1. フレディVSジェイソン
長々と待たされた甲斐があったといえる出来。ロニー・ユー監督「ホラー映画が嫌いなヤツに媚びる必要は無い!」「どちらのシリーズにもハードコアなファンがついているから、私みたいに何の知識も無い人間がやって怒らないか妻は心配だった」「それぞれの作品に決まりごとがあり、それを無視して勝手な解釈を持ち込んではいけない」。この監督、両作品とも一作目しか見たことが無かったらしく、2週間ひたすらシリーズを見まくったり、フレディ役のロバート・イングランドや、13金の生みの親であるショーン・S・カニンガムと話し合って勉強したとか。それにしてもマニア心を理解している監督で良かったw。脚本も練りに練ったというだけあって、非常に素晴らしい!シリーズを見てきた人には「ニヤリ」とさせてくれるシーン多数。エンディングのバージョン違いも数種あるそうなので、DVDにでも入れて欲しいな。日本で言えば、ガメラvsゴジラ、馬場vs猪木くらい超ビッグなカードである今作。続編の話が既に出ているそうです。まぁこの2人は何でもアリだからね(笑) 10点(2003-10-20 19:42:15)(良:2票) |
2. ブルース・ブラザース
テレビ放映版の方が、余分なシーンを切ってあるので上手くまとまってる感じですが、ミュージカルとしてもコメディとしても最高ですね。サントラも良く聞いたなぁ。 10点(2003-09-12 22:25:01) |
3. フットルース
青春映画。話もダンスシーンも良かった。マッチの吹き替えも有りといえば有りかな?映画サントラとしては、80年代最強でしょうね。 9点(2003-10-19 13:45:23) |
4. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 スナイプスにも、ようやく当たり役が来たというトコですね。オープニングからしてカッコ良すぎ。サングラスを取り返すシーンには鳥肌。 9点(2003-09-12 18:10:54) |
5. フラガール
東北の炭鉱という俗世からほぼ隔離された世界での一大事業だったわけですが、180度違う方向のハワイにあの格好。映画に描かれた以上の相当なバッシングがあったでしょうね。常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾ-トハワイアンズ)には特に興味も感慨も受けるでもなく、「寒いトコにハワイとは安直だな」とか思っていました。歴史ありですね、どうもすみませんでした。 時代背景や美術もよく出来ていて(まぁ当時を撮ったドキュメンタリーで見た程度ですけど)見入っちゃいましたね。豊川演じるお兄ちゃん頼りがいあったな。最後も決まってた。 人生を炭鉱にかけた人たちや、リストラされ夢破れた人たちのため、そして自分の人生のために立ち上がった娘さんたち。みんな輝いていてカッコいいね。 [映画館(邦画)] 8点(2006-10-06 20:54:49) |
6. ファイブスター物語
入門編として良く出来ている。コレを見せてからだと漫画にはまりやすいかも。ラキシスの豹変振りが見所?「ミラージュナイトに護衛されたい」とか思ったっけな。 8点(2003-11-16 01:27:53) |
7. フライトナイト
《ネタバレ》 隣に越してきた吸血鬼退治に、テレビでバンパイアハンターを演じるピーター・ビンセントに頼みに行く主人公。だが予想通り役者であってリアルではなく、吸血鬼を目の当たりにすると尻ごみ。だが主人公たちを救うため勇気を振り絞り、向かっていく姿はカッコ良かった。 8点(2003-10-31 01:08:10) |
8. フロム・ビヨンド
ブライアン・ユズナの悪趣味全開。エログロ描写がナイス! 8点(2003-10-31 00:58:51) |
9. ブルーサンダー
エアーウルフがもてはやされた時、私はブルーサンダー派でした。ロイ・シャイダーがシブイ。 8点(2003-10-19 14:12:47) |
10. フェノミナ
