1. プレステージ(2006)
《ネタバレ》 面白く見ることはできたけど、好きにはなれない映画でした。 鳥を使うマジックで以前はカゴの鳥を殺していたんだと知って驚きました。 どこまでいっても復讐の連鎖みたいで見ていて嫌な気持ちになってしまいます。 チャン・リン・スー、テスラ・コイル、エジソンの話など、調べてみたくなることが多くて、そこは楽しめました。 世紀末のロンドンの雰囲気も良かったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-04 08:50:13) |
2. ファンダンゴ
ロードムービーが大好きなので、どこで面白くなるんだろうと思いながら見ていたけど、最初から最後まで寝てる男性以外に面白く思えるシーンが少なかったです。 道々で助けてくれる人がみな良い人ばかりなので逆に退屈でした。残らない映画です。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-01-02 01:12:14) |
3. ファイナル・デッドブリッジ
公開当時に3Dで見ました。さすが3Dで最初に飛び出してくる凶器でどきっとしたけど、その後はまあまあ。ストーリーも目にレーザーのシーンは、過去の歯医者のシーン同様に生理的に怖かったです。 さすがに少し経つとストーリーはあまり覚えてないけど、見てる時に楽しかったんで、こういうのもいいかなと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2015-10-08 15:47:04) |
4. フライド・グリーン・トマト
《ネタバレ》 ジェシカタンディの回想部分とキャシーベイツの現在が交差していきますが、それぞれ別の作品にしたほうがいいように思えました。 原作に片想いの同性愛的要素が含まれていると知って納得する部分もあります。 別の州から殺人の捜査にきている男が、このBBQはおいしいというので事件はばればれです。いろいろと説明的な部分が多いけど分かりやすい分にはいいと思います。 思ったよりフライドグリーントマトがおいしそうじゃなかったのが残念。 凍った湖と渡り鳥のはなしが好きです。 [地上波(吹替)] 7点(2015-01-18 01:11:44) |
5. PUSH 光と闇の能力者
見終わった後でなんだったんだと思ってしまうような映画でした。超能力ものは好きなのですが、これは痛かった。「ファンタスティック・フォー」にきびしく3点つけてしまったけど「PUSH」はそれ以下。 [映画館(字幕)] 2点(2010-02-14 17:11:23) |
6. フランシスコの2人の息子
「シティ・オブ・ゴッド」「セントラル・ステーション」を抜き、ブラジル歴代興収NO.1と言うふれこみですが、この3本を見ているとブラジルの国の貧しい一面が見られます。なんとなく、この映画はブラジルというよりもメキシコ的なイメージでした。ブラジルで実在するデュオの成功物語なのですが、オリジナルの音楽に親しんでいないせいか、物語にも音楽にはいりこめませんでした。大衆映画のような匂いが映画全盛期、高度成長期の日本映画を思い出させます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-06-12 12:54:35) |
7. ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド
《ネタバレ》 ケン・ラッセル監督など実在の監督を登場させているドキュメンタリー風なフィクションなのですが、知らない人が見たら実際にあったことだと思ってしまうかも知れません。映画全体に近親相姦同性愛的フリークスな雰囲気を漂わせているので、ある意味耽美的でもあります。見終った後引っかかる部分があって検索してみたらキース&ルイス監督がゲイのカップルだということで、なんとなく映画でなにを描きたかったが見えた気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-10 01:19:15) |
8. ファイナル・デッドコースター
《ネタバレ》 どうしても大阪のジェットコースターの脱輪事件を思い出してしまいますが、映画自体は想像通りで意外と最後まで見てしまいました。アメリカならではの若者風俗とホラーの王道という感じです。エクスポランドの時も亡くなった人を間近で見ていた人がPDSDになってしまったように、死んでしまう人はあっけないけど見ている方、次に来るかも知れないと思う方が恐いです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-04 21:35:47) |
9. プラダを着た悪魔
《ネタバレ》 面白かったです。ただBSで放映中のコロンビアドラマのリメイク「アグリーベティ」が大好きなので、同じファッション業界で場違いな新人という部分で、つい比べてしまいます。出てくる人たちが今ひとつ(ベティに比べると)意地悪じゃないし、ミランダのメリル・ストリープも、もっと悪魔だった方がいいような気がします。ラストも、かつて流行った職業ものの王道で予想通りでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-27 07:59:38) |
10. フール・フォア・ラブ
《ネタバレ》 ほとんどゴーストタウンのような街での愛憎劇。全体の色のトーンとストーリーの不思議さ、ちょっとリンチみたいですが充分に楽しめます。人口が少ないということで近親相姦なのか、なんだかよく分からない部分も魅力かも知れないです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-20 06:12:41) |
11. ブロークバック・マウンテン
《ネタバレ》 美しい自然を背景に男同士の純愛。というと腐女子が大喜びしそうですが、主人公以外の登場人物の心理描写がきちんと描かれているので、甘くなりすぎず見応えがありました。こういうストーリーだと主役のふたりのキャスティングで、どうしようもなくなる場合が多いのですが、ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホールとも、センチメンタルなシーン意外は押さえながらの演技で良かったです。こういう隠れ同性愛をテーマにした映画は、いかにも女好きな役者が演じても、その逆の役者が演じても難しいので、キャスティングの妙がすべてだと思います。この映画はめずらしい成功例だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-03 04:15:40) |
12. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
前作は面白くはなかったのですがCGは楽しめたので、多少の期待をしていましたががっかりしました。どうでもいいような台詞、なに考えているのかわからないファンタスティック・フォーの思考回路。おばかなお気楽ムービーになりきれない半端なシリアスさが気になりました。シリアスとコミカルのうまく混ざった映画は名作も多いのですが転びやすくもなります。この映画のコピー「地球滅亡までのカウントダウンは始まった。。。」ではないけど、映画を見はじめて10分も経たないうちに、退屈な会話の連続とストーリーに、上まぶたと下まぶたがくっつきそうになるカウントダウンがはじまりました。見ているのが辛い映画でしたが「トランスフォーマー」を楽しめた方はおすすめです。 [試写会(字幕)] 3点(2007-08-21 23:10:49) |
13. ブロークン・フラワーズ
ストーリーは可も無し不可も無しですが、ウィンストン役のジェフリー・ライトとビル・マーレイのやりとりが好きです。他人のトラブルを過剰なおせっかいを焼きながら楽しそうにしているウィンストンみたいな隣人がいたら、大変かつ楽しいだろうなあと思って見ていました。それに嫌々ながらも乗ってしまうビル・マーレイも良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-17 02:54:17) |
14. ブラックキス
映像を撮りたかったのが分かる映画ですが、ストーリーはありきたりで退屈でした。似たようなホラーが多いので、もっと主人公にシンクロできるようにしないと、たんに薄っぺらい作り物の域を出ないと思います。好きな俳優がたくさん出ているのに勿体ないです。それにしても草刈正雄、相変らずです。彼はコメディにした方が良いと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-14 03:35:17) |
15. ブラッド・ダイヤモンド
《ネタバレ》 これはディカプリオを見る映画です。ディカプリオなど賞味期限切れだと思っていた人が見ても惚れ直してしまうくらいおいしい役です。ストーリーは紛争地域から出土した巨大なダイヤモンドを巡る話ですが、ポルポト政権を思わせるような子供を洗脳させて戦士にさせる話や、洗脳された子供を取り返す父親の話など見所はたくさんあります。悲惨なストーリーなのに、見終ったあとで一番記憶に残っているのはディカプリオと、ジェニファー・コネリーのプラトニックなラブシーン。ジェニファー・コネリーも、どんどん良い女優になっていく気がします。久々に役者に酔える映画でした。ずるいです。 [試写会(字幕)] 7点(2007-03-28 02:29:14) |
16. ファニー・ガール
《ネタバレ》 マシンガンのような早口のしゃべりと、出しゃばりだけどシャイという両極端を併せ持った役柄はバーブラのためになるようなもの。あまりにも自分勝手だけど憎めないし、かわいいなあと思ってしまう。当時、バーブラのことを日本の某映画評論家が「こんな鼻の女優は日本では受け入れられない」と言っていたけど、「追憶」以降は日本でも人気が合った気がする。映画は面白くはあったけど、オマーシャリフの濃すぎる顔が苦手だし、個人的にそっくりの友人がいるので気持ち悪かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-20 03:28:47) |
17. ブラザーズ・グリム
《ネタバレ》 やっぱりテリーギリアムの映像は楽しいです。「ポポロクロイス物語」みたいな田舎の町の映像。おとぎ話の世界に生きる弟と、現実を見させよとする兄。個人的にマット・デイモンもヒース・レジャーも、今まで彼らが演じた映画の中で一番いい男に見えたし、 どの映画でも美しいなあと思ってしまうモニカ・ベルッチも一番魅力的に感じました。多少の強引さはあっても、むかし、むかしではじまる物語は、めでたしめでたしで終わるものです。とても良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-11 14:33:20) |
18. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
《ネタバレ》 手の熱でポップコーンができてしまうというのは面白かったです。それだけ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-08 14:23:02) |
19. 風船
《ネタバレ》 古い映画を見ると甘さが目についてしまうのですが、この映画は今に通じる、というより今だから尚更わかるような作品でした。知恵足らずの妹が、少し半端な気がします。それまで、私はいつもバカにされているからと言ってはいたのですが、自殺した人のお墓でつぶやく台詞で死んだことが理解できていないと言うニュアンスはいきすぎではと思いました。良いキャラなのに、そのせいで他の良いシーンすべての意味を変えてしまいます。全体にクールな映画でした。リメイクしたら面白いかも知れないです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-18 16:04:41) |
20. ふたりの5つの分かれ路
《ネタバレ》 離婚のシーンから出会った頃までを過去に遡って行きます。よくある普通の人の結婚生活や夫婦の葛藤、浮気などが描かれています。会話もいまひとつ、音楽もいまひとつ。大きな問題の起きないたんたんとした映画は好きなのですが、好みか好みじゃないかというとあまり好みじゃなかったです。あまり親しくない友人の、ありきたりな愚痴話を聞かされている気になりました。もっとブラックの効いた会話でもよかったのではと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-15 03:19:55) |