1. ハンターキラー 潜航せよ
《ネタバレ》 先日、久しぶりに大学時代の友人(なんと30年ぶり)に遭遇、よもやま話で盛り上がる中、「最近見た映画でお薦めない?」との質問に即答されたのがこの映画。偶然にもCSにて放送中、で早速鑑賞・・・おっと~面白いじゃないか、アタリだぜ! ホント2時間があっという間に過ぎてしまい、エンターテインメントとしては上出来の映画じゃないかと。そもそも80年代90年代のアクション映画、それこそ良質のモノから荒唐無稽のモノまでリアルタイムで見て楽しんできた私にとって、このハラハラドキドキの展開は見事にツボにはまりまくりです。30年ぶりに会った友人が私の好みをしっかり覚えてくれていたことに感謝感激ですなあ(笑) いきなりの世界を巻き込む大事件発生から、あれよあれよの息もつかせぬストーリー展開、陸と海のあきさせない場面展開と危機また危機の連続に、静(緊張)と動(ドンパチ)のハラハラドキドキ手に汗握るアクション、大爆発はお得意のド派手なCGといった、いわゆるえげつないほどのアクション要素のてんこもり! そして、アクション映画の王道ともいえるバラエティ豊かな人物描写…冷静かつ勇猛果敢な主人公の活躍を軸に部下との葛藤あるも最後は信頼関係で結ばれる、身内から裏切るいつものパターンの悪役、なぜか新人が重要任務につき当初は足手まといになるも最後は大活躍、その新人を支える軽いジョークを飛ばしつつ男気あふれるリーダー、本来は敵であるがお互いの立場を超えて共通の目標達成に向け協力しあうキーパーソンの登場、ただ単にえらいことが起こったとか君の責任だとわめく上司(なして大物俳優のゲイリーオールドマンなん?)、お互い顔も知らず作戦を遂行・最後に初めて顔を合わせしゃれた言葉を交わす男(漢)二人(ダイハードのオマージュっぽくて好き)などなど、あと、スパナを間一髪で受け止めるシーンにニヤニヤ(出た出た、これよこれ!)…と、いやはや大いに楽しめた映画です。 オイオイんなことあるわけないだろとか、べただね~といったつっこみをいれつつワイワイ見れる映画はやっぱ私的に大好きなんだなあ。ちなみにマイナス1点は、主役のジェラルド・バトラーというと肉弾戦のイメージがあり、今回はそれが無かったということで…ごめんなさい。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-08-19 13:50:42) |