相変わらずのアルジェントの残虐性、ジェニファーの妖精のような美しさが合さりあい、神秘的な雰囲気漂う作品となっている。音楽もイイね。 8点(2003-10-19 13:55:16) |
11. フィールド・オブ・ドリームス
キャッチボールのシーンは良いね。 8点(2003-10-18 18:12:03) |
12. ブルース・リー/死亡遊戯
音楽は最高にカッコいいですね。リーは塔のシーンだけの出演ですが、存在感がもう神です。 8点(2003-09-30 03:43:58) |
13. プレデター
シュワ出演作でベスト3に入る作品。プレデターの設定も良かった。プレデターvsエイリアンはいつやるんでしょう? 8点(2003-09-17 00:34:32) |
14. ファイト・クラブ
先の読めないストーリー展開。ブラピが過激でカッコいい。 8点(2003-09-12 21:37:06) |
15. ブラッド・ワーク
《ネタバレ》 やっぱイーストウッドは演出が上手い。間も良い。ハリー・キャラハンを思わせる暴れっぷりも見られます(これは嬉しかった)やっぱ「悪と戦う男」を演じると、特にカッコ良すぎだなぁ>イーストウッド 8点(2003-09-12 17:46:35) |
16. ブラックアダム
《ネタバレ》 原作未読。アンチヒーローというブラックアダムでしたが普通にヒーローでしたね。まあ悪の虐殺っぷりはヴィラン風でしたけど。それに対抗するあの世界でのヒーローチーム『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)』というのが登場しますが、多少既視感があったしただの噛ませ犬かと思いきやリーダーと若手2人に参謀格のベテランで構成されていて、能力も見た目もコンビネーションもイイ感じにハマっていてブラックアダムとのバトルは見ごたえがありました。未来が見える魔術師フェイト役でピアース・ブロスナンが出てきて「おおっ」と思いましたが、リーダーのホークマンを脇から支え時には導き新人コンビも見守るチームの要的な立ち位置を貫禄たっぷりで演じていてストレンジに勝るとも劣らないカッコ良さでしたし、巨大化するボケ担当のあんちゃんとそれをカバーする風使いのおネエちゃんも自分の信じた正義を貫こうとするホークマンも魅力がありました。そして、肝心のブラックアダムはロック様なだけあって見た目は完璧で悪の雰囲気を感じさせつつ確固たる自分の正義を持った男にピッタリな上に、まさに『空飛ぶ大量破壊兵器』といった大暴れっぷりで今後が楽しみなキャラでしたね。アクションの見せ方や適度に入るギャグの塩梅も良い意味でDCらしくなく楽しく観ることが出来ました。 [映画館(字幕)] 7点(2022-12-07 22:12:58) |
17. ブラック・ウィドウ(2020)
《ネタバレ》 配信ドラマは一切見ておらず予告編は去年映画館で観たきりで一切情報を入れずに鑑賞。マーベル・スタジオのロゴが出るOPは「ついに帰ってきたな」とテンションが上りました。 95年オハイオを舞台にした冒頭の逃亡劇で父アレクセイのキャップ並の能力に「おおっ!」と思ったところから一気に引き込まれました。それから21年後が本作の舞台。ソコヴィア協定で仲間同士が対立したシビルウォー後の逃亡生活中に暗殺者に襲われ、妹がまだ生きていて殺害したはずの指導者ドレイコフとかつて在籍していたレッドルームの健在ぶりを知り、因縁にケリをつけるためにオハイオで3年年間一緒に過ごした家族との再会を決断する、という流れ。 その家族の父アレクセイはキャプテン・アメリカの対抗馬でロシアのスーパー・ソルジャー、母メリーナはナターシャの前世代のウィドウでもある科学者、妹エレーナは現役ウィドウという構成でしたが全員キャラが立ってて面白かったですね。特に妹エレーナ役のフローレンス・ピューは家族が大好きで実は甘えたい末娘していて良かったです。ナターシャとの相性もバッチリで決めポーズのイジリなど掛け合いが可愛らしくて微笑ましくもっと観ていたいなと思いました。ナターシャ亡き後、彼女を据えるんでしょうけど楽しみなキャラが誕生しました。 