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プロフィール
コメント数 842
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自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

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1.  眉山
阿波踊りを撮りたかっただけじゃないのか、と思わされるほど中身のない代物。 余命僅かの母を前にした娘の「反応」程度しかない内容でドラマ構成は皆無。 ありきたりのシチュエーションをこうもダラダラ撮るなんて・・・そもそも2時間使う展開すら見当たらない。
[DVD(邦画)] 0点(2008-01-25 18:27:32)
2.  人のセックスを笑うな 《ネタバレ》 
原作未読。 奔放な女性に振り回される若造とその彼に想いを寄せる女性、そのふたつの失恋を描くだけという内容で、然したるドラマはナシ。 おそらく原作ではキャラクターの内面描写や印象的な文章で魅力を発見することが出来るのでしょうが、そういったものを排す媒体に移すとすっかり中身のない代物になってしまうありがちな失敗(この映画を観た限りではそもそも原作の時点で内容はなかったように思えますが)。 それにしても、全てのカットが異常に長い。勿論それが意味を成す場合もあるのですが、殆どがただ長いだけに終わる。  それにこの意味深なタイトルの意図はどこにあったのでしょうか? 永作博美と松山ケンイチのくちゃくちゃした絡みはふんだんにありましたけど・・・。
[試写会(邦画)] 0点(2008-01-15 22:41:22)(良:1票)
3.  ひつじのショーン
全40話からなる内容故に、各々の出来はピンきりですが、平均をとってもその水準は高い。 一話約7分、しかも台詞を排した内容でここまで楽しませてくれるなんて、さすがアードマンといった代物。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-14 06:45:06)
4.  ビフォア・サンセット
前作同様、本作の彼と彼女はませた中学生程度の主義主張。多少経験値が増えて、妥協を味わい、疲れているのが窺えるものの大した成長はみられない。 結局愚痴の言い合いになって、はい、おしまい。
[DVD(吹替)] 0点(2008-01-11 05:09:22)
5.  日の名残り 《ネタバレ》 
結局失恋もすんなりと受け入れ、執事の職へと戻っていく顛末故に難解と捉えられてしまうのかもしれない。 劇的なドラマを期待しても現実では早々そんなものは起こらないし、自らそういう行動をとるのも難しい。  彼にとってはかつての同僚に声を掛けるのが精一杯。彼女の幸せを省みずにドラマを求めるなんて彼にとっては堪えられない愚行。  現実はどんな感情も後悔も飲み込みながら、続く。
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-27 16:57:23)(良:1票)
6.  美女缶
きっと相手の中に自分を見付けることが出来れば、誰だって愛せるのだろう。 切なさを助長させるオチもいいっ。  妻夫木版の方が断然心地よく観れますが(商品化されてないのかな?)。  そちらは20分ちょいでまとめられているし、そもそも短編的内容なのでその方がいいでしょう。 故に満点よりマイナス2点。
[DVD(邦画)] 8点(2007-11-28 23:41:24)
7.  ひみつの花園
もうちょっと懸命な彼女の姿に感化される周囲というエピソードがあって良かったと思いますが秀作。 雑念がなければ、もっとスマートで力強く生きられるんだろうな~。
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-28 12:32:39)
8.  引き裂かれたカーテン
随分と彼らの素性も目的も明かされないままに進行するので成り行きを見守るだけに終始してしまい、退屈。 後半は簡単なゲーム性でみせるような内容であるものの、多少は引きつけられました。
[地上波(吹替)] 4点(2007-11-28 11:20:40)
9.  光の旅人 K-PAX
短編としてまとめられていればそれなりに評価も出来そうだけど、漠然としたものに終始するのでは・・・。
[DVD(吹替)] 2点(2007-11-18 10:18:01)
10.  ヒーローインタビュー 《ネタバレ》 
「先のことは気にしない」といった言葉選びは如何なものかと思うけれど、自己実現に向かう主義を現実のしがらみに揉まれることで挫け、家庭におさまることに逃げてしまう彼女が、奮起した彼の姿に感化され、素直になれるという構図自体は至極真っ当。  野島伸司脚本というだけあって諸々の設定事項は完璧に施されており、好印象。 しかし、分かり易すぎる素材の多用により、しらじらしくみえてしまうのかも。 下世話な演出や音楽の使用法で更にマイナスイメージへ・・・。  ラブ・ストーリーという向きはそれ程強くないと思うんですけど。
