1. 日蔭のふたり
公開当時、ロミオとジュリエットの様な悲恋物かと思って見に行った。全然違ってました。損はしてないと思う。思いたい。しかし話が暗すぎて、かえって一緒に見た友達と、エンドロールで笑ってしまった。あの時の私には、スーは好き好んで不幸になろうとしているようにしか思えなかった。数年を経て、彼女は進歩的意識の持ち主であり、かつ人生に妥協したくなかったから、ああ生きるしかなかったのだと思い始めている。今の時代に生きていたら、少しは救われるただろうか。スーがたばこを吸いながら踊るシーンは、女性から見ても小悪魔的魅力を感じた。 5点(2004-06-06 01:40:51) |