1. 美女と野獣(1991)
日本語吹き替えの弊害がもろに出てしまった。こういうミュージカルの要素が強い作品は、歌を無理矢理、日本語にすると聴いていてどうしても違和感が残ってしまう。これは字幕版でオリジナルの原曲に耳を傾けるべきだと思います。 5点(2003-04-06 09:49:53) |
2. 陽のあたる教室
何も「お涙頂戴」とムキにならないで肩の力を抜いて観ればいいんじゃないのかなあ。いちいちそういうこと言ってたら映画なんて楽しめないよ。それはそうと歌の上手な女の子が素敵だったね。 6点(2003-04-05 09:06:47) |
3. ビューティフル・マインド
この映画は「実話」っていう触れ込みに問題があるのかも。他の方が指摘なさったようにこのジョン・ナッシュという人物、天才的な頭脳を持つ反面、映画で描かれている以上の相当の変人だったらしく、作中での過剰なまでの美談は受け容れ難いものがある。とはいうものの主役ラッセル・クロウの演技は十分、賞賛に値するものでそれだけでもこの映画を観る価値はあると思う。 7点(2003-03-19 12:31:47) |
4. ピアニスト
自分が惚れていた女の素顔は、とんでもない変態趣味の持ち主だと気づいた男。その途端、憧れの対象から蔑みの対象、単なる性欲処理の目的へと変貌する冷酷。男と女を生々しく描いているといえば確かにそうなのかもしれないが、映画という形で見せつけられると不快感しか残るものがなかった。男の筆者には、女の本当の姿というのはよく分からないのだが、でもこの映画が生身の女性を描いているという意見は受け容れ難い。こう書く筆者もまだまだ青いのかもしれない。 0点(2003-01-20 22:19:44) |
5. 日の名残り
味わい深いという言葉がよく似合う映画。私情を捨ててとことんプロフェッショナリズムに徹する姿、それでいて汗臭さや野暮ったさを微塵も感じさせない。アンソニー・ホプキンス、いい俳優だよ。(だからこそ「ハンニバル」は止めて欲しかったのだが)「タイタニック」が甘ったるいお子様向けジュースだとすれば、本作は熟成した高級ワイン。 9点(2002-11-16 09:06:02) |
6. ヒート
パチーノとデ・ニーロの二人は確かにかっこいいんだけどね。でもちょっと長すぎるよ、これ。2時間かそこいらで収めてくれたらもっと高得点なんだけど。ちなみに二人が対峙する場面は、お互い直に向かい合っていないと思う。"I am alone、 but not lonely."(孤独だが寂しくはない。)俺もこんな台詞言ってみたいよ。 5点(2002-10-31 22:15:50) |