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-30 22:41:56)
11.  秒速5センチメートル(2007) 《ネタバレ》 
「桜花抄」 単なる文芸なのかと思って観賞しているとそれですらなく、単にシチュエーションをみせているだけ。 「コスモナウト」 自分のことなど気にしていない、と気付くなんて説明はどこにあったんだ。随分と身勝手な文芸気取り。 「秒速5センチメートル」 新海誠にはそれまでの作品を観ていたので全く期待するところはなかったのですが、音楽番組で本作の映像をつないで作った「One more time,One more chance」のPVが流れていて好印象を持ったのが観賞に至る経緯。 しかし、内容を見るとその印象止まり、というか中身のない物語気取りなものがくっついたおかげで印象ですらマイナスになる。 この人は一向に物書きとして成長しないな~。  物語として評価するなら勿論ゼロ。  ただ、「One more time,One more chance」のPVとしてなら大いに成功していると思います。
[DVD(邦画)] 0点(2007-10-25 11:54:59)
12.  PiCNiC(1994)
何とも幼稚な表現や内容。
[DVD(邦画)] 3点(2007-10-10 18:19:08)
13.  秘密(1999)
かつてラストが悲しすぎるよと批判とまではいかないまでも、やりどころのない気持ちを話題にしていると友人から「でもそれは狙いであって、ある意味とんでもなくはまっているということだよ」と指摘され、青天の霹靂をくらったことがある。 評価は感情でするものじゃないと教わった作品。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-30 20:04:26)
14.  ピンポン
原作が素晴らしいだけに、今作のように随分と端折られた内容には閉口してしまう。 はっきり言って評価不能です(物語として観れる程度に編集されていますが、原作を知る者としては浅すぎる内容ゆえ)。 とにかく、こんな方法で金儲けを目論むような人達は映画作りなんてしないでもらいたいですね。 とりあえず原作への敬意として中間点、5点。
[DVD(邦画)] 5点(2007-07-17 03:32:16)
15.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
内容的には大したことないとは思うのですが、シーンの作り方、演出の仕方が秀逸なんでしょうね。 「小羊の悲鳴は止んだかい?」のやり取りの後、再び殺人へと向こう姿は今でも鳥肌もの。
[地上波(吹替)] 8点(2007-07-16 06:09:36)
16.  ビッグ・リボウスキ
かつては一番好きな映画だと公言していたこの作品。 しかし、今観ると随分とすっとぼけてますね。 かつての自分は単に駄目人間を愛する向きが強かったんでしょうね(今も好きですが)。 まさにラスト、カーボーイが言うように。 どんな人間でも生きていけるというのを活写してくれるだけで希望が見えてくるんですね。 高田純次を見ているような心地よさがあります。  かつて愛した作品ということで甘めの採点。
[DVD(吹替)] 5点(2007-07-14 20:23:35)(笑:1票)
17.  ヒューマンネイチュア
成り行きを見守るだけの見せ方なので、設定に興味を持てなければ退屈な作品でしょう。  オチはうまくつけているので中・短編としてまとめられていれば、もっと評価は上がったと思う。
[DVD(吹替)] 4点(2007-06-25 10:54:13)
18.  ビッグ・フィッシュ
簡単なドラマ構成ですが、多彩な面白映像で楽しませてもらえます。 
[映画館(字幕)] 6点(2007-04-04 10:23:19)
19.  ヒズ・ガール・フライデー 《ネタバレ》 
確かに展開は楽しめるのですが、あのまとめ方はないでしょう(展開も事件を都合よく使っているだけなのでご都合的)。 彼女が自分の性分を再確認し、新聞記者は辞めないという決断をするまでは納得いくけど、よりを戻すところまでいってしまうのには呆れてしまう。その向きを出すのだとしても今後、よりを戻すかもしれないに留めるべき。ハリウッドは昔からそこら辺の自制が効かないんですね。 それに、そもそもあんな不実な元夫の策略がまんまと成功しても観客は快く思わないだろうし。 この作品が未だに名作として扱われているのが不思議。かなり諸々の配慮を欠く作品。
[DVD(字幕)] 4点(2007-03-26 12:34:18)(良:1票)
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