1. ヒッチコック
たまに見せるヒッチコックの脆さが丁寧に描かれていて考えさせられた。寂しさと緊張感は紙一重なのだろうか。 [映画館(字幕)] 6点(2013-04-17 17:02:14) |
2. 人斬り
《ネタバレ》 おもしろかった。テレビ主導という大衆化と引き締まった一世代前の時代劇がうまく重なった印象。やや時間が長く疲労感あったものの心地良い緊張感だった。三島演ずる田中新兵衛のキャラは泣ける。ただ。裕次郎・勝の演技はブレがなく楽しめるものの首の下の肉が気になってしょうがない。アレが無ければなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-12-25 20:46:48) |
3. 昼下りの決斗
《ネタバレ》 淡々と進み、淡々と死ぬ。そんな映画だった。特に主人公が最後に死ぬ様がアッサリで驚いた。大人と若輩者の違いを明確にしているのにやや距離を感じた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-11 18:38:35) |
4. 左ききの狙撃者 東京湾
《ネタバレ》 囮捜査官の録画フィルムが出てくる等、見えて飽きることなく、当時ならではの「戦友」という人間関係が日本で成立している状況も興味深かった。ラストの電車での攻防戦は非常に刺激的で驚きました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-29 20:19:43) |
5. ヒトラーの贋札
粋な映画でした。すべての登場人物が「事情」に流され、懸命に生きる様を丁寧に積み上げた作品です。素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-19 20:31:38) |
6. 病院で死ぬということ
《ネタバレ》 誰にでもあり得る『死』を強い作家性で現代社会の日本で如何に進められているか。といった趣き。「実際の終末医療が違う場合は多々あるのだろうが、この様に進む例も実在するのだろう」という説得感は感じ得れた。 病魔が進み、その後、いきなり死後の病室のシーンになるのが驚く。 実際の『終末』を描くことはどんな描写、撮影を用いても作為に過ぎず、バッサリ取り除く事はひとりの作家の選択として正解と考えます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-22 13:03:49) |
7. 陽はまた昇る(2002)
実名人物、実在会社が出ている以上、腹黒い話も出せない。エロも当然無理。 派手さがなくオシャレに見せるのも、あんまり笑える作品に昇華するのも難しい。 って『制約』を『武器』にする。みたいな? 『改善』、『工夫』で。 結果、実直でなんか上品な人間劇場。嫌いじゃないです!!!!!!! シルバー向け「かもめ食堂」みたいな? 思い切ってもっとそぎ落としてしまえたら化けた....? 兎に角。こんな映画もっと必要。みたいな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-12-14 00:42:44) |
8. ひみつの花園
《ネタバレ》 自分に嘘をつかないことが一番正しく美しい!のかなぁ。 見る度にマネしたくなるシーンが増えてます。 一番マネするのは『UFOを唄う咲子 → タバコを落とし火傷し「あ!」と言う江戸川』 [地上波(邦画)] 9点(2010-12-11 21:27:28) |