2. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 30thトリロジーが比較的値段が手頃だったのでそちらを購入。 三ツ矢さん目当て。 少し前に山ちゃんの声で放送あったが、どうしようもなく聞くに堪えなかった。 どうでもいいけど、この映画の日本版を見る度に、どうして88マイルを140キロと訳してしまったんだろう、と。 88という数字の緊張感が台無しになってる。 BDは非常に画質よく、暗い場面も明暗がくっきりで素晴らしいです。 1は最高過ぎる、2もなかなかいい、3は昔は嫌いだったが今はそこそこ見られる、 といった感じですが、この1、最初から最後まで無駄なくすっきり。 その中でも一番の見どころは1955年から見た1985年、でしょう。 雷に打たれて壊れた、壊されそうになってる時計台、 市長選で二期を狙う黒人市長、 俳優が大統領をやっている時代、 正に「30年前では考えられなかった」未来を生きている1985年の人、 から見た1955年の人。 特に一番の驚きはやはり母親ロレインであろう。 自分の母親としてはやたら女を語り、だらしない女を嫌っているのに 若かりしロレインは男に興味深々で、だらしないまでとはいかないまでも 少なくとも母親ロレインが見たら発狂もののキャラである。 この落差を描いただけでもこの作品は非常に素晴らしくある。 確かに、あまりに娯楽作である。 故に映画は何か重いものがないとダメという人には不向きであろうが、 そうではない10万人中の99999人受けする映画。 正にマスターピース。 ありがとう三ツ矢さん、ありがとう穂積さん、ありがとう玄田さん。 何気に三ツ矢さん版のいい味キャラは父親ジョージの古川さんであろう。 あと、映画と直接関係ないけど、マイケルは背が低すぎる。 ビフとは対比になっていいんだけれど、ジョージと並ぶと本当に親子か?と。 そんなこんなで久しぶりに見たい、という方は30thアニバーサリーが三本セットでお得ですよ、と。 [ブルーレイ(吹替)] 10点(2021-07-19 21:51:12)(良:4票) |