1. ブルワース
キャプラの映画を、うんと毒てんこもりで、皮肉に皮肉に作ったらこうなったという映画のお手本。佳作だと思います。 7点(2004-01-02 23:56:19)(良:1票) |
2. プリティ・ウーマン
な~んだ、これ「マイフェアレディ」じゃないの。まずまずの佳作コメディでしょう。 7点(2003-12-07 22:35:52) |
3. フェノミナン
トラボルタの悪口を言ってる奴らにロバートデュバルが「あいつの悪口を言えば、枕を高くして寝られるのか!」と怒るところは「そうこなくっちゃ!」と嬉しくなり、ジ~ンと来た。 7点(2003-11-23 01:17:53)(良:1票) |
4. フェイス/オフ
これ大林宣彦監督の「転校生」を下敷きにしてますね。うまくやったな~。なかなかやるじゃないの。 7点(2003-11-22 02:12:12) |
5. ブロードウェイと銃弾
ジョンキューザックはちょっとミスキャストかな。でもパルミンテリは絶品。この人、俳優でなおかつ自分で戯曲も書いてしまうという、とんでもない才人だそうですね。まいりました・・・。 8点(2003-06-22 21:45:15) |
6. フィッシャー・キング
ラストだけで充分傑作です。いいなあ、嬉しくなるよ。粋で、暖かくて。 8点(2003-06-13 22:50:29) |
7. プライド・運命の瞬間
この映画は犯罪です。弁護の余地もありません。ドイツで「ヒットラーは立派な人だった。ナチのやったのは正しい戦争だ」なんて言ったら、作った監督は生きていけませんよ。そういうことへ僕らが鈍感かということは、日本があの戦争をまったく総括してない何よりの証拠。この映画はいけません。犯罪です。 0点(2003-06-13 22:46:23)(良:3票) |
8. ブロンクス物語/愛につつまれた街
まっとう、すごいまっとうな映画。デニーロの高潔な親父もいいし、パルミンテリのマフィアのボスもいい。主人公にデートのてほどきをする場面の説得力はすごい!寅さんだぜ。 8点(2003-05-17 23:27:32)(良:1票) |
9. フック
ファンタジーならファンタジーに徹してくれればいいのに、現代的な問題を取り入れたりするからこうなる。ダスティンホフマンのフックはピッタリ。 4点(2003-05-04 00:38:46) |
10. プライベート・ライアン
スピルバーグは「シンドラーのリスト」でホロコーストを、そしてこの映画で、ノルマンディをテーマパークにした。それはそれでいいけど、「反戦」なんて言わないで欲しい。イラクを攻撃したブッシュの大儀とどっか通じるものを感じる。詭弁だ。これは「戦場映画」で「反戦映画」ではない。戦争の悲惨さを描いてはいるが、これでは、ただの解説。こういうリアリズムはある種、映画にとっては堕落だと思います。それにやっぱり物欲しげ。この人は映画には「省略」という節度が必要なことを忘れてしまったようだ。子どもの感覚で撮った、リアルなリアルな「戦場ごっこ映画」。 しかし、商売上手な人だとは思う。「西部戦線異状なし」「七人の侍」「史上最大の作戦」をうまくミックスして、本当に商売人だぜ。でもホロコーストもノルマンディもこの人がやると、どっかテーマパークみたいになってしまうところが・・・・・これで、いいのかなて思ってしまう。 これは反戦映画じゃないよ。「戦場映画」だよ。「ジュラシックパーク」で恐竜をどこまでリアルに描けるかってのを、今度は戦争でやりたかったんだな。ストーリーも、テーマも後付の理屈って感じがするよ。だから嫌いなの、最近のスピルバーグは。 確かに初めて見たときは、ラストで泣いてしまった。でも、後で思ったよ。「ちくしょ~、スピルバーグのやり口にまんまとやられた!」と。観客の生理を熟知している監督だからなおさら泣いた自分が悔しかった。 5点(2003-05-04 00:36:36) |
11. プロポーズ
リメイクとシリーズ物が、やたら多い昨今のハリウッド映画、企画力が落ちているんですね。それを、もっとも感じさせたのが、この映画。キートンの「セブンチャンス」のリメイクなんだけど、監督は、これをやるの嫌だったろうな。どうしたってキートン以上の作品が出来るはずが無いもの・・・・。 4点(2003-04-20 22:46:31) |