1. ビフォア・ザ・レイン
救いようの無い哀しい話です。戦争の中でも最も理解し難い民族紛争・内戦。そこには大国の影があるにせよ、何で人間は殺し合うのでしょうか?ほんの少し先祖が違うから?宗教が違うから?イラクがこうならなければいいけど。。。 7点(2003-04-15 22:07:12) |
2. ヒューマンネイチュア
人の本質を鋭く、じゃなくて面白おかしくえぐった名作。人にとっては、教養やマナーを身に着けスーツを着る生活と、本能のままに身も心も裸で生きる生活との違いは何で、本当はどっちが幸せなんでしょう?人間と人間に最も近いチンパンジーとの差は、一種類のDNAの違いだけってことだけど、人間の中にもかなりDNA違うんじゃない?って人いるでしょ~? 8点(2003-02-13 23:25:30) |
3. ビッグ・リボウスキ
面白い、面白い!コーエン物の中でもベスト3に入るんじゃ~ないでしょうか?スティーブ・ブシェミがめちゃくちゃいい味出してるし、ジョン・グッドマンも最高です! 8点(2003-02-12 00:18:56) |
4. ひまわり(1970)
いわゆる戦争映画なんかより、よっぽど戦争の虚しさを教えてくれます。ひまわり畑や墓地のシーンはあまりにも印象的です。そして音楽は、映画音楽史上に残る名楽です。でも個人的に、このソフィア・ローレンはあんまり好きじゃないんだよな~ 8点(2003-01-26 14:44:31) |
5. 昼顔(1967)
今では夢や妄想を、多く入れ込んだ作品は沢山あるけど、この頃はどうだったんでしょうね?ストーリーはいかにもフランス的な、退屈どうでもいい系だが、映像の美しさと、時折出てくる妄想シーンに期待して観きってしまったという感じです。 6点(2003-01-16 23:37:07) |
6. 日の名残り
イギリス映画らしい厳格な雰囲気の作品。「羊」ではなく「執事」のアンソニー・ホプキンス、ストイックさと時折覗かせる人間の弱さを、完璧に演じきっている。93年のオスカーは彼じゃないでしょうか? 7点(2003-01-16 22:13:54) |
7. ピクニックatハンギング・ロック
<ウラネタ有り>映画を観ただけでは、真相は全く解りません。この話は、事実に基づいたフィクションであるようですが、映画の中では「原作のある一章(2人と数学のマクロウ先生が消えた理由)を全く描いていない」らしく、また事実として「当時、岩山には新興宗教の、生贄の儀式を行う秘密の部屋があった」とか・・・?まあ、この作品もあまり謎解きに専念せず、単に神隠し映画として、美しい映像と少女の姿を楽しんだ方が良いようです。それにしても、ミランダは奇跡的な美しさです! 7点(2003-01-16 20:54:58) |