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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1.  ビバリーヒルズ・コップ2
『トップガン』での働きをいたく気に入ったプロデューサーがトニー・スコットを監督に迎え、主要スタッフもほぼ『トップガン』のチームに入れ替えられた第二作ですが、分かりやすく派手にが特徴だった当時のスコットの作風が良くも悪くも色濃く反映された作品となっています。前作のレビューにて、見せ場が少なめであることと、英語のスラングを理解できない人には厳しい内容であることを指摘しましたが、続編ではこうした前作のアキレス腱がほぼ解消されていました。 まず見せ場については、カーチェイスに銃撃戦に爆破と当時のアクション映画の見せ場が一通り詰め込まれたフルコース状態となっています。さらには、トニー・スコットの定番カラーであるメタリックな色調で画面全体の見栄えを一新した上に、敵方にモデル出身のブリジット・ニールセンを配置したことで、映画全体の見てくれはゴージャスかつシャープなものになっています。観客の目を楽しませるという点では、本作は大幅なパワーアップができているのです。 なお、ブリジット・ニールセンは前作の制作過程で気まずい関係になったスタローンの奥さんであったにも関わらず、スタローンは広い心で本作への出演を了承。そんなスタローンの寛大さに感銘を受けたドン・シンプソンは、感謝の意を表するためにローズウッド刑事の部屋に『ランボー2』のポスターを貼らせていたというわけです。ただし、そのニールセンは撮影中にトニー・スコットと浮気をしてしまい、本作はスタローンに対して大変な不義理を働くという結果になってしまったのですが。 次にコメディ部分ですが、こちらもアクセルのつくウソの質が変わったおかげで細かなニュアンスを理解しなくても笑えるようになっており、笑いの量は前作よりも確実に増えています。ただしこれには弊害もあって、「さすがにこんなことじゃ騙されんだろ」みたいな大ウソや口からの出任せが劇中ではまかり通ってしまうので、物語のリアリティは著しく減退しています。また、前作にはデトロイトの下町刑事とビバリーヒルズの役人的な刑事の異文化交流的な側面がありましたが、本作ではアクセル固有の要素が強く出すぎてしまい、もはや異文化交流の物語ではなくなっています。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-06-22 22:27:40)(良:1票)
2.  ビバリーヒルズ・コップ
元はリチャード・ドナー監督×シルベスター・スタローン主演の企画だったものの、まずドナーがフォックスの『レディホーク』を優先して降板し、スタローンもプロデューサーと方向性が合わずに降板。その後、監督としての実績は少ないものの急なスケジュール確保が可能な人材だったことからマーティン・ブレストが、また『おかしな関係』の撮影がちょうど終了するところだったことからエディ・マーフィーが各々代打に選ばれたという経緯があるのですが、アクション映画の経験がほぼなかったエディ・マーフィーに合わせてアクション要素が大幅に削られ、代わりにコメディ要素が拡充されて完成版の形に落ち着いたようです。 また、十分な準備時間を確保できなかったことからストーリーも至ってシンプルであり、脇道にそれたりせず一直線に話が進んでいきます。つまり、アクションもストーリーも最低限度に抑えられ、見せ場はエディ・マーフィーのおしゃべりのみという作品だったわけですが、これが日本人にとっては厳しかった。エディの早口の英語を聞き取れず、もちろんスラングも分からない日本人には、この作品の面白みはほとんど伝わってこないわけです。本作については2種類の吹き替え(富山敬の地上波放映版と山寺宏一の新録版)と字幕版を見たことがありますが、どれもアクセル・フォーリーのセリフの1/3も表現できていないように感じました。そのためかコメディではあるものの大笑いできるような場面は少なく、全盛期のエディ・マーフィーが醸し出す楽しい雰囲気のみで何とか105分を完走できたという状況です。
[インターネット(吹替)] 5点(2018-06-18 18:43:56)(良:1票)
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