重厚な鉄の質感の対比がなんだかすごく新鮮。「巨大ロボvs巨大怪獣」というありふれたモチーフがフルCGの力でド迫力に立ち上げられていて、この視聴感覚と類似する作品が意外と浮かんできません。  ギャグキャラ補正をもってどんな状況でも絶対に死なないコミックリリーフ、ダサかっこいい必殺技など、誰もが一度は触れたことがあるであろうマンガアニメのエッセンスも随所に散りばめられてます。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-27 23:06:32)
2.  バックドラフト
兄弟ドラマにロマンス、サスペンスとテンコ盛りな内容なせいで中途半端さを感じるストーリーなんですが、話が重くなりきる前にどんどん先に展開するような内容なんで、割と最後までスッと観れてしまう。「炎は生き物」というセリフが指すとおり、炎の描写が爆発一辺倒でないところがいいです。床や天井を這う炎には独特の不気味さがあるし、バックドラフト寸前な部屋の扉の隙間に空気が吸い込まれるところなんかまさに呼吸。もちろん圧巻の爆発、爆発、爆発も完備。炎だけでなく、焼失現場やメイクによる火傷の痛々しさも、容赦のない炎の一面を描いています。それにしても、この作品を見る限り、アメリカの消防隊員ってなんか頼りない、って思っちゃう。火災現場でタバコをふかしたり、火災現場の目の前で消防車をすってんころりんさせたり、こんなやつらに自分の街任せたくねー。
[DVD(字幕)] 7点(2016-04-21 17:56:14)
3.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
長いのに小粒というアンビバレンツな作品。「ヴォルデモートとの最終決戦」という一本のドラマの前半を2時間強の尺を使ってぶっとく描かれるのかと思いきや、じっさいは小さなトラブルが発生してそれを解決して…という流れの繰り返し。一応全体には「ヴォルデモート討伐」という明確な目的が根底を貫いているはずなのだけど、終始寄り道ばかりしているような調子。この締りのなさが、大作っぽい雰囲気と凡作っぽい雰囲気を兼ね備えてしまっている原因でしょう。なじみのキャラが死んでしまったりもするけど、殺されるシーンが描かれることはなく、なんと「○○は死んだ」とセリフのみでの処理。こういうところもなんとも締りがないですね。ただアイテムを探して冒険するRPG的なシナリオは言うほど退屈しませんでした。ヴォルデモートを討伐するのに必要な条件やアイテムが判明したときの爽快感は、ストーリーの流れを変える役割も果たしており、技法的にもかなり適った展開であったと考えます。
[DVD(字幕)] 5点(2015-01-31 14:12:58)(良:1票)
4.  パラサイト・バイティング 食人草 《ネタバレ》 
「食人草」と聞いてザ•グリードみたいな、ハエ取り草人間版のパニックものと勝手に想像してたんですが、違いますねぇ。つるみたいなのが傷口などから侵入したり死人をかっさらってったりと、結構スローリーで地道な植物です。ストーリー的には、主要6人が遺跡に来て、遺跡を根城にする植物を極度に怖がる先住民が、遺跡(植物)に接触した主人公たちを帰してもらえず植物の餌食になる感じの話。しかしこの遺跡というのが密室脱出系の感じではなくて、ピラミッドみたいに階段で頂上へ登る感じのもので、映像的には空も森も映ってて開放的。でも行動範囲は終始その遺跡の頂上と井戸の中くらいでかなり閉鎖的。しかも餌食になると言っても状況を打開しようとしてかえってパニックになり身内同士で自滅して食われてるだけ。つまらないとはいかないけど、せっかくジャングルに来たんだし、もっとサバイバルしてほしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-12 18:56:13)(良:1票)
5.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
点数は2のほうを高くつけたのですが、何回も見れるのはこっちですね。2は作りこみがすごすぎて1回みたらお腹パンパンになります。こっちはさらった見れる。しかもその度盛り上がる。目指せ平均9点台!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-07-15 01:32:10)
6.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 《ネタバレ》 
前作から続けて見てると「腰抜け!」「!!(ピタッ)」はまたかよっ!てツッこんでしまいます。前作ほどの面白さは感じませんでしたが、ラストの機関車のシーンは緊張感あってよかったし、ドクがクララ連れて戻ってきた時は、分かってたけどなんか嬉しかった。最後に「あぁ終わった。見てよかった」と素直に思えたので+1点です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-11 22:09:21)
7.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
最高です!見終わったあとに残るこの高揚感。前作は、タイムトラベルにより生まれたことのズレを「修正」する作業なのに対し、今回は「一難さってまた一難」なストーリーです。あっち行ったりこっち行ったりと時系列的にもかなり複雑ですが、テンポがいいのでサクサク見れます。前作が人物の行動範囲が狭かったために「スケールUP感」が見事に出ています。本来タイムマシンなんてものがある映画だったら今作くらいの行動範囲はあるものなのに、これを「Part2」でできる。Part1のシナリオを生かしてここまでの物にするとは。しかもこのレビューを読んで知ったのですが製作予定がなかったのですかこの映画!拍手です!シンプルなPart1か、躍動のPart2かで好みが分かれるとこですね。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-07-11 21:59:53)
8.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 
あ~泣いた泣いた、泣きましたよもう。涙の止め方の件から、大貫がパコの頬に触れる度泣けてきます。なんてにくい映画でしょう。ただ、感動の余韻にしばらく浸ってたいのに間髪入れずに笑わせてくるのはさすがにうっとうしいです。あと脇役の絡みがいまいち。ヤクザの電話の件も、実は猿でした、で完結しちゃって大貫パコと絡まないし、中盤になってもほぼノータッチだった妻夫木さんも、土屋さんとの2人の世界でなんかめでたしってるし、阿部さんはいいにしても個々の問題を各々で解決して最後で皆で劇をやるって感じで面白みに欠けます。伏線皆無で最後にパコを死なすのも蛇足です。ただしっかり泣かせて頂いたので、この点数です。パコが生きてたら8点でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-10 15:43:55)
9.  バグズ・ライフ
子供の頃に見てた作品。ビデオがあったので最近見直してみました。やはりこの作品の華はあのサーカス団ご一行様でしょう。彼らがいなくてはこの作品のストーリー的にも画の見栄え的にもありえません。アリと草と石と地味な色のバッタの映像ではパッとしない。彼らが出てきてやっと『あぁおれ今バグズライフ見てる』と思える。  しかし子供向けに絞った作品のせいか、昔見た時と比べてなんか展開が速い。もうちょっと間を活かしてグツグツ煮込んでったら、ストーリーは変わらずとももっと面白く感じてたと思う。なんかもったいない。 それでもしっかり子供の心を掴めてる作品で、子供の頃によく見てて思い出深い作品故、点数は少々甘めにつけて7点です。  しかし当時子供ながら「なんでアリやのに足4本やねん」と思ってました。
[ビデオ(吹替)] 7点(2011-07-08 19:51:46)
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