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1.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
コレ面白い、大好きなタイプの映画です。 オープニングからして単なる犯罪映画じゃないと感じるモノがムンムンしてる、どこまでいっても予測不可能、次から次へと展開するへんてこりんなシチュエーション。 デ・パルマがノリノリだとこうなるのね。今回はヒッチコックよりデヴィッド・リンチが浮かぶ。 金魚の水槽の水がだーだー溢れてるのが意味不明だったけど、そんなことは忘れた頃にそうくるか・・・そこまで戻るわけか・・・やられました、お見事というしかありません。 デ・パルマ独特の映像美と怪しいパリの街、パリって犯罪映画のよく似合う街だわね。 レベッカ・ローミンはモデル出身だけあって、完璧なボディはもう芸術、完璧すぎて淫靡さには少々欠けるけど男と女のすったもんだの愛憎がテーマじゃないから、現実離れしたスーパーボディのミステリアスな美女はあってると思う。しかしほんとにあんなカラダしてる人がいるんですね、ウエストのくびれからヒップラインの流れなんてもう神です。 何がテーマかといったら「もしもあの時こうしたら、しなかったら」でしょうかね、ロールだけじゃなく、取り巻く人々の人生も変わるというものです。こう考えると普段何気なく選んでいる些細なことも結構意味を持つことなのかもなんて気がしてきます。 ただあの黒人俳優がさ、なんていうかすごく場違いな暑っ苦しさがあって不快でした。これでマイナス1かな。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-11 22:11:01)(良:1票)
2.  ブリジット・ジョーンズの日記
まず、この作品は主演レネー・ゼルウィガーとなっているけど、すくなくとも監督、原作者にとってはマーク・ダーシーを演じたコリン・ファースのための作品ですね。コリンをいかにかっこよく素敵に撮るか、ということにチカラが入っているように思えます。逆にレネーとヒューはこれでもかと、思いっきり滑稽に描かれてます。ドラマ「高慢と偏見」のミスター・ダーシー役でイギリスで大ブレイクしたコリン。それが基となっている作品ですから、当然といえば当然ですね。コリンはこの作品で確実にキャリアアップしました。ファンにとってはうれしいこってす。なんといいますか、アブノーマルな雰囲気を漂わせているのがいいですね。ブリジット、マーク、ダニエルの3人の関係はやっぱりマークの存在が大きいと思う。ブリジットのような女性に対し、「こんな女!!」的なご意見も多数あるとは思いますが、彼女のように平凡でこれといって人より飛びぬけたものもない、でも正直で善良という人は世の中で日のめを見ることはいち番少ないけれど、人口的には最も多いタイプなんじゃないかな?ブリジットのいいところはヘンにつっぱって、鎧をつけてないところね。外ではぴしっとスキなく「デキる女」でも、例えば家の中のあちこちにホコリをため、レトルト食品に頼り、盛大にゴミを出すとか、30過ぎても食費も入れず、親のスネをかじっている独身女よりブリジットのほうがなんぼかマシ。マークもダニエルもいわゆる「高嶺の花」を手に入れられる割合の多い環境にいるにも関わらず、ブリジットを選んだのは自然体の彼女の前ではアレコレ気を使うことなくリラックスできる相手だからじゃないかなあ。続編「The Edge of Reason」の公開は冬になるのかな?今から楽しみです。またまた、コリンとヒューのへっぴり腰の取っ組み合いが見られそうです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-06 19:54:22)(良:2票)
3.  フラガール 《ネタバレ》 
