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1.  プーと大人になった僕 《ネタバレ》 
私は実写版がとにかく嫌いなので、この映画も無理だろうと思ったが、意外にもよかった。 プーさんのアニメは息子が小さかったときによく見ていたので、懐かしいシーンを大人になったクリストファー・ロビンが再現していて、胸がキュンとした。展開は読めてしまうが、それでも楽しんで見られた。 動物たちのビジュアルは、ラビットが一番違和感があり、ほかもアニメとは違うが、吹替で見ると声優さんたちの演技のおかげで、アニメのキャラと自然に同一視して見ることができた。 クリストファー・ロビンの吹替が堺雅人なのは、半沢直樹みたいな仕事人間だから? ユアン・マクレガーが半沢直樹に見えて困ったが、途中から慣れた。 私が一番好きなのは、ほかの動物たちは大人になったクリストファー・ロビンが誰だかわからなかったのに、プーだけは大人になってもクリストファー・ロビンはちっとも変わらないと言っていたこと。最後にプーとクリストファー・ロビンが並んで座っているシーンを見て、ああやっぱりこれはこの二人の話なんだなと思った。 トイ・ストーリーではアンディがおもちゃを卒業してしまうが、プーでは30年経ってもプーとクリストファー・ロビンの心が通じ合っていて、クリストファー・ロビンにとってプーはぬいぐるみではなく親友だという設定にしてくれたのがうれしかった。
[地上波(吹替)] 8点(2023-04-10 21:48:47)
2.  舟を編む 《ネタバレ》 
すごく丁寧にまじめに作られた作品。早雲荘のレトロな作り、本で埋め尽くされた馬締の部屋の中、古くさい辞書編集部の中、神保町の街並み。匂いまでも感じられそうだ。辞書編集部の作業はおそるべき量を、おそるべきアナログさで進めている。見ていて気が遠くなる。そりゃあ10年以上はかかるよ。今の辞書づくりもああなんだろうか。とりたてて予想外のできごともなく、淡々と物語が進んでいくのに、なぜか引き込まれていく。俳優さんたちもみな好演。気持ちよく見ることができる。でも、原作が未読なので、最後まで「舟を編む」ってどういう意味かわからなかった。どこか説明されていたのを私が見逃しただろうか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-12-13 20:06:40)
3.  復活の日 《ネタバレ》 
新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がパニックになっている今、まるで予言のような映画があったと聞き、見てみました。 公開当時、自分は子供でした。角川映画として話題になったのは覚えています。たぶんテレビ放映したときに見たと思いますが、内容は全然覚えていませんでした。全然身につまされなかったのだと思います。今見ると、すごくこわいですね。特に前半のウイルスのシーンが。 内容はツッコミどころ満載ですので、あえて書きません。でも、公開当時、自分は商業主義の角川映画に良い印象を持っていなかったけれど、今では考えられない内容とキャストを見て、このチャレンジ精神は称賛に値すると思いました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-03-16 18:08:02)
4.  ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 《ネタバレ》 
びっくりするくらいつまらなかった。途中何度も見るのをよそうと思いながら、がんばって最後まで見たけど、やっぱりつまらなかった。登場人物に魅力がなさすぎる。また、どうしてスキャマンダーとコワルスキーが友情を感じるようになったか、なぜコワルスキーと女性(名前覚えられず)が愛情を感じるようになったのかの説得力もない。  端役でジョン・ヴォイトが出てたので、ひょっとして後で重要な役になるのかと思ってたら、その後は出てこず、町が元に戻っても、ジョン・ヴォイトの息子が生き返ったのかはわからず、もやもやした感じ。  ハリポタ好きの子どもが楽しんで見られるような映画ではありません。たぶん退屈すると思います。ハリポタマニアなら好きかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-23 13:03:10)
5.  ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 
期待せずに見たし、酷評の人も多いけど、正直、私は前作より好きです。 ドリーが何もかもすぐに忘れてしまうのは生まれつきだったんですね。現代の人間にあてはめていえば、生まれつきの記憶障害というところでしょうか。そんなドリーを愛情たっぷりに育ててくれたご両親のことを思うと、前回のマーリンと同様に、親の無条件の愛情がベースになっているシリーズなんだなと感じます。 前作以上に、「そんなバカな、いったいどうやって帰れるんだろう」という転換ですが、お約束のハッピーエンド。前作同様、子どもにも安心して見せられる映画です。ラストの展開は、大人でも楽しんで見られました。 あと、エンドロールの後まで必ず見てくださいね。爆笑のシーンがあります。「ファインディング・ニモ」を復習に見ておくと、より笑えます。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2017-07-09 14:43:10)
6.  ブラザー・ベア 《ネタバレ》 
ラストから見て、言い伝えか伝説をもとにして作られているような感じでした。そうでもなきゃ、あのラストはないでしょ。
[DVD(吹替)] 6点(2017-01-23 22:35:46)
7.  フィッシュストーリー 《ネタバレ》 
ほんの小さな偶然の積み重ねが地球を滅亡から救う力になるという映画。ラストの10分までは、意味のわからない断片的な別々のストーリーがいくつも出てくる。関連がよくわからなくて、見るのが苦痛で、途中、何度もやめたくなる。そして最後の10分で、そのすべてがつながり、爽快な結末となる。最後は後味がいいのだが、これを味わうために、この映画を延々と見る意味があったかといえば、別に見なくてもと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-23 13:25:41)
8.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
