1. ヒューゴの不思議な発明
《ネタバレ》 映画館で見るとまた違ったのでしょう。でも,実際に子どもと見て前半,とても退屈そうでした。その退屈さを映像で惹きつけさせるためにも,映画館で見るべきだったのでしょうか。映画の面白さっていうのはそういうところもあるかもしれませんが,メリエスやチャップリンの作った映画って映画館で見ないと面白く無いですか?メリエスのことを知るにはいい映画だと思いますが,主人公との関わらせ方がとっても薄い気がするのでちっとも感動しませんでした。この映画で監督賞や作品賞をとれたのが不思議でなりません。きっと,映画のことが好き過ぎて,中身なんかどうでもよかったのだとしか思えません。(音響とか衣装とか美術などならうなずけます)子どもと120分一緒に見て「ああ,ここが良かったね」「あんなところ面白かったね」って言えない映画です。変な期待をして子どもと一緒に見た私がいけないのですがね。映画についての知識があって,秘密とか冒険とかそんなのたいして期待しないで見るのならばいいのかもしれません。 [DVD(字幕)] 4点(2012-09-16 17:31:00)(良:2票) |
2. 127時間
《ネタバレ》 現実味も何も、実際にあった出来事な訳で、アーロンもジェームス・フランコにあの「ビデオ」を見せたそうで、とてもあの状況への思いが伝わってくる演技でした。最後どうなるのか分かっていても90分見ることができるのは、そういったアーロン本人の精神状態をジェームス・フランコが伝えてくれるからこそだと思います。オープニングでいろいろなものをもっていきますが、「もっときちんと準備しろよ」って思いますが私たちは普段暮らしている中で、わざわざ重装備をして(もちろん岩に腕を挟まれることを予想して)遊びにいったりしないですよね。そういったことをしっかりと印象づける前半と、腕を挟まれてから、今までの当たり前の出来事が(そして未来が)どんなに幸せに感じることなのかを印象づける後半とがとても、うまくマッチしている。「スパイダーマン」とは違い深みのある演技を見せてくれた、ジェームス・フランコに+1点です。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-02-26 10:44:55)(良:1票) |
3. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 し,しまった…これは映画館で見るべきでした。しかも3Dで。ストーリーもよく出来ていて原作の基本的な設定だけ借りて,ひとつのサクセスストーリーとしてまとめてるところが良い。(原作の挿絵がとっても味のある絵なので)映画のほうがずっとよいと思う。ドラゴンがスティッチそっくりなのがどうにもこうにもだが,そこはしょうがないかな。 [DVD(吹替)] 9点(2010-12-27 16:53:09) |
4. ヒーロー・ウォンテッド
《ネタバレ》 少しずつ話がつながっていくストーリーはどこかで見覚えがあるようなストーリーなのだけれども,そのきっかけが何とも安っぽい感じ。病院の前で静かに倒れて死んでいった方がいいのではないだろうか。・・・・なぜ,あんなラストに・・・・ [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-12 14:09:08) |
5. ヒロイック・デュオ 英雄捜査線
《ネタバレ》 これって催眠術じゃなくて、超能力じゃん!って思ったのは私だけではないはず。図らずも2回も見てしまった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-07 08:40:00) |
6. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 クローネンバーグ監督だから見ようと思っていました。実際見る時にはそんなことすっかり忘れていて、単なるサスペンスものだと思って見ていたので、物足りなさを感じました。でも、誰しもが持ちうる2面性が上手く描かれていました。テレビを絶対に断らなかったのは本人も自分の本当の姿を忘れて(押し込めて)いたから、と言う理解でいいのかな。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-04 13:31:53) |
7. ビロウ