かな~り前にラストのダンスシーンだけ観た記憶があったんです。 この監督の作品でエンドロールの文字がピンクっていうのがあったんだとそれにいちばんびっくりしまして、なぜか余計に 李相日監督は信頼できる監督のひとりになりました。こういう映画も撮っていたのね。 16年前となるとやっぱりみんな若いですね~ 王道なんですが実話っていうことで納得できてしまうとこがあります。 うちの息子は蒼井優ちゃんのことがお気に入りのようで中学、高校の頃は部屋に蒼井優ちゃんのポスターが貼ってあったっけ。 あっさりした顔立ちで見た目の強烈さがないぶん、いろんな役柄に対応できる女優さんという印象です。演技力もかなりのものですね。 早苗ちゃんのことも実話なのかな?悲しかったですねぇ。早苗ちゃんにこそラストで踊ってもらいたかったなぁ。 子持ちとしずちゃん、あと二人くらいメンバーの人となりがわかるシーンがあってもよかった、その他のメンバーの扱いが雑なのが気になりました。 厳しい環境、条件の炭鉱の町、ダンス、親の反対。母親が娘のダンスを見て心を動かされる、、、 あのシーンを観てたら「リトル・ダンサー」が観たくなったのでした。炭鉱の町で子供世代が夢に向かうストーリーに外れはないかもね。  口コミで広がり大ヒットになったっていうのがよくわかる作品でした。 新作「流浪の月」も気になります。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-04-26 15:09:39)
4.  ブロークン・フラワーズ 《ネタバレ》 
個人的にはジム・ジャームッシュは当たり外れの激しい監督。でもコレは面白かった!かなりツボでした。ほんとに金持ちなのか?と思わせる居住地の雰囲気と自宅、隣人のウインストンのオタクなお節介、「ピンク」へのこだわり、二本ラインのジャージ、あの息詰まるような夕食。訪ね歩く過去の女たちというのがまったくちがうタイプというのもいいね。ジェシカ・ラングの死んだ愛犬が黒毛のうえに名前がいい、ジョンストンにジョンソンと全編にちりばめられた「ネタ」のおかしさよ。シャロン・ストーンが登場した時のヴィトンのバッグとサックスブルーのジャケットを見てちらりと「カジノ」がよぎりました。諦め、無気力、無愛想、無感動の中にフっとしたおかしさのあるビル・マーレーの芸風が最近好きになりました。
[映画館(字幕)] 8点(2006-05-02 23:16:46)
5.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
続編というのはハズしちゃう場合が多いけど、これはよかったんじゃないでしょうか。但し、ユーモアの質が前作とはちがう。続編のほうがドタバタ度が強いし、完全にブリジットだけに焦点が当てられている感じ。ユーモアに粋があり、脇役のキャラもしっかり印象付けていた前作のほうが個人的には好みです。でも、ターキーカレーパーティとメルヘンチックなセーターで始まるオープニングはうれしいですね。きっちりと「濡れたシャツ」のシーンも前作同様盛り込まれ、原作と前作を知っている私には愉快でたまりませんでした。やっぱりこれはただのラブコメで片付けちゃイカンね。英国製エログロコメディとしたいです。原作と唯一違う点がこの続編のオチ、隠しネタになっている。でもさ、レネイはあそこまで太ることなかったよなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-12 16:28:38)
6.  プレッジ
ショーン・ペンが親友ジャック・ニコルソンのために撮った作品なのでしょうね。各要所に登場する俳優たちもニコルソンのために集まり、それぞれの役割をきっちり果たしているのはさすがです。やはり通り一遍の結末ではなかったですね。振り返ればあの店を買い取ったあたりからニコルソンの顔つきが変わっていったように思う。だんだん目がつり上がって慣れ親しんだ「ニコルソンの顔」になった。後半はクリッシーの運命と息切れして倒れるんじゃないかという雰囲気のニコルソンに不安を抱きながら見入った次第です。あそこまであの事件にのめり込ませたものはなんだったのでしょう。現役引退という、ある意味物事に終止符をうつ大きな節目が彼には重かったのでしょうかねえ。淋しさなのかな。
8点(2004-03-15 18:33:09)
7.  ブラックホーク・ダウン
