1. バタアシ金魚
普通の高校生が当たり前のようにビールを飲んで煙草を吸っている。今ではありえないシーンに時代を感じる。「みゆき」や「Boys & Girls」「台風クラブ」にも感じた1980年代の青春映画の典型的な香りがした。ぶっきらぼうな物言いと微妙な会話の間、それで物語が魅力的なら傑作になるのだろうが、この作品はそうはならなかった。退屈な脚本に途中から話がダレてしまって見ていて苦痛を感じた。高岡早紀の魅力でなんとかプラス1点。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-10-29 14:20:27) |
2. 鳩の撃退法
《ネタバレ》 よくわからない話。偽札が巡り巡って一周してしまう面白さがあるのかもしれないが、このネタは落語からの剽窃ではないか。わかりにくい脚本で正直退屈してしまった。西野七瀬の太腿が唯一の見どころ。興行成績がどうだったのか心配。 [インターネット(邦画)] 2点(2023-07-22 14:46:55) |
3. バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版
《ネタバレ》 納得いかないことばかり、見るだけ時間の無駄だと思う。最初の謎の提示がわかりづらくて物語に引き込まれない。とにかく人が次々と死んでいき、最後に探偵以外みんな死んで終わり。しかも死因が大地震では感動したくても無理というもの。 [インターネット(邦画)] 2点(2023-07-20 20:25:04) |
4. パラサイト 半地下の家族
3年前に映画館で見たときは字幕で見た。今回PCで吹替版を見た。吹替版の方がコメディー色が強くなって、素直に笑える場面が多かった。残酷なシーンの意図はよくわからないが、とにかくも息子である主人公はこの惨劇を通して、父親の尊厳と、人間にとって何が大切なのかに気づきひと皮むけて成長した。息子の成長譚としてきれいにオチがついているので、それなりに評価できる映画だと思う。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-10-17 16:45:25) |
5. バベル
《ネタバレ》 手持ちカメラの多用による臨場感と、超ロングショットの効果が素晴らしい。心の声が相手に届くのかというテーマが全編をつらにいていて素晴らしい。期待せずに見たら思っていた以上に良かった。映画館で観たらまた違う印象になったかもしれない。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-12-29 18:40:13) |
6. 晩春
ベタなストーリーだが、原節子の演技を堪能できる。ひたすら小芝居を繰り返すだけなのだが、演技のひとふでが、とてつもなく大きいひとふで書きとなっていて、他の女優とは比べ物にならない。不世出の女優であることを再確認した。 [映画館(邦画)] 6点(2020-12-12 16:51:22) |
7. 晴れ、ときどき殺人
しょぼいアイドル映画としか言いようがない。渡辺典子の無意味なレオタードダンスや顔のドアップにドン引き。見どころと言えばところどころに井筒監督らいカットが散見されるところとテーマソングの良さ、それに往年のパソコンぐらいかしら。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-08-11 12:21:29) |
8. バルカン超特急(1938)
チープな話かと思ったら、どんどんスケールが大きくなっていく。オチも完璧。純粋な娯楽作品としてはちょっと減点のしようがない。オープニングで主人公が誰かよくわからない導入が少しだけ怠いかも。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-30 14:51:07) |
9. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
あまりにも良くできた脚本。この脚本さえあればカメラや役者がどうであろうと傑作になるでしょと思わせるほど。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-14 19:53:07) |