1. 運び屋
《ネタバレ》 この作品の主演が「本物の老人」である事がこの作品の全て。 内容的には凡作かな。家庭よりも仕事とその付き合いを優先し 家族から見放され末路哀れな孤独な独り身。 その環境が故に犯罪に手を染めるも、最愛の妻を看取ってエンドへ。 これって日本でも今まで飽きるほど目にしたベタベタのシナリオ。 これだけの高評価になるのはクリントイーストウッド監督主演映画だからでしょうね。 [DVD(吹替)] 6点(2020-02-17 10:09:15) |
2. バリー・シール/アメリカをはめた男
《ネタバレ》 アメリカをはめた男と言うぐらいだから、最後まで華麗に欺き生き抜いて欲しかったかな。 ただ実話に基づいた話なんで、そんなにドラマチックな結末は用意されてないのは仕方ないか。 まぁ日本人にとってはアメリカの昔話なんぞどうでもいいと言ってしまえばそれまでだが 映画化された事で少しは成仏できるかな。 [DVD(吹替)] 4点(2019-11-09 02:02:40) |
3. パニック・ルーム
攻める側も守る側もやらなくて良い事ばかりする。それが映画だ。 笑いのないマジな方のホームアローン。そう割り切れば、そこそこ楽しめる。 決して出来は悪くないと思うが、もう二捻りぐらい欲しかったね。 [DVD(吹替)] 6点(2017-10-03 23:30:31) |
4. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 個人的にクリント・イーストウッドの作品とはあまり相性が良くなかった自分なので まったく期待していなかったが、良かったですね。 どこまでが事実か脚色かは分からないが全く知らない話ばかり。 機長が雄弁でなければ機長自身の名誉も守られなかった可能性が高く このレベルの調査を調査と言って居るのが事実なら恐ろしい事だが 小難しい専門用語を並べられても眠くなるだけだろうから 見せ方が上手で時間も丁度良く最初から最後まで見入ってしまった。 ただ残念なのは事故調査側があっさり機長の発言を受け入れ逆に賛辞まで贈る所までに 機長側のドラマは描いて居るが調査側のドラマが描かれておらずちょっと拍子抜け。 それで納得するなら機長からの事前説明で納得するだろ・・・と。 またこの映画を見るに当たり知っておいた方がより映画を楽しめるのではないか?と言う事柄は、 アメリカでの飛行機事故は故意では無い限り事実関係の確認を円滑にする為に パイロットや整備士などの個人に対しては刑事・民事共に責任を問われないと言う大原則があり その責任や補償は飛行機会社が負うことになっている。 [DVD(吹替)] 7点(2017-08-12 07:08:49) |
5. ハイキック・エンジェルス
格闘シーンは最高。脚本はもう一つ。でしたね。 雰囲気は良く、楽しい雰囲気と頑張って作って居て好感を持てるのだが いかんせん、彼女たちの行動が全員バカ過ぎてイライラさせられる。 悪役もコミカルなキャラクターにしすぎて緊迫感がでない。そういう残念な所もありますが 格闘シーンは爽快感があり皆さん凄いですね。得に青野楓さんの身のこなしが綺麗。 それだけにもう少し話が面白かったら最高だったのだが。残念そこがちょっと残念。 [DVD(邦画)] 6点(2017-04-22 00:40:39) |
6. パプリカ(2006)
評価が難しいですね。表現としては嫌いな部分と好きが混在している感じ。 内容としては目新しさは感じなかったかなぁ。これを実写で世界観を壊さず表現できていれば 凄いと思う事でしょうが、アニメだとどちらかと言うと少し古い印象・・・といっても もう10年以上前の作品。どちらかと言うと芸術品。芸術品の感想を言うのはどうも苦手で。 パプリカと時田君の声が超有名所の声優さんでしたが、代表作の綾波とアムロとは違うものの コナンの灰原とドラゴンボールのヤムチャの印象に近い感じで 絵と声が浮いた感じ、慣れるまでなんとも言えない違和感がありました。 [DVD(邦画)] 5点(2017-04-16 18:19:28) |
7. ハッピーフライト(2008)
コメディとしての構成は良くできていると思うのですが、接客教育が皆無のCAはお茶目としても 安全教育まで出来ていないCAや、整備士が乗客の安全(命)よりフライト時間を優先したり、 そもそも整備自体を独断で一人だけで整備したり、 あげく、あんな大きな工具が無くなっているのに全く気がついて居ない。 本人も他人もチェックできておらず体制がゆるゆる。 これじゃ、いつ大事故が起きてもおかしくない航空会社ですよ・・・。 町の車屋じゃないんだから。 そう言った現実にそぐわない「なんでやねん!!」が多すぎます。 伊丹作品のように現実としてのプロフェッショナルな部分は押さえつつ、 遊びの部分にコメディの要素を追加するような作品の方が好みですね。 エマージェンシーのシーンでもコメディを忘れずライトな味付けのため気軽には見えますが、 その分緊張感が薄れ作品が締まってない気がします。 物語の最後の山はNASAばりの仕事をするプロスタッフを見たかったですね。 [インターネット(邦画)] 5点(2017-02-13 11:52:39)(良:1票) |
8. 白鯨との闘い
《ネタバレ》 序盤・中盤なかなか見応えある映像で良かったのですが船が沈没し漂流してからは少しね。 白鯨しつこすぎだし。個人的には特に面白いストーリーと感じた訳では無いが 当時の鯨油がどのようなものだったのか色々思いをはせる事ができたのは良かった。 それだけで見る価値はあるのかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-01-09 21:54:57) |
9. バクマン。
《ネタバレ》 原作漫画未読です。原作の人気が高い作品は映像化されると賛否が出るとは思いますが 原作を知らない者としては結構楽しめました。 残念だったポイントはライバルの新妻エイジのキャラを作りすぎてハマってなかったかな。 あと、新妻エイジとのペンをつかって格闘技のようなバトルシーンも試みは悪くないが 少々引っ張り過ぎな気がした。ヒロインの亜豆ちゃんとのくだりも 物語には欠かせない要素ではあるとは思うが別れのあたりが適当過ぎる気も・・・。 とは言え、単純に爽快で楽しい仕上がりだったと思います。ちょっと食わず嫌いでしたね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-12 01:07:56) |