基本的に戦争モノは好きじゃないのですが昨日WOWOWで放送されていたのを主人が観ていたので私も。でも、あ~やばい、やばい、あの人やられるぞ、という予感がすると見てられなくて席を立ったりしながらの鑑賞でした。 観終わって思ったことは、このソマリアへのアメリカの軍事介入というものはただただ人が死んだだけ。アメリカの高慢さが出ていましたね。 気の毒なのはソマリアの市民と命令に忠実に任務を遂行しようとした米兵士たち。リドリー・スコットはやはりイギリス人だからでしょうか、アメリカを正当化しようとするものは感じなかった。「ソマリアでの出来事はこうだったんだ、あなたはこれをどう思う?」と問いかけられてるようでした。度々思うことだけどリドリー・スコットはアーチストタイプの監督さんですね。キャストがよかった。次々と出てくるひいきの役者にワクワクしました。ジョシュ・ハートネットはその中には入ってないけど。  ずいぶん前に投稿したのを無作為にツラツラ見ていました。  この映画のどこをどういうふうに観たら「アメリカ万歳」になるんでしょうか。これってすごく真面目に戦場の兵士たちを描いていると私は思いますよ。 「プライベート・ライアン」はあんなに絶賛の嵐の高評価なのに・・・あっちこそ第二次世界大戦を題材にしたふざけた戦争娯楽作品と思う私がおかしいのかしらん。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-24 22:45:14)
8.  プライドと偏見 《ネタバレ》 
イギリスのこの時代の恋愛ものっていうのは如何にして金持ち男と結婚するかっていうのは外せないんですね。女には相続権がないので、息子がいなければ今住んでいる屋敷や領地は会ったこともないような遠縁の男の物、理不尽ですよねえ。  ところでこの映画版の「高慢と偏見」姉妹の中心はキーラ・ナイトレイにロザムンド・パイクという文句なしの美形です。 近年はTVドラマで渋い女刑事役のブレンダ・ブレッシンですが、愚かしいベネット夫人を少々イラつくあの甘ったるい声で演じているのを見て「秘密と嘘」を思い出したのでした。 う~~ん、たぶん英国ではドラマで演じたコリン・ファースが今もミスター・ダーシーだろうからやりにくかったんじゃないかと、へんなことが気になってしまいました。やっぱりコリン・ファースに比べて地味というか、超イケメンだけど気位の高い不愛想な大金持ちの領主というより小作人といったほうが合うようなルックスなのね。 びしょ濡れのミスター・ダーシーはきっちり押さえてあったのですけどね。 ところでこの映画、英国時代物としてはなぜかロケーションがあまり美しくないのです。ベネット家の内装や食事シーン、ヘアメイクに衣装などなどあまりにもきれいじゃないし、行儀も悪すぎです。ストーリーよりもそういうところが気になってしかたなかったです。 ラストがドナルド・サザーランドのショットで終わるっていうのも以外でしたねぇ、娘が将来路頭に迷うかもという不安が軽くなったお父さんの安堵ってことだろうか・・・ しかしながらこのような、これといった悪人のいない必ずハッピーエンドになる映画というのは安らぎます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-17 14:04:23)
9.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
全く予備知識なしで観ました。まずキャスティングが魅力的で、デヴィッド・ボウイが登場した時はなんかうれしかったです、相変わらずミステリアスで人間ぽくない人ですね。  観終わって思ったことは早い段階でアンジャーの瞬間移動のタネあかしをしてたんだってことです。 ああまでして知りたかったボーデンの瞬間移動のタネが。。。実はシロウトでも思いつくような単純なものだったんですが、アンジャーは人が思いつかないことにちがいないと思い込んでるし、「なあんだ~そうだったのかぁ~~ま、そんなとこだわなぁ」なんて言われることがわかってるからか、頑なにタネあかししないし。 意地と執念の極地、行き着いた先はなにかやるせなく、むなしさを感じるラストでした。 19世紀にクローンが登場するのはいかがなものかとは思ったけど、ダークでミステリアスな見せ方や映像がよかったです。飽きないしテンポはいいしなかなか見応えありました。 発想着想が面白い映画だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-29 21:18:16)
10.  プロヴァンスの贈りもの 《ネタバレ》 
