1. 不都合な真実
冒頭でゴア本人がジョークとして語ったように、一瞬だけ大統領になったゴア。あの時、疑惑のフロリダ票が再度集計されていたら、ゴア大統領が誕生していたならば、米国は京都議定書にサインしていたのかな?たらればでゴアを語れば9.11、アフガン、イラクとその後の世界地図が大きく変わっていたかもしれないんだよね、必ずしも日本に望ましい状況になったとはいえないかもしれないけど。ゴミの分別とエアコンをあまり使わない、28℃にする位しかエコ意識のない私ですが、エコバック買うのに行列作ってる人くらいは並びながらこの映画でも見てもバチは当たらないでしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 11:32:46) |
2. 武士の一分
《ネタバレ》 壇れいはキレイで良いし、木村も剣道経験があるからそれなりに決まってはいる。でも物語に共感できない。妻が騙されて手篭めにされるのは致し方ないとしても、その後も関係が続いているのが頂けない。島田の様な男が決闘場に本当にたった一人で現れると言うのもチョッと納得しかねる。”たった一度の過ち、だが武士の妻、舌噛み切って死ぬ”こんな展開の方がありふれてはいるが共感は出来る。山田監督がリアル時代劇を求めるならば、逆に”離縁された妻は島田の元に走る”こんな展開の方がリアルさが出て面白かな? [DVD(邦画)] 4点(2007-06-19 11:52:50) |
3. プラダを着た悪魔
常に先を読んで行動し、相手がなにを考えているかぐらい読んで、キメ細かい仕事するのは当たり前ですよ、これくらいの意識を常にもって仕事してもらわないと困る。ミランダが特別厳しい上司でもないし、アンディが特によくがんばってる訳でもない、やって当たり前。でもまあ、2人の着せ替えファッション対決、どんどん綺麗になっていくアンディとデビルのメイク落とした人間ミランダ、ラストの笑わないデビルの笑顔など見所あり。自らの後継者としての資質を備え、見込んだアンディを失ったミランダは今まで以上に仕事に打ち込んでいくんでしょうね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-08 13:41:35) |
4. フラガール
遠い空の向こうにとリトル・ダンサーとをミックスし、プロジェクトX”常磐ハワイアンセンター 炭鉱からの脱出”風に仕上げたと言う感じ。蒼井優と富司純子は良かったかな。会社も町も夕張よりちょっとだけマシだったと言うことですかね。 [DVD(邦画)] 4点(2007-03-28 09:50:20) |
5. プロデューサーズ(2005)
露骨で下品な笑いが肌に合わず辛かった。この手のセンスはまったくダメ。 [DVD(字幕)] 1点(2006-12-13 21:08:25) |
6. ブレイブストーリー
時間的制約もあるでしょうが一つ一つのエピソードがサクサクと進みすぎて予め筋書きの出来ているヒント付きのRPGをしている気分。ワタルもあれだけカッコ付けて見得切ったのにラストでコレは無いやろ~こんなオチ付けるから子供向きって言われちゃうんだろうな~ [DVD(字幕)] 3点(2006-12-12 09:59:18) |
7. PROMISE プロミス
ニコラスくんはえらい男前やね~、セシリアちゃんも可愛かったですよ、香港映画ももっと観てみよう。映像、音楽、俳優とオリエンタルムードは十分だし、物語はファンタジックで面白く、東洋の力を集めたこの映画に対する監督の、ハリウッド何するものぞといった心意気は感じます。がいかんせんCGが頂けない、CG駆使したエンタメ映画ではチャンイーモウの方が一日の長ありか。 [映画館(吹替)] 6点(2006-02-17 19:40:14) |
8. ブロードウェイのダニー・ロ-ズ
物語はなかなか面白いんだけど、ダニーロイズのような仕事に対する思い入れが空回りして間の悪い人って普通にいるんだよね、特別な共感もないし、アレンだからこそ面白いというほどでもない。素人衆あなどるなかれ、もっとオモロイ男はいっぱいいる。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-16 22:43:27) |
9. フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白
米国国防長官まで務めたマクナマラという人間の告白として、彼がここで語らなければ知る事が出来なかった事を知れたという意味では評価せざるを得ないのかな。キューバ危機やベトナム戦争について語る彼は冷静に見る事が出来るが、太平洋戦争について語る彼に対しては複雑な心境でした。如何に効果的に相手にダメージを与えるかという考えから、東京を始めとする日本中の都市の無差別空襲、広島・長崎の原爆、これら市民に対する無差別大量虐殺を戦争に負けていたら戦争犯罪人となっていたと認める彼。彼を認めたくない部分と認めざるをえない部分、それが戦争なんだと改めて感じさせられた。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-19 19:51:40) |
10. プライベートレッスン 青い体験
ぺ・ドゥナがあんなこんなしてるのが目当てなだけで・・・高校生の片思いに一々付き合ってたら女性教師も身が持ちませんよ。大好きな先生に自殺して迷惑かけるなよ。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-04 12:10:22) |
