1. ひまわり(1970)
男性と女性とでは、感じ方が異なってしまうのかな?とみかん様のレビューに考えさせられました。 ヘンリー・マンシーニの調べと一面のヒマワリ畑…、幸福なアントニオとジョアンナの結婚、戦争に引き裂かれる夫婦。そして再会。後味は「イングリッシュ・ペイシェント」に次いで暗くブルーになります(苦笑)ただ、ジョアンナとアントニオが現在の『家族・愛するべき人』の元に戻る、と云う潔さに救われて思いの外感動できた作品です。 復員して来る夫を待つ妻と、別の女性を愛する事に自責の念を背負う夫は、戦争に傷ついた心を現しているのでしょう。 立派な反戦映画である一方、立派な悲恋の物語でもあります。 8点(2004-02-01 20:33:43)(良:2票) |