わかるんです、この感覚。スキの見せられない日常は疲れるでしょ。 無防備でいられる場所、人、いられた時代。それに憧れることもわかるんです。 しかし、リドリー・スコットには無理でした。やるかやられるかの緊張感とはまったく逆のことだもの。プロヴァンスの風景はもちろん、映像は一級品なんですけど、ストーリーはいたって平凡。でもこのゆったり感は結構好きです。 エンドロールのところを見て、昔のラブコメを意識しながら作ったのかなあ、監督は。なんて思いました。そんなところがなんか微笑ましく思えてしまいました。 いいんです、ラッセル・クロウだから^^点数も自然と甘くなっちゃいます。 ラッセルとキスしてる女優さんがただただ羨ましかったデス。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-02 23:17:22)
11.  フォーン・ブース
とんだ災難といえばそれまでだけど、嘘つくからいけないのよ。映画としては、この短さがいいですね。コリン・ファレルははっきりいって苦手。でもこれはハマリ役ですね。コリンよりまわりを包囲してる制服警官にときめいた(笑)かっこいいもん。コレ観て息子っていうのは年齢とともに必ず父親に似てくるもんだと再認識したキーファー・サザーランドでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-03 15:22:46)
12.  ブロウ
麻薬によって富を築いた男の生涯ですからね、ラストジョニーが幻を見るシーンはやっぱり素直になれなかった。ペネロペ演じる奥さんもかなりのモンだったけどね。けれどジョージ・ユングになりきっていたジョニーは素晴らしい。観る前、父親役がレイ・リオッタというのが不自然に思ったけれど、これがなかなか予想に反していいんですねえ。一時はもうダメかと思ったリオッタだったけど、あのアクの強さ、ギラギラしたブルーアイ、善も悪もOK、どことなくフっと可笑しい。簡単に消えるレベルの俳優ではなかったです。ペネロペはよくなかったです。ブロンドも似合わないしね。
7点(2003-12-29 02:06:10)(良:1票)
13.  ブーリン家の姉妹
時代劇ですが、かなり現代的な感じでした。イギリス版「大奥」でしょうかね。 私生児だの娼婦だの言われてましたけど、大奥とは違って「側室」というのはなかったてことかな?あと字幕なんですけど「寝る」「寝た」が何回出てきたことか・・・直訳かどうかしらないし上品ぶってるわけじゃないけど、もうちょっとこうなんか違う言い方はないものかと少々気になりました、王室なんだし。 姉妹に焦点をあてているわりには描写は決して深くないです、わりと表面だけさら~っと描いているから全体的にもそんな感じになり、結果ヘンリー8世がかなり間抜けな男と映ってしまったのが残念でした。しかし今も昔も人間基本は変わらずですね。 ナタリー・ポートマンですか・・・やっぱり好きじゃないです、演技に余裕がないというか「演技してます」な感じがして私にとっては見ていて疲れる女優さんです。 だいたいナタリー、スカーレットとエリック・バナの相性がね、よくないんです。しっくりこないの。 セットや映像はとてもいいのに、期待してたほど重厚な作品ではなかったです、でも混乱せずに見られる時代劇です。 6人の妻のうちの半分がコレなんだ、他はどうだったのか知りたくなりました、ジョナサン・リース・マイヤーズがヘンリー8世を演じているTVドラマシリーズがあるみたいだけどそっちが気になります。 いともあっさりと処刑されちゃう時代、そりゃみんな必死になりますわ。 でもアンの生んだ娘が後にああなっちゃうわけで、まさに事実は小説より奇なりというか、人間生きている間は何がどうなるかわからないものです、まったく。 歴史は繰り返されるとも言うし、たまに愛憎と欲の絡む時代劇を観るのはたのしい。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-17 13:52:03)
14.  フロム・ヘル
切り裂きジャックが題材というのもいいし、ロンドンの裏通りの雰囲気もよかった。ジョニーは、あの影のある破滅的な警部役がハマっている。ジョニーはやっぱり期待を裏切らない。でも作品の出来がなんか薄っぺらい感じ。奥行きが感じられない。非常に残念です。そしてヘザー・グレアムなのですが、あの可愛らしいキューピー顔にポジティブなメイクじゃあ、薄幸な娼婦には見えない。ミス・キャストです。ロビー・コルトレーン、イアン・ホルム、ジェイソン・フレミングなど脇役の俳優たちがとてもよかったのでヘザーはよけいに浮いてしまったように思う。特にロビーコルトレーンがいい。彼が出てくるとパっと雰囲気が変わって 気分転換になりました。突然エレファントマンが出てきたときも「あらら」って感じでうれしかったです。同じ頃の出来事だったのね。