《ネタバレ》 全く知らずに見ました。てっきり戦争映画でサスペンス物だと思って見ていたら亡霊がいた(または、それに怯えて気が変になってしまった)「あーこれホラーだったんだ」と思い見ていると脱出劇に。そうこうしているうちにあっという間に登場人物が減ってしまう。病院船の航海士がなんで死ぬのか分からん。そして。ヒーローとヒロイン、癖のある潜水艦乗り2名が生き残りました。なんじゃそりゃ。だいたい、誤爆したんだろうなあっていうのは最初の方で何となく分かるのに何でこんなに引っ張るかなあ。あーそうそう、ラスト近くでガラス(?)に映った自分が何となく違うみたいなので気にするでしょ。それで動きが微妙にずれるんだけどドリフのコントを思い出したよ。時間を損した気分がするので・・・ 4点(2004-12-18 00:17:07) |
8. 病院坂の首縊りの家
《ネタバレ》 確かに、中井貴恵ちょっとずれとります。これを見る前に「復活の日」の草刈正雄を見たのだが、かっこよさは一級品だなあ。インパクとあるよねえ。ストーリー的には金田一が謎を解くために様々な場所に行っているのだが、回想の中でしか語られないのであっという間に謎を解き明かしたように見て取れる。だが、それは良いのだと思う。なぜなら金田一は、すっと部屋に入っていく彼女を見た時から「そうに違いない」とおもっていたから。。。。で、いいんですかねえ。うーん、なんか物足りない。理詰めしていくにしても(コロンボのように)、そのシーンや伏線があった方が面白いと思うんだけどなあ。ま、そんな映画ではないんでしょう。このシリーズあまり詳しくないので感じたままにこの点数です。 7点(2004-10-24 00:22:30) |
9. ヒューマンネイチュア
《ネタバレ》 ラストは中盤から予想出来ました。(映像的には、思ったよりしゃれた感じで、とてもいいと思った)なので8点。「人間中身よ」なんて言っていたエステの女性がIQ170の男性(ただし、かなり小柄)を最初は「えー!?そんなら遠慮しておくわ」といっていたのにつき合っていた、というとこなんかなかなかいいですね。ラストでもパフが車の中からふと森を見るシーンがあるけれども、やっぱりもう一度もりに戻るかもしれない。(あの時点では性欲に負けてるだけかも。。)そんなふうに、人間、意外に捨てたもんじゃないというところを少しずつ見せてくれてるところがこの映画の素晴らしいところだと思う。ま、言葉は悪(劇中にパフが言った言葉)なので、こんな感じで知った風に書くのもなんだかなあ。。。。そうか!批評家はこの手で封じたんだろうなあ。。(ミランダ・オットーってLOTRで大躍進だね演技の幅が広い人だなあ。まじめな役しかしないんだと思ってた) 8点(2004-10-18 22:58:38) |
10. 評決のとき
《ネタバレ》 それにしても本当に豪華なメンバーです。今となってはこのメンバーで映画をつくることはできないかもしれないです。最終弁論での最後の言葉、「彼女は白人です」。相手を人間ではなく黒人と見ている陪審員にとってこの言葉は有罪を無罪にするほど衝撃的だったということが衝撃的すぎる。そんなに同じ人間で同じ言葉を話し、意思の疎通も出来るのに、「もし(この事件が)自分の身に起こったらどう思うだろう」と考えられないほど排他的なのだろうか。アメリカの人々には相手の立場に建って考える力が欠如ししているのだろうか。我々の中にもそのような気持ちがあるのだろうか。陪審員の立場でこの映画を見るとまた違った映画になる。。。。ちなみに、検察側の精神科医はAnthony Healdという俳優さんですね。 7点(2004-10-10 17:49:40) |
11. ビーンストーク ジャックと豆の木
《ネタバレ》 ジョンヴォイドがもう最初からめちゃくちゃうさんくさい。最後も予想通りの行動をしてくれた。「豆の木」をもうすこしそれっぽく作れたら良かったのに・・・と思う。何で日本でこれぐらいの作品作れないのかなあ。 8点(2004-05-03 12:05:27) |
12. ピッチブラック
大きな鳥がおそってきます。ラスト近く、大きな鳥の死角を利用して相手に見えないように「ゆうらゆうら」一緒に動いているのが何ともいえないぐらい妙な面白さがあります。あれは絶対に笑う場面だと思うなあ。女の子が後ろに手を組んでかわいく「ゆうらゆうら」してるようです。ものすごく早さで食べられたり、切り裂かれたりするところがすごいね。でも、点数はこんなもんだと思うな。 5点(2003-12-29 18:54:49) |
13. ヒポクラテスたち
この映画を見ていろんな意味で「あこがれ」をもちました。みんなの葛藤や生活がとても印象に残っています。「フラットライナーズ」っていう映画がありましたけど,最初この「ヒポクラテスたち」のような映画だろうと思って見てしまいました。全然違うんだけど,かすかに共通しているところもあるんでは。。 7点(2003-04-28 20:03:27) |