家族が立ち向かう相手ドレイコフはレッドルームというスパイ養成組織を支配し、幼い少女を集めマインド・コントロールと戦闘や諜報活動の訓練で女暗殺者ウィドウとして育成。彼女たちを使い世界を裏から操ろうとするオッサンでしたが女性を支配し意のままに操るというとハーヴェイ・ワインスタインを思い起こさせますね。なかなか攻めた脚本でした。そのゲスい巨悪を家族と共に倒し、自身と同じ命運を辿りそうだった多くのウィドウたちを解放したワケですが良く出来てたと思います。たった3年間の偽装家族だったとはいえ多感な少女時代の記憶は鮮明に残っていて、21年ぶりに再会しても違和感なく溶け込め表情も穏やかになっていたナターシャ。家族の愛に触れたコトにより『エンドゲーム』でのあの決断がより一層深みを増した感じ。 [映画館(字幕)] 7点(2021-07-17 23:13:06) |
18. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 新型レプリカントでありながらブレードランナーとして活動しているK。農場の旧型レプリカント解任の命を受け実行すると枯れ木の根元に謎のケースが埋まっているのを発見。それは旧型女性レプリカントと判明しさらに妊娠と出産の痕跡もあった。その奇跡の子供は?という導入から始まりますがとても興味深かったですね。「人間と人造人間(レプリカント)の境界線が崩れ去ろうとしてる」とは良いコピーだなと。ロングショット乱発効果で上映時間が長めですが、心情含め演出上必要だった気もする場面もあれば無意味なシーンも多かったかな。その思わせ振りな間の長さで行間を読ませる手法は上手かった。自分は特別な存在なのかもしれないと思わせておいて実は子供時代の記憶はより人間らしくなるように植え付けられたモノであり、愛したAI彼女であるジョイも自分も所詮は人間のために作られたプログラムと看板広告の巨大ホログラムを見つめながら悟り絶望したKの姿が悲哀を感じさせて凄く良かった。その後、デッカードを守り子供と引き合わせるのは自我というかよほど人間らしい行動だったな。前作のロイと同じだ。概ね前作をなぞった作りだし世界観もさらに荒廃が進んでいて地続きした感もあるので観やすかったですね。上映時間のわりに短く感じました。 [映画館(字幕)] 7点(2017-11-04 19:05:47) |
19. フッテージ
《ネタバレ》 一般にかなり普及したモノで言うと日本ではビデオ、アメリカでは8mmフィルム(スーパー8)の違いがあるだけで、どうみても『リング』に影響受けてますね。観ている人を不安にさせる演出は神経を逆なでするような低音高音を織り交ぜた不協和音なども巧く使っていて効果抜群だったし、一家惨殺の猟奇殺人と呪われた家の関係性なんかも面白く観るコトができました。ただ、後半あたりでラップ音の原因が姿を現してからは、あーなるほど、と思ってしまいましたけども。破産間近で大逆転を狙って越して来たノンフィクション作家の主人公一家があの結果に終わるのは必然かな。 [映画館(字幕)] 7点(2013-05-17 01:07:58) |
20. フランケンウィニー(2012)
《ネタバレ》 オリジナルは観た事があります。オリジナルは実写で今回はストップモーション・アニメでリメイクし長編化。バートンらしい暗く恐ろし気でありながらキモ可愛いキャラクターたち満載で奇妙な雰囲気が抜群。バートンが愛しているホラー映画や日本の怪獣映画へのオマージュもそこかしこに見られ、ブラックユーモアも効いているのでコアなファンの方もニヤニヤしちゃうと思いますね。スパーキーも本物そっくりで愛らしい仕草なので犬好きな方にもオススメです。あ、でも亡くなったものを生き返らす、というお話だからからどうなんだろう。 フシギちゃんの飼っているおヒゲくんの予言。アレが何度も出るのでカラーじゃなくて良かったなと思ったのは私だけではないでしょう。今回もあった「GOOD BY KITTY」にも笑っちゃいましたね。バートン作品では久しぶりに楽しめました。 [映画館(吹替)] 7点(2012-12-18 22:09:53) |