1. ピンクパンサー
ほんと馬鹿馬鹿しいドタバタ・コメディですけど十分楽しめました。こういうドタバタは一歩間違えるとしらけてしまうんですが、けっこう微妙な線でうまくいってますね。館内も笑いが多く、涙を流して笑ったいた人も。ただし人によっては全然合わないかもしれませんが。判りやすく伏線が張ってあるのでストーリー的にもすんなり受け入れられたの良かったです。クルーゾーはピーター・セラーズの印象が強くてスティーブ・マーチンのクルーゾーにはやや違和感を感じましたが、割り切って見れば問題はなし。エミリー・モーティマーが妙に可愛かったのが好印象でした。 [映画館(字幕)] 7点(2006-05-20 14:27:21) |
2. ビクター/ビクトリア
どうもブレイク・エドワーズのコメディは好きになれないものが多いのですが、この作品はあまりアクが強くないこととジュリー・アンドリュースのミュージカル・シーンがあることもあり、けっこう楽しめました。それと、ロバート・プレストンとジェームズ・ガーナーもなかなか良い味を出していていました。欲をいうならもう少しジュリーのミュージカルシーンを多くして欲しかったですね。 [映画館(字幕)] 7点(2005-12-01 20:28:34) |
3. ビーン
テレビシリーズはちょっと見ただけでしたが、普通のコメディといったところだったのに、よくもまあ、これだけつまらない映画になったもんです。ローワン・アトキンソンの使い方を間違ったとしか言えないような酷い脚本演出のたまものでしょう。 [映画館(字幕)] 1点(2005-12-01 20:01:13) |
4. ビューティフル・ピープル/ゆかいな仲間
ナミブ砂漠に生息する動物たちの姿を画いたドキュメンタリー映画。登場する動物たちの生態はきちんと解説しながら、全体にユーモラスな雰囲気を漂わす編集で娯楽作品としても楽しめる良質の動物ドキュメンタリーとなっています。野生動物に興味がある人はもちろんですが、そうでない人でも楽しく見ることの出来る作品でしょう。 [映画館(字幕)] 8点(2005-12-01 02:08:30) |
5. ヒトラー 最期の12日間
見た後は何ともやりきれない気持ちで、私も含め観客の表情も沈鬱なものでした。この映画、ドキュメンタリー・タッチで淡々と進んでいきますが、戦後60年特集として制作された各種ドキュメンタリーとは明らかに一線を画すものであり、また、一般的な映画でもなく、とても他の映画と同列で採点すべきものではありませんが、敢えて点数を付けるとすると10点しかないでしょう。ある面「日本の一番長い日」のドイツ版とも言えますが、本作品は人物の心理描写がきっちりされており、戦争が人を変えるのではなく、人の心の弱さが狂気を招き、その狂気が戦争をより悲惨な方向へと推し進めていくことが明確に描かれている点ではるかに優れています。 娯楽性のかけらもなく見てつらいだけですが、是非多くの人に見てもらいたい作品です。 [映画館(字幕)] 10点(2005-11-02 00:25:18)(良:1票) |