1. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 最後の「来るわけないよなー」っていう一言にやられました。 普通の映画ならあそこで中島(森山未來)が走ってきて抱き合って終わり。 でも敢えてそれはしないで、しかも追いかけてこないと思って終わり。 ここからは私の妄想かもしれないけど、あのあと中島は走り寄って借金の本当の理由を説明し、鈴子を嬉し泣きさせてしまうはずだ。その上で鈴子は「それでも、私は次の街に行くけどいつか迎えに来てくれる?」と問い、中島は了承し別れる。(ここで物語終了) こーいう(私としては綺麗で自然な)想像が出来る映画って珍しくてとても気に入っちゃいました。 また、自分は何1つ取り柄がないと思っていても知らずに、弟に勇気を与えてる。 そんな魅せ方も素敵でした。 [DVD(邦画)] 9点(2014-10-30 23:11:41) |