1. ヒックとドラゴン
めちゃめちゃ良かった!最高によった! とにかく良かったんだが、この良さを人に伝えるのは難しい。なぜなら斬新な点が特にない映画だからだ。 これは例えるなら、ボクシングの世界チャンピオンの強さの秘密は、大げさな必殺技があるわけではなく ジャブが強い、そんな感じだ。 よくある王道ストーリーの3DCGアニメという事でなめてかかっていた事もあるが、これはCGアニメじゃないと出来なかった映画。 さすがスティッチを作り出した人だけあって、ドラゴンのトゥースが表情豊かでかわいい。もし、この映画がアバターのようなリアルCGの洋画だったら、 表情をデフォルメで表現できず、もっと何を考えているかわからないドラゴンになって感情移入できないだろうと思う。 映像も綺麗だし、無駄なシーンがなくテンポが良い。ドラゴンとの対立、和解、協力、調和という王道ストーリーが見やすく、 ヒックとトゥースとの友情、ヒックと父との親子愛などもまんまと感動で、欲しかった時に、欲しかったカタルシスを与えてくれる。 凄く良かった映画として、いろいろな人に勧めていこうかと思う。 [映画館(吹替)] 9点(2010-08-09 12:54:34)(良:6票) |
2. HERO(2007)
ドラマが好きで、キムタクにも拒否反応を示さないって条件化なら結構良い評価がつく映画だと思います。テンポのいいギャグとかありつつ、事件の真相に迫っていくあたりは面白いです。 [映画館(邦画)] 8点(2007-09-26 16:11:52) |
3. 秘密(1999)
《ネタバレ》 原作を読んだ直後に映画を見てみた。原作と最も違う点は、事故が起きるのが藻奈子が高校生の時点である事。 原作では事故が小学生で起こり、高校生で終盤を迎える。その為、原作では緻密に描かれていた藻奈子の精神的な 変化が映画だと変化したのは父親側のみと捉えられる、その急激な変化を補う為か、若干ギャグテイストが多く 徐々に移り変わる物語の質を体感できなかった。ラストにしても秘密をバラしてしまうと、直子が平介を裏切ったと 感じてしまう、原作のラストのあいまいさはどうなんだろう?と思ったが、映画をみて原作が正解だと気付く。 小説の映画化の場合、小説を超える事は2時間という制限的に無理だと思う。その為、映画は映画として割り切って 原作をモチーフにした別の映画と解釈して作られる方が、原作者としても映画製作者としても幸せなんじゃ ないだろうか?と思った。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-16 23:24:36)(良:3票) |
4. ピッチブラック
《ネタバレ》 三つの太陽、22年ぶりの日食、暗闇で見える目、などなどSFならではの設定がグっとくる。リディックの目もこの映画の為だったと分かり納得。「惑星からの脱出」という分かり易い展開なので見ていて安心。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-09 12:31:57) |
5. HERO(2002)
水面を飛び回るシーンや、矢をクルクル回って弾くシーンなどは笑ってしまいそうになるが、ジェットリーVSドニーイェンの決闘は見ごたえ十分。ホンコンアクションものには珍しい?ストーリー構成、個人的にこういった一箇所の場所を基準に話が展開するのが好き。アクションものなのに悪役がいない点とか、主人公の戦う目標が単純な私怨から変わっていく点(ジェットリーコメント受け売り)、シーンの差別化を色別けするなどの珍しい試みが多かったので高得点。 [映画館(字幕)] 8点(2004-03-11 00:16:39) |