6点(2003-12-18 00:43:33)
15.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
へぇ~けっこう評価高いんですね、意外でした。 印象に強いところでは「ワーキングガール」とか80年代~90年代にかけて女の立身出世モノをよく観た記憶があって、なんか懐かしさと共になんでまたコレなの?とちょっと面喰ってしまいました。アメリカも就職難だったの?  鬼上司ミランダについて感心したことはただひとつ「空色」についての歴史をサラっと語ったところです、非常に勉強になりました。 それ以外はミランダの人物像がほとんど描かれてないので何か物足りなく、映画全体が薄い。就活マニュアル映画のようでもありました ファッション界はアンディにとって足掛かりで、大物と言われる人物のお墨付きを得て、いよいよ望みを叶えるべく切符を手に入れたっていうのはわかりますが、この映画を観て真に受けたり勘違いしてしまう女が増えるかもしれないと、そっちが気になってしまったのでした。アン・ハサウェイは最初まわりから太っていてダサイ女と言われまくってたけど、あのルックスですし全く太ってもいなければダサくもないんですよね。  ところでなんでプラダなんだろ? パリコレのシーンで唯一でてきたデザイナーはプラダじゃなくてヴァレンチノ・ガラヴァーニだったし、どっちもイタリアなんだけどNYはイタリアブランドの方が人気なのかな? マドンナの「ヴォーグ」にはニヤリ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-16 21:10:33)(良:1票)
16.  ブレイブ ワン
この手の話しの映画を観るのは、その昔チャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」が最初だと思う。以来何度となく個人で悪を制裁するという映画は観たわけで、自然と被害者(遺族)から加害者に変わってしまうという主人公に対してそれなりに肩入れしながら観るものの、ラストではやっぱり救われない主人公に複雑な想いを持ち観終わるわけです。復讐は正義にはならないでしょ、やっぱり。しかも殺人ですよ、究極というか最悪の個人的恨みのはらし方だと思う。そんなことより監督はニール・ジョーダンですか、なんかがっかりだなぁ。「クライング・ゲーム」は好きなんだけど。 そして最近のジョディ・フォスターなんですけど、知性派から肉体派に変わっちゃったの?どうしたんでしょうね。 正直、話の展開は読めたしラストに期待することもなく、ただひたすらテレンス・ハワードに見惚れていました。ほんとにハンサムで素敵だわ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-10 11:07:48)
17.  ファイヤーウォール
んー、ハリソン・フォードがなんか違う。老けたせいなのかなぁ、あの何かが籠もったような感じはなんだ??作品全体にも言えることだけど、スコーンと突き抜けた快活さがないというのかなぁ、ハジけきらない苛立ちを感じながら観てました。ポール・ベタニー、バージニア・マドセン、ロバート・フォスター、この辺の人たちってクラシカルな雰囲気だし、秘書役の女優まで70年代の映画でよく見かけるような顔立ちだし、コンピューターの最先端技術を扱う話ながら、なぜかどこかクラシカルなものを感じるサスペンスアクション映画でした。T-1000も老けてたなぁ、絶対黒幕だと思ったんだけどなぁ・・・ハリソン・フォードの行く手を遮ろうと車追いかけたり、正面に飛び出したり、あれはパロディだったのかしら?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-24 11:04:29)
18.  フレンチなしあわせのみつけ方
