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コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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1.  文豪ストレイドッグス DEAD APPLE 《ネタバレ》 
テレビアニメ版を観てなきゃナニがナニやらサッパリわからん系の、文豪の名を冠したイケメン(と少数女子)が異能バトルする劇場版アニメ。  中島敦が虎と化したり、泉鏡花がスタンドを操ったり、中原中也が重力を操って一区画を灰にしたり!と、文豪たちがヒタスラ熱くバトルするアニメなのだ…が、改めて文章にすると「アタマおかしいんじゃねぇの?」と思われること必至な文豪ストレイドッグス。  とりあえず、テレビシリーズ好評の末の劇場版という事もあり、作画も美術もコンテも役者陣も、気合十分。  こぢんまりとしているようで、ソコソコ壮大な物語は、スッと腑に落ちるような造りになっており、高評価かも。  岩崎琢の音楽がカッコよく、泉鏡花の佇まいが可愛らしい。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-28 05:56:35)
2.  BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅 《ネタバレ》 
私的には大不評だった一作目の感想を「悪い意味で次回作に期待」と締めたが、今作はなんと良い意味で裏切られた。  始終「真面目か!」とツッコミを入れたくなる点や、テンポの悪さや唐突さ、アマ声優の演技のぎこちなさ等、問題点が無い訳ではないが、原作のニュアンスに沿おうとする製作陣の姿勢が真摯であり、ケチが付けにくい。  三作目(完結編)はいつ完成するのかわからないが、今度こそキチンと期待したいところ。  蛇足ですが、ブルーレイの映像特典にダライ・ラマ14世が!予想外すぎて笑った。氏が観られたかは否かは定かではありませんが、嬉しそうにしておられました。そのうち自称・仏陀の生まれ変わりサンとか出しゃばるんじゃないかと、一抹の不安。(杞憂)
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-09-27 04:35:12)
3.  planetarian〜星の人〜 《ネタバレ》 
「万物に神は宿る」という日本人らしいお題目と、出涸らし感のあるデストピアSFの見事なマッチングに、感服。  お涙頂戴とキザな世界観が苦手なKey原案と、萌えの最大公約数的な駒都えーじという「どうにもイケスカないタッグ」に、最大限の警戒をしながら鑑賞したのですが、いやぁ、面白かった。嬉しい驚きでした。エンドクレジットで、監督は「JOJOシリーズ」の津田尚克と知り、二度驚かされました。  音楽がちょっとクドイかなと思った以外は、何もかもが及第以上。特に脚本が巧い。佳作です。
[DVD(邦画)] 7点(2017-04-12 00:56:17)
4.  伏 鉄砲娘の捕物帳
「アニメっぽくないアニメ」が主流になりつつある今日この頃に、勢い余って登場した「いかにもアニメ然とした娯楽冒険活劇!」的な作品。  しかし残念ながら脚本や設定の薄さ・猥雑さが災いし、そのアニメっぽさが「ツッコミ所の多い隙だらけ作品」に見えてしまった。非常にもったいないカンジでした。  子供向けにしてはシリアス過ぎるし、大人向けにしてはハシャギ過ぎ。かと言って、オタク向けとも思えない。うーむ。消化不良で中途半端な出来だった。  しかし、デザインコンセプトの良さと、動画のクオリティ、ヒロイン・浜路の健気なキャラクターが非常によく、とりあえず及第点以上の評価です。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-21 23:09:25)
5.  ファイナル・ジャッジメント 《ネタバレ》 
「ファッキン憲法9条!」やら「危機感のない愚民どもに冷や水ブッかけてぇ!」やら「私もコックサッカーな左翼どもの思想の犠牲者でったんdeath!」などのパンキッシュかつアナーキィな主張を、よりによって宗教色に絡めて信仰心を煽るという、その混沌たるや!  今回も、なかなかのブッ飛んだ作品だったのですが…やはり大川センセイの「百花繚乱・お花畑な世界観」は、アニメにしてこそ、その真価があるように思える。イヤガオウでも現実味が帯びてしまう実写映画じゃ、イマイチ弱いのだ。ありえなくね?って、思ってしまうのだ。  (や、結局はアニメ作品でもありえなくね?と思う私なのだが)  まぁ、とりあえず、この映画を観終えて言える事は…幸福実現…否、幸福維新党の惨敗に、お悔やみ申し上げます。しかし、その悔しさがこの作品を産んだ原動力になったのであれば、(Z級映画を愛す私的には)超幸いです。   今回も高度な笑いを、ありがとう。大川親子に乾杯。
[DVD(邦画)] 1点(2013-05-14 05:02:50)
6.  ブレーキ(2012) 《ネタバレ》 
