1. 羊たちの沈黙
いい感じのサイコスリラー。もっと早く見たらよかった。すごいのはジョディー・フォスター。知的な美人はもちろんなんだけど、指導教官に想いを寄せる(かな?)、田舎から出てきたばかりの実習生という弱い存在ながら、精一杯背伸びして犯人やホプキンスとやりあっている姿は完璧よね。そして、A・ホプキンスも謎に満ちてて、映画全体をミステリアスな雰囲気にしている。暗闇のシーンはまさに手に汗握ったよ。 8点(2001-12-06 23:04:46) |
2. ビルマの竪琴(1985)
もっと激しく悲しい戦争ものかと思ったらそうではなかった。戦争が残したものをどうかたづけていけばいいのか、そんなことを考えさせてくれる映画だと思う。しかし、問題は、この映画に自分が共感できないということ。おれの頭ん中は小林よしのりさんのいう「サヨク」になってるな、と思う。日本のした戦争は間違っていただけじゃなくって、こういう日本人もきちんといたことをオレらはしっとかないかんと思う。 7点(2001-11-07 22:02:33) |
3. ヒマラヤ杉に降る雪
どんな映画か想像もつかずに見たのだけれど、なかなか良かったです。法廷ものというと、自分が陪審員みたいになって客観的に事件を見てしまいそうだけど、イマニュエル(イーサン・ホーク)とハツエ(工藤夕貴)の心情をしっかり感じることができて、満足です。説教くさくないしね。色がないけど、良い映画でした。 9点(2001-11-07 21:55:30) |
4. ビッグムービー
なかなかおもしろいコメディ。映画好きのオレとしてはいい感じでした。映画好きの人なら一度は持つであろう「映画つくりたい願望」をああいう形でかなえた映画、いいと思う。でも、笑いが僕のツボに合わなくて、笑いを誘われているのについていけないというのはけっこう辛かったりするので、-2点。でも、映画好きかつアメリカンジョーク好きの人にはぜひお勧めの一本です。 6点(2001-10-29 19:08:25) |