まず思ったこと、フランス映画に出てくる男優ってなんでみんなハンサムじゃないの?いまにして思うとアラン・ドロンが奇跡だったのかもしれない。カメオ出演のジョニー・デップはス・テ・キ。役作りしてるジョニーじゃなくて普段のジョニーでした。フランス語も聞けた!!映画のほうなんですが、コメディではあるけどそこはおふらんす映画なので、メリハリあってケラケラ笑えるというものじゃないです。どことなく甘ったるいのね。オープニングのあたりはブツ切り感があって、見ていてなにか不安だったけど、後半にいくほどによくなっていったかな。結婚して10年くらいたった夫婦の日常といいますか、すったもんだがあったけど一応表面的には取り繕って休戦、みたいな感じ。まあ、こんなもんでしょ。たぶん浮気はなくならないし、男と女なんて死ぬまで小競り合いを繰り返しながら生きていく。女がさじを投げた時が「Fin」。これが一般的というところでしょうか。とりわけフランス人にとって恋愛はなくてはならないもののようですし、大統領からして愛人の子の存在を問われ「いるよ、それがどうかした?」と言ってのけるお国柄です。 仲良し3人男の会話がわりとリアルで面白かったけど、マヨネーズやらケチャップやらかけあうシーンはちょっとシラけた。あのあとどうやって部屋を掃除するんだと、そっちが気になった私です。シャルロット・ゲンズブールはナチュラルな感じでいいね。お母さんのジェーン・バーキンのほうがシャープな雰囲気だけど口元がよく似てる。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-02 21:11:26)
19.  プルーフ・オブ・ライフ
映画を地でいっちゃったような騒動が生々しくて、ずっと避けてきたイワク付きのコレなんですが、贔屓のひとりラッセルが出ているからには一度は観とこうと、ついに観ちゃいました。う~ん、「インサイダー」「グラディエーター」ときて、なんでこれに出なきゃいかんかったのでしょうねえ、ラッセルは。騒動が原因で興行的に失敗したと監督は仰ったそうですが、そりゃちがいますな。ハラハラと緊張感があったのは人質奪還のとこだけ。135分がまったく無駄に使われている。流れが悪いというかひとつひとつのシーンが中途半端だし、センスもなければ個性もない。結果、あってもなくてもいいようなシーンを繋ぎ合わせた、ブツ切り感ありのB級アクションものの匂いがプンプンした。そして誘拐から4ヶ月という月日がたっているのに一週間くらいにしか感じなかったです。緊張感とか追い詰められた雰囲気が皆無、人物の描写が薄いのだ。泣いたり、苛立ったりしていてもぜーんぜんそれが伝わってこない。のんびりプールで泳いでていーのか、ラッセル。特にメグ・ライアンはしっかり派手なメイクで衣装もファッショナブル、憔悴感もなく誘拐された夫を心配しているようには見えなかったよ。過酷な条件で人質となっている夫がいるのに、のんびり市場で買い物してていーんでしょうか?ラッセルのディープキスをあんなにいとも簡単に受け入れていーんでしょうか?やはり試写でこの点が不評になり、ラッセルとメグのラブシーンは大幅にカットされ、あのワンシーンのみとなったらしい。だから唐突すぎるのよね。メグは乗り気じゃなかったラッセルを口説きおとして出演させ、ウキウキしてたんじゃないかなんて思ってしまいました。でもデヴィッド・カルーソはなかなかいいキャラでしたね。ラッセルもバド、マキシマスに続き「理想の男」を体現してくれました。実生活ではあんまり自己抑制がきかないお方みたいだけど、映画の中では強く、心優しく、ストイックな大人の男が見事にハマる。ラッセルのパリっとしたスーツ姿が見られてよかったというのが観終わって思ったこと。 
5点(2004-11-08 08:54:40)
20.  フレイルティー/妄執
個人的には典型的な単純アメリカ人のウドの大木というイメージがあるマシュー・マコノヒーがこういう役をやっているというのに驚いた。殆どがマコノヒーの語る回想シーンなのでどこまでが真実なのか?「ユージュアル・サスペクツ」以来しばしばそう思ってしまいます。怖くはなかったけど、子役二人は撮影中、どんな精神状態だったのだろうということが気になってしまった。特殊能力?を持った必殺仕置き人というところか。
5点(2004-08-21 01:24:56)
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