ソリッド・シチュエイション・スリラーって、脚本家のアイデア賞みたいな面白さがあって嫌いじゃないんですが、この作品はちと微妙。  硬質ガラスに閉じ込められた政府職員を拷問するために、テロリストが選んだ手段が、何と「蜂」とか、イヤイヤ、バラエティ番組過ぎるだろ。思わず暗闇の向こう側で一生懸命「蜂を投入するテロリスト」とか、懸命に想像しましたが、絵面が無理過ぎる。  オチのシーンで「実は、めっさ手の込んだテストだったんすよ!」と言われても、やっぱ、蜂はないな。蜂は。  衝撃らしいあのラストも、余計だ。色々と惜しい作品。  …蛇足ですが、あの密室内にあったタイマーの存在意義が、よくわかんなかった。
[DVD(字幕)] 4点(2012-10-11 22:34:27)
7.  5デイズ
暢気に北京五輪を観ていたときに、ロシアとグルジアではそんな事が起きていたのか…と思うも、暢気にロンドン五輪を観ていたときには、シリアの内戦が加熱していた訳です。  華々しい世界的イベントが開催していても、その時世界ではエライ事が起きている。  「世界はまだまだ暴力に満ちて、平和ではありません」(倉持陽一)という事を、ついつい忘れてしまいがちな私には、なかなか考えさせられる映画でした。  ちょっと嫌露すぎる内容で、ヒロイズムが鼻にツく映画ではありましたが。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-21 02:09:44)
8.  ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 
「さて、どんな手段で殺っとく?」というワクワクした声が聞こえてきそうな死亡フラグ制作委員会(勝手に命名)の意気込みもあってか、今回もイイ仕事でした。(特に体操シーンのアレには超驚かされた)  というか今回は、あまり複雑化させずにルール立てをし、なおかつ本作エピローグと1作目のプロローグとをくっ付けるという妙技を披露した、脚本家の功績が非常に大きいでしょう。  ラストの生き残り君もキッチリ取りこぼさない隙の無さは「(たぶん、身代わり君の寿命も実は短かった的オチではないかと)薄々感じながらも、騙されてしまう」から気持ちイイ。  ファイナル・シリーズファンとしては、非常に満足。お見事でした。  …蛇足ですが、鍼灸や眼科など医療系の死亡フラグは、なるべく立てないで欲しい…これはマジで怖いから。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-26 02:22:32)
9.  ファール・プレイ 《ネタバレ》 
「タクシー客」や、オペラの「ミカド」などよりも、逮捕劇にドン退きしているオペラの観衆が、すっ呆けた法王の拍手に釣られて拍手するラストシーン。ここが何とも日本人的笑いで面白かった。
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-04 00:25:18)
10.  ファイナル・デス・ゲーム 《ネタバレ》 
アイデアは内野安打的な感じですが、演出が凡庸で愚鈍。もうちょっと悪趣味でもいいと思う。特に物騒な重機でスプラッタムード高まる材木所で、安CGの蛇に襲われるシーン。なんなんだそれ。がっかりだった。予算切れ?ちょっと惜し過ぎる。  そして蛇の話題の後に蛇足だが、予告編の「恐怖!崖の下のカニバリズム!」という立木文彦のナレーションと、カニに啄ばまれるグロシーン。マジボケなのか駄洒落なのか判断つきませんが、カニバリズムはカニに襲われて喰われる事じゃないよ!ちょっと不覚にもウケました。  ちなみにカニバリズムとは食人嗜好、もしくは種内捕食という意味。崖から落ちた彼が人の皮を被ったカニだったのなら、適切な予告なんですが。
[DVD(字幕)] 3点(2011-08-25 01:30:17)
11.  フィッシュストーリー 《ネタバレ》 
アイドルに疎い私としては「モーニング娘。も、初期は五人」という台詞が「へぇ、そうなんだ」的な台詞だったが、モノが「フィッシュストーリー」なので、この豆知識は信用していないままだ。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-21 00:34:55)
12.  プランゼット
曽利文彦の数万倍は期待しているんですが、その期待を(イイ意味でも悪い意味でも)裏切るような、フザけた作品を作るヒトである。  しかし、そのコストパフォーマンスの低い「アツさ」と「可笑しさ」、そしてテキトー臭い脚本が、ステキ過ぎて逆らえない。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-14 01:50:51)
13.  THE 4TH KIND フォース・カインド 《ネタバレ》 
