1. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 ティム・バートンの映画中で一番好きな話です。ファンタジーの分野は世代に縛られるものですが、この作品はファンタジー=おとぎ話であってハッキリと割り切って話しに入れました。父親と言う身近な存在の人生の話であり、さらに笑ってしまうような父親のホラ話でもある。その辺の曖昧さが他のファンタジー映画とは違う魅力だと思う。自分の父親はどんな日々を過ごしたか意外と知らないし、人生を子供に話すのは自分が生きた証明を残すことにもなるし、良いことだと感心した。映像の美しさ、色調とかはティム・バートンらしさが出ていておとぎ話の世界とマッチしてると感じました。ラストの葬儀に駆けつけたたくさんの人々を見てジーンときました。みんなに愛される生涯を送れるって素晴らしいです。自分もあんな死に方ならよろこんで(笑) [DVD(字幕)] 9点(2007-11-25 16:23:05) |