11. 古井戸
村の井戸を掘り当てるために愛する女性との結婚を諦め、一生を捧げる。村人達も私財を投げ打って井戸掘りを応援する共産主義万歳です。青洲の妻の如く男を支える2人の女性の競い合う愛はなんとも凄まじい。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-03 17:59:39) |
12. フォーガットン
予告編でかなり見たい映画だったんだけど、見なくて救われたよ。ギューーーーンってのはドリームキャッチャー級の衝撃&笑撃、参った。普通のサスペンスにしてくれば・・・誰がコレで行こうなんて言ったんだよ。 [DVD(字幕)] 4点(2005-12-21 17:54:44) |
13. ふるさと
ようやく完成間近となった岐阜県の徳山ダム、建設当時に比べ利用目的、利用価値も低下したこのダムの建設当初の徳山村の老人と少年の物語。日々独りでいることによりボケが進行した老人、そんな老人を家族は厄介者扱いするが、一人の少年だけは釣り名人の老人を慕う。子供とのふれあいの中でボケが解消されてきた老人は、やがてダムの底の沈んでしまう幻の淵へと2人で釣りに出かけ、そこで老人は一時の夢を見ながら倒れる。過疎問題、老人介護、公共工事に日々の生活、遠くの山村の話ではあるが実は私たちの生活とも密接に関係している事を考えさせられます。優等生すぎる映画ですが悪くはない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-11 21:13:53) |
14. 復讐者に憐れみを
因果応報、復讐が復讐を生むストーリー、オチもちゃんとオチてるしオールドボーイ同様にこの監督のこの感じ好きですね。所々に北野テイストなんかも感じるが、この監督のバイオレンスの方がよりエグイんですよ。その期待を超えるエグさに目を覆いたくなりながらも見てしまう。この揺さぶられる感覚が堪らない、見ている人間の普段隠れている本性をあらわにしてしまう、実に上手いです。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 23:55:10) |
15. ブラザー・ベア
この話はこれで面白いんでしょうか、もう少し真剣に見る必要があるとも思えないス。コグマのように可愛いがうるさいチビ3人に免じて甘めの点数。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-23 16:12:56) |
16. 4TEEN フォーティーン<TVM>
4人の14歳の中学生が主人公の日本版スタンドバイミー的な映画。病気に悩み、恋に悩み、生死に悩み、家庭に悩む、そんな彼等は熱く厚い友情で結ばれている。コイツ等といる時のオレって最強だよなという感覚がとても青臭いんですが、とても懐かしい薫りで清々しい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-13 23:47:55) |
17. 舞台恐怖症
昨今の映画においてウソのフラッシュバック作品なんて珍しくもなく、気に留める程のものでもない気がしますが、当時は問題作だったんですかね。デートリッヒは貫禄十分、美しさとヒールな狡猾さの対比が良いですね。キラキラ光るアクセサリーの数々、あんなに光るってのは全部ホンモノなんでしょうか?凄いね、スゴイね、スゴイネ・デートリッヒ。人間関係や恋の行方などサスペンス以外の部分も楽しめる良作。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 13:01:36)(良:1票) |
18. 武士道残酷物語
日本人の精神に何世代にも渡り刷り込まれてきた儒教の精神、封建的社会の中、儒教の教えからすれば善である飯倉家に起こる非道な仕打ち。そんな一家の歴史を知りえていてもそのDNAに刻まれた行動規範からはずれる事は容易ではない。孔子の教えを活かすも殺すも人次第、倫理道徳をうまく活かして行かねば悲劇は繰り返される。ただし、この映画一番の面白さであり一番のマズイところはそもそもの設定が不味い。司馬遼太郎先生も仰るように封建社会において恨みは世襲するという観念がスッポリと抜け落ちている部分、本来はあり得ないお話。 [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-29 14:29:48) |
19. blue
自分とチョッと違う大人びた同級生に憧れ、追いかけて行くうちにやがて本当に自分のやりたい事を見つけ、大人になっていくという様なパターンってよくありますよね・・・映像を見せたいがために敢えてストーリーを捨てたんでしょうか?市川美日子はいい感じを出してました。 [DVD(吹替)] 2点(2005-04-25 18:13:27) |
20. 不貞の季節
緊縛SM小説家とその妻と編集者の織り成す、コミカルで悲哀の漂う物語。小説の中では何人もの女性を縛り上げ官能の世界を描く小説家も、実生活では妻を満足させることが出来ない。編集者の告白する妻は自分の求める官能的な世界に生きている。そんな2人の全てを許すと共に、かつてない名作を書き上げる。 7点(2005-03-13 11:10:21) |