本物(笑)の映像と演者の映像を巧みに合わせてみたり、対比してみたり、カブせてきたりと、演出が中々に芸細かい。元々在りもしないアブダクトの真実味が、無から生まれてきそうな面白さでした。  特にタイラー博士(本物のほう?)の痩せた体と虚ろな瞳は、見事なまでの現実感!ハッキリ言って、UFOよりも、白フクロウよりも、空中浮遊男よりも、怖い。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-13 06:08:31)(良:2票)
14.  プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク<OV>
一本の作品としては評価できないが、プリズンブレイク1~3・ファイナルシーズンと追いかけてきたTVシリーズファンの私としては、何とも感無量な内容です。
[DVD(吹替)] 5点(2010-07-24 04:27:41)
15.  ファイナル・デッドサーキット 3D
これまでのシリーズのおさらい的作品で、安定感はあっても驚きがない。こういうシリーズに有りがちな「続編に期待してくれ!」的な緊張感の無さを感じる。嫌いじゃないんですけどね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-24 04:22:22)
16.  F.R.A.T./戦慄の武装警察
私がJ・ティンバーレイクのファンであるという点を差し引いても、実に退屈な映画だった。脚本はソコソコ良かったと思うんですが、演出がヘタレ過ぎ。社会派で行くのかガンアクションでドンパチ楽しませるのか。ハッキリしないどっち着かずな印象。OPシーンは、結構格好よかった。
[DVD(字幕)] 4点(2010-03-12 01:15:48)
17.  仏陀再誕 《ネタバレ》 
大川隆法が「エルカンターレ」に続いて世に送り出した説法アニメ映画と聞き興味津々となり、主演・小清水亜美!という事で、結果観にいく羽目に。  想像通りの説法色バリバリの抱腹絶倒コメディ作品でした。  内容はというと…「闇の催眠術集団・操念会VS仏陀率いる光の戦士・TSI」が、メディアを通して信者獲得合戦!勝つのは光か?闇か?…といった感じですかね。幻覚と解脱がひたすら繰り返される、説法くさい「幻魔大戦」とでも申しましょうか…。  とりあえず…説法の合間に差し挟まれるオタク向けサービスカット「入浴シーン」や、神社での「ラブコメ」要素、さらに小清水亜美のツンデレ要素までも織り込まれてあるソツの無さには、ちょっと驚きました。  「アニメブームとやらで一億総勢オタク化しているこのご時世、アニメ映画なら信者獲得も容易いはず!とりあえずツンデレ要素も織り込んどけ!」的、耳障りなソロバン勘定が聞こえてくるようです。  言いたいことやツッコミ所はエベレスト級に山積しているが、轟音とともに虚空に届かんとする、その豪快な空振り三振に、とりあえず拍手を送りたい。  そう!私はその豪快なスウィングの果てに散る、ありがたくも見事な大川隆法の三振が観たかったのである。  このサイトにて、久しぶりに0点をつける事ができる作品に出会えたことを光栄に思います。
[映画館(邦画)] 0点(2009-11-16 10:32:19)(笑:1票)
18.  ブラックサイト
ちょっと、どっち着かずで散漫な印象。サスペンス物として脚本を練るか、猟奇殺人物として意匠を凝らすか。そこらへんをもうちょっとハッキリさせていれば、もう1、2点は平均点が上がったのではないか?設定は悪くないだけに、勿体無い。  しかし、作中の興味本位で悪趣味な殺人サイトを閲覧し、少なからず凶行に加担していた奴等と、この作品をそれなりにワクワクしながら観ていた私。一体どう違うというのか?と、ついつい考えてしまった。  これが製作者の狙いだとしたら、中々見事と言えなくもないかも。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-05 23:50:44)(良:1票)
19.  ブラック・ジャック ふたりの黒い医者
子供向けと割り切って観賞するなら及第ソコソコといった感じの出来ではあるが、原作に背もたれし過ぎた脚本のテキトーさといい、安っぽいヒューマニズムといい、雑で安普請な印象。特に「彼は君の中で生きている」という完全なNGワードな台詞で安易に泣かせようとする、脚本のセンスに難アリ。何ともヒドイ。鹿賀丈史の巧さも石垣・平山の演技に足を引っ張られた感じで勿体無い。やっぱBJシリーズの監督は出崎統に任せるべき。
[DVD(邦画)] 2点(2008-03-29 17:53:55)
20.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
キューティーハニーで大根っぽさを存分に醸し出していたサトエリに対する不安は、完全に杞憂でした。ハマリ役過ぎて、笑えない。見事。原作ファンとしても楽しめました。超ドロ沼姉妹喧嘩を、こうも見事に映像化出来るとは。正直驚いた。蛇足ながらラストシーンで気になったのは、佐津川愛美が左利きなのか、もしくは呪みちるが左利きなのか、でした。
[DVD(邦画)] 8点(2008-03-25 00:37:11)
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