見るのがつらくて、気分が悪くなります。どこまでが現実でどこまでが狂気かわからず、見ているほうも気が変になりそうです。芸術としては評価が高い作品なのかもしれませんが、私は楽しむために映画を見ているので、こういう映画は好きではありません。  芸術家やトップアスリートはあんなふうに精神的に追い詰められながら、それを乗り越えた者だけが一流になってゆくのでしょう。彼女は主役を務めるには精神的にもろすぎた。ルロイもそれを知っていたはずなのに、彼女を抜擢するのは変。モンスターマザーの存在も、映画を重苦しくしています。
[地上波(吹替)] 5点(2016-04-12 13:01:02)
9.  フィクサー(2007) 《ネタバレ》 
ほかの方々が書いているように、ストーリーがよくわかりません。吹き替えで見たからわからなかったのかもと書いた人がいますが、私は字幕で見てもよくわかりませんでした。 ジョージ・クルーニーが全体的にテンションが低く(感情の起伏がなく)、困っているのか焦っているのか恐いのか喜んでいるのか悲しんでいるかが全然わからず、見ているほうとして、どう受け止めていいかとまどいます。ジョージ・クルーニーの演技力のせいではなく、映画全体が同じような感じ。おそらくそういう演出なのでしょう。だからラストの場面を見ても「してやったり」という感じがせず、もやもやしたまま終わります。なんか見たのが時間の無駄だったなと感じました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-12-11 14:02:11)(良:1票)
10.  フライトプラン
皆さん、けっこう酷評ですが、私は引き込まれて一気に見ました。おもしろかったと思います。でも、一度見てストーリーがわかれば、また見ようとは思わない映画です。暇つぶしにいいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-02 13:12:44)
11.  フォーチュン・クッキー
そこそこ楽しく見られるので7点にしようかと思いましたが、ストーリーに意外性や驚きがなく、大人の鑑賞に耐える映画とはいえないように思えたので6点です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-07 22:16:13)(良:1票)
12.  ファインディング・ニモ
ストーリーが何のひねりもなく、まともすぎて面白味に欠けます。長時間にわたって、きれいなきれいな熱帯魚の水槽を見て目の保養をしたと考えれば、気が収まるかも。 後日修正 子どもと一緒に安心して見られる作品。わくわく、どきどき、はらはら、ゲラゲラ、いろんな要素がバランスよく揃っている作品
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-19 21:55:48)
13.  冬の恋人たち
オリンピックの試合の場面が、エキシビションでもないのに照明を落としてスポットライトになっているなど、【わにのゲーナ】さんも書いていらっしゃるように、突っ込みどころ満載です。物理的に見ても、フィギュアスケートの技術的に見ても、不自然な点が多数あり、ストーリーに集中できません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-14 20:34:36)
14.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
いかにもアメコミという作品でした。日本人の私から見ると、寒いくらい下らなかったです。後半のバトルシーンは見せ場なのでしょうが、バカバカしくて眠くなりました。
[試写会(字幕)] 2点(2005-09-12 21:51:28)
15.  プレッジ
私が感想に書きたかったことのほとんどをFSSさんが大変うまく表現していらっしゃいました。FSSさんと重なる点は書かないことにします。私は家で映画を見るときは、集中力がないので何回かに区切って見るのですが、この映画は長いのに片時も目が離せず一気に見てしまいました。ラストを見るまでは、「引き込まれる作品だけど、きっとよくあるアメリカ映画の終わり方だろう」と思っていたら、何ということでしょう! 濃くて深い映画でした。単純明快な結末が好きな人にはお勧めできません。
8点(2004-11-09 20:06:16)(良:1票)
16.  ふたり(1991) 《ネタバレ》 
つらくて、悲しくて、暗い、でもなぜか好き。そんな作品です。10年ぶりくらいに見てみたら、やっぱり同じ思いを感じました。でも今見てみると、実加の母役の富司純子がいつも和服を着ていて、しおらしく立ち居振る舞っていたり、実加の親友の真子が、老舗旅館の娘とはいえ、普段着でも和服を着ているのが時代錯誤に見えました。日本情緒を出すための演出だったのか、当時の尾道では普通のことだったのか。私は石田ひかりよりずっと年上ですが、私の母親世代でもあの母親みたいな人はいませんでした。(原作はわかりませんが)実加の家は普通のサラリーマン家庭という設定で、歌舞伎役者の家ではないのだから、富司純子の演技が浮いて見えました。今回見直してみて、実加に意地悪をする演劇部員が島崎和歌子だったことに気づき、彼女にもこんな若い頃が...と感じました。みなさんと同じように「草の想い」という曲が大好きです。映画を見終わる頃にはすっかり耳になじんだメロディですが、最後に久石譲さんと大林監督のデュエットバージョンが流れると、その悲しい歌い方にあらためて強いショックを受けました。若くして不慮の死をとげた千津子の無念さが乗り移ったような悲しさに、胸がはりさける思いがしました。このデュエットバージョンが嫌いという人もいるようですが、私はこのバージョンが一番好きです。でもつらすぎて、何度も聞くことはできません。
8点(2004-04-28 23:26:40)(良:1票)
17.  ブラジルから来た少年
20年くらい前に民放で放送されたのを見たのが最初でしたが、クローン技術という言葉も知らなかった当時、この技術の利用の仕方によってはこんな恐ろしいことになるのかと衝撃を受けました。ビデオに録ってあったので何度も繰り返して見ましたが、民放の放送はカットがあるので、ノーカット版が見たいと思い、十数年前にレンタルLD(古い!)だったかNHKの放送だったかで見直しました。それで民放の放送で途中カットされていたシーンをたしかに見ることはできたのですが、民放の放送ではあった肝心のラストシーンが無かったのです。そのシーンはほんの数分で終わるのですが、それがあるとないとではこの映画の伝えるメッセージが180度違ってしまうとも言える重要なシーンなのです。2とおりのバージョンがあるのか、いまだに不明です。原作を原書で読んで調べようとしたのですが挫折してしまいました。どなたかご存じでしたら教えてください。
9点(2003-08-04 17:25:05)
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