2. HERO(2007)
《ネタバレ》 「ドラマ作品を映画化へ」というのは「踊る大捜査線」や「海猿」、「木更津キャッツアイ」で既に成功しており、当然テレビ画面から大きなスクリーンになることと、視聴者から鑑賞料金を払うお客さんというターゲットの変更で、ドラマには無いもの、ドラマでは表現しきれなかったものを提供するというのが与い手の意識であると思う。本作は「あえて無視」したのかどなのか不明ですが限りなく「ドラマに近い」作りになってます。唯一のサプライズとしてはタモリ氏の出演がそれに当たるかと。本作、ドラマでの面白さは維持しており楽しめますが果たしてスクリーンで表現する内容があったのかは疑問です。韓国でのシーンなど1日で撮影したのかってくらいあっさりと通り過ぎます。そういった意味ではドラマ性を重視した作品と言えるかと思いますが、それが作り手の意図なのかは不明です・・・ [映画館(邦画)] 5点(2007-